7月28日、大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で、アルバイトスタッフの山口陽平さん(28)が着ぐるみショーの練習後、バックヤードで倒れ、熱中症で死亡した。この件について、「週刊文春デジタル」では、同パークの元着ぐるみスタッフの告白をスクープした。 元スタッフによると、着ぐるみショーの業界では、いかなるときも人前で着ぐるみを脱ぐのはご法度とされ、「山口さんもSOSが言えない状況だったのでは」と運営の体制と業界の悪しき慣習を訴えた。 「ひらかたパーク」の広報担当者は「緊急時はハンドサインが決められており、着ぐるみの着脱は認めている」と説明している。