第32回日本SF大賞選考発表会が2011年12月11日に行われ、上田早夕里氏の小説『華竜の宮』が大賞を受賞した。 日本SF大賞は日本SF作家クラブが主催するもので、小説・評論・マンガなど、ジャンルやメディアにとらわれることなく、SF作品の中からもっともすぐれた業績を選ぶもので、2010年9月1日から2011年8月31日までに発表された作品が対象。冲方丁氏、貴志祐介氏、豊田有恒氏、堀晃氏、宮部みゆきら氏が選考委員を務めた。 選考委員のひとりで作家の貴志祐介氏は大賞受賞作について 「一歩抜け出ていて、"貫録勝ち"という感じ」と、『華竜の宮』を評した。 ◇関連サイト ・[ニコニコ生放送] 選考結果の発表から視聴 - 会員登録が必要 http://live.nicovideo.jp/watch/lv73705171?po=news&ref=news#0:23:11 (土井大輔) 小説『華竜の宮』で