【動画】一度は乱獲で絶滅寸前に追いやられたイタヤラ。今では数が回復し、その存在を邪魔者扱いする人もいる(解説は英語です)。 米国フロリダ・キーズ沖の温暖な海のどこかを、「シルビア」と名付けられた大魚が泳ぎ回っている。希少なハタ科の魚イタヤラの1匹で、体長は180センチほどで、ゴールデンレトリバーのように人懐こい。 シルビアは2014年、ファビエン・クストー氏が海底に設置された海中研究室「アクエリアス」で探査に携わっていたとき、もう1匹の仲間と一緒にたびたび姿を見せていたという。著名な海洋科学者シルビア・アール氏にちなんでクストー氏が名づけた。(参考記事:「海を守る“深海の女王”シルビア・アール」) シルビアよりもさらに体の大きなもう1匹には、クストー氏の祖父ジャック・クストー氏の頭文字を取って「JYC」と名づけた。(参考記事:「アクアラングを発明したジャック・イブ・クストーを支援」) 「ほ