動物と統計に関するagrisearchのブックマーク (34)

  • 9000年前に女性ハンター、「男は狩り、女は採集」覆す発見

    9000年前の南米アンデス山脈における狩りの様子を描いた想像画。この時代の墓を分析したところ埋葬されたハンターが女性だったことは考古学者たちを驚かせた。(MATTHEW VERDOLIVO, UC DAVIS IET ACADEMIC TECHNOLOGY SERVICES) 2018年のある日。米カリフォルニア大学デービス校の考古学者ランダル・ハース氏の研究チームは、ペルーのアンデス山脈で発掘された約9000年前の墓の周りに集まった。墓の中には成人のものと思われる骨とともに、多種多様で見事な狩猟用の石器があった。大きな獲物を倒し、その皮をはぐ作業までの道具がそろっていた。 「彼はきっと優れたハンターで、集団の中でとても重要な人物だったにちがいない」。当時、ハース氏とチームのメンバーたちはそう考えていた。 だが、その後の分析によって意外な事実が明らかになった。石器のそばで見つかった人骨は、

    9000年前に女性ハンター、「男は狩り、女は採集」覆す発見
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    agrisearch 2020/11/09
    「論文の著者らはこの発見を受けて、米大陸全域で発掘された同時代の墓の調査結果も見直した。その結果、大型動物ハンターの30~50%が女性だった可能性が明らかになった」
  • そもそも女性の居場所は家庭ではなかった? 狩猟者の3~5割は女性 研究

    ペルーのWilamaya Patjxaで発掘作業を行う考古学者ら。米カリフォルニア大学デービス校提供(2020年11月4日提供)。(c)AFP PHOTO /UC Davis/ Randall Haas 【11月6日 AFP】女性の居場所が家庭であったことは、そもそもなかったかもしれない──このような研究が4日、科学誌「サイエンス・アドバンシス(Science Advances)」に発表された。 論文を発表した米カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)のランドール・ハース(Randall Haas)氏率いる研究チームによると、ペルーのアンデス山脈(Andes)で、9000年前の若い女性の遺骨が、大物狩りの道具一式とともに発見された。 研究チームが、同様の道具とともに埋葬地で発見した27人の遺骨を詳細に解析した結果、同時代の米大陸の狩猟者

    そもそも女性の居場所は家庭ではなかった? 狩猟者の3~5割は女性 研究
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    agrisearch 2020/11/07
    「ペルーのアンデス山脈(Andes)で、9000年前の若い女性の遺骨が、大物狩りの道具一式とともに発見された」
  • ミヤマオウムに確率を理解する能力、統計データで意思決定 研究

    黒いトークンをくわえるミヤマオウム。ニュージーランド・オークランド大学のアマリア・バストス氏提供(2019年撮影、2020年3月3日提供)。(c)AFP PHOTO /AMALIA BASTOS PHOTOGRAPHY 【3月4日 AFP】オウム目の一種でニュージーランド固有種の大型の鳥「ミヤマオウム(ケアオウム)」には、確率に基づいて選択することを学習する能力があるとの研究結果が3日、発表された。意思決定の過程で統計モデリングを利用する動物は、大型類人猿以外では初めてだという。 野生動物の専門家チームは今回、統計に関する理解をテストするためのさまざまなゲームをミヤマオウム6羽に教えた。ミヤマオウムは高い知能を持つことで知られている。 6羽には、「黒色のトークン(代用硬貨)で餌のご褒美」「オレンジ色のトークンで餌なし」ということをそれぞれ関連付ける訓練を行った。 初期のテストでは、ミヤマオ

    ミヤマオウムに確率を理解する能力、統計データで意思決定 研究
  • ほ乳類とレトロウイルスの進化的軍拡競争の網羅的描出 | 東京大学

    東京大学医科学研究所 感染症国際研究センター システムウイルス学分野の佐藤准教授らは、ヒトを含む160種のほ乳類のゲノム配列のメタ解析により、ウイルス感染を防御する遺伝子APOBEC3(注1)の進化原理を明らかにしました。 内在性レトロウイルス(endogenous retrovirus; ERV、注2)は、宿主のゲノム中に残るウイルス感染・侵略の痕跡です。ヒトを含む哺乳類において、ERVはゲノムの大きな割合を占めているため、哺乳類の祖先は大量のレトロウイルス感染にさらされてきたと考えられています。このようなレトロウイルス感染に対抗するため、哺乳類はさまざまなウイルス感染防御機構を進化させてきました。ウイルス感染防御を担う遺伝子のひとつに、APOBEC3ファミリー遺伝子があります。興味深いことに、APOBEC3ファミリー遺伝子は、ほ乳類の進化の過程において遺伝子重複によりコピー数を増大させ

    ほ乳類とレトロウイルスの進化的軍拡競争の網羅的描出 | 東京大学
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    agrisearch 2019/12/21
    「大規模バイオインフォマティクス解析により、ゲノムが解読されている160種のほ乳類それぞれの種が保有するAPOBEC3ファミリー遺伝子の数と、ゲノム中に挿入されたERVの数を計数しました」
  • 日本中で愛を叫んだけもの - 動物園と動物アニメは、絶滅危惧種への関心を高め、寄付を促進する - | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表者 深野 祐也(東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 助教) 田中 陽介((公財)東京動物園協会 多摩動物公園) 曽我 昌史(東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻 准教授) 発表のポイント インターネットの検索データと動物園への寄付記録を使い、動物園と動物アニメ(けものフレンズ、注1)が、市民の絶滅危惧種への関心と保全のための行動に与える影響を、全国スケールで定量化しました。 日各地の動物園と動物アニメの放映は、絶滅危惧種動物への検索数や閲覧数を大きく増加させていました。さらに、アニメの放映後、アニメに登場する動物への寄付が増加していました。 ウェブデータと動物園の記録を組み合わせることで、動物園やメディアといったこれまで定量化の難しかった普及啓発の効果を明らかにできました。また市民の関心の増加が、寄付という実際の保全行動につながることをはじめて示しまし

    日本中で愛を叫んだけもの - 動物園と動物アニメは、絶滅危惧種への関心を高め、寄付を促進する - | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
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    agrisearch 2019/11/23
    「インターネットの検索データと動物園への寄付記録を使い、動物園と動物アニメ(けものフレンズ、注1)が、市民の絶滅危惧種への関心と保全のための行動に与える影響を、全国スケールで定量化しました」
  • 「深海魚は大地震の前触れ」は迷信 海洋研究所など調査:朝日新聞デジタル

    深海魚の出現は、大地震の前触れ――。こんな言い伝えは「迷信」で根拠がないと、東海大海洋研究所と静岡県立大のグループが26日発表した。各地で捕獲されたり海岸に漂着したりした事例と、その後に近くが震源となった地震の発生状況を調べ、相関関係は確認されなかったという。 深海魚のリュウグウノツカイやサケガシラが漁の網にかかったり、浜辺に打ち上げられたりすると地震が起こる、という言い伝えは各地にある。地震直前に海底から出てくるガスや電磁波のようなものを嫌がり、海面近くに逃れてくるという説もあった。 グループは、リュウグウノツカイなど地震の前兆とされる8魚種について、文献や地方紙の記事などで1928年11月~2011年3月に確認された336件を調査。それから30日後までに、発見場所から半径100キロ以内が震源となったマグニチュード6以上の地震を調べたところ、07年7月の新潟中越沖地震以外は起きていなかっ

    「深海魚は大地震の前触れ」は迷信 海洋研究所など調査:朝日新聞デジタル
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    agrisearch 2019/06/29
    「言い伝えが事実であれば防災に有益だと考えたが、そうではなかった。」
  • なぜ哺乳類と鳥類は大きな脳を進化させることができたのか? – ビッグデータが解明する脳サイズ進化の謎

    ヒトを含む哺乳類と鳥類は、同じ大きさの魚類や両生類と比べておよそ10倍~20倍大きな脳を持っています。哺乳類と鳥類のなかに高い学習能力や社会性を持つ動物が多く見られるのは、このように大きな脳を持っていることと関係しています。 体のわりに脳が大きく進化する現象は「大脳化」と呼ばれています。大脳化は高度な認知能力とそれに付随するさまざまな行動を可能とするため、いろいろな環境下で生存・繁殖上の利益をもたらすと考えられています。こういった適応的側面だけを考えれば、すべての脊椎動物に大脳化の機会があったと考えるのが自然です。しかし、大脳化はごく少数の例外を除いて哺乳類と鳥類でしか生じていません。なぜ、哺乳類と鳥類だけが大脳化に成功したのでしょうか?私たちはこの謎に迫りました。 北米に生息するミドリツバメ(学名:Tachycineta bicolor)の生後3日齢の雛。このように未熟な状態で生まれるの

    なぜ哺乳類と鳥類は大きな脳を進化させることができたのか? – ビッグデータが解明する脳サイズ進化の謎
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    agrisearch 2018/10/16
    「アロメトリーと進化的制約」、おもしろい。
  • LaboHP | all blogs 海底のミステリーサークル

    奄美大島の海底で、ダイバーが謎の模様(右図)を発見したのは1995年頃のことだ。砂でできた直径約2mの幾何学的模様である。こんなものが、ひとりでにできるはずはなく、何者かが意図的に作った構造物としか思えない。これが、初夏の半月の頃に、海底に忽然と現れ、いつの間にか消える。誰がどうやって作るのか?そもそもこれは何なのか?謎が謎を呼び、いつしか、「海底のミステリーサークル」と呼ばれるようになった。 イギリスの農園に出現する(した)家「ミステリーサークル」の方は、1991年に、作成者が名乗りを上げたことにより、人工物であることが明らかになっている。一時は、宇宙人の仕業だ、とか、いやいや、プラズマが原因の自然現象だ、とかの様々な議論がにぎわったが、残念ながら、皆、騙されていたのである。そもそも、謎でもなんでもなかったのだ 一方、海底のミステリーサークルの方だが、水中写真家の大方洋二さんが、201

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    agrisearch 2018/08/30
    「アマミホシゾラフグ」「メスをおびき寄せるための産卵床」
  • ハンターは減りすぎたのか。獣害問題の統計に操作疑惑(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    毎年、タケノコを掘っている山に行くと、見るも無残だった。 一面穴だらけなのだ。そしてい散らかしたタケノコの残骸が落ちている。イノシシだ。やられた~とため息が出る。被害はタケノコだけでなく、地面を掘り起こしているので自然破壊的である。 日列島で獣害が蔓延している。その理由は、野生動物が増えたことだ。なぜ増えたのかと言えば、動物を狩るハンターの減少したことが指摘されている。 それを示す統計も紹介されている。たとえば農水省のHPには、イノシシやシカの生息数が80年代の5倍以上に増えていること、一方で狩猟免許の所持者数は、1975年には51万8000人だったが、1990年には29万人、2014年は19万4000人と急減していること……などが紹介されている。 だが以前も、ハンター数と駆除数は連動しないことを紹介した。 ハンターが減ったから獣害が増えた? いえ反対です。 もう一つ疑問が出てきた。こ

    ハンターは減りすぎたのか。獣害問題の統計に操作疑惑(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    agrisearch 2018/04/25
    「現在の獣害問題は保護策が稔って野生動物が増加した証拠と言えなくもない。増えたことは異常ではなく、ようやく江戸時代と同じ程度までもどったとも言える」
  • 魚のスレを科学する2 魚は”釣られた経験”を記憶している - 釣りを科学する会社

    魚が好きで、釣りも好きな私にとって、水族館と並んで、生きた魚を身近に感じられるのが釣り堀だ。日頃から自然の中で釣りをしている人は、「釣り堀なんかで釣って何が面白いんだ」と思うかもしれない。しかし、限られた場所、時間、道具立ての中で、釣り堀のお兄さんから「魚が慣れちゃっててなかなかわないかもしれませんが……」とまで言われる中、工夫を凝らして他の釣り人より多くの魚をポンポンと釣り上げられると、なかなかの快感である。自然の釣り場と違い、魚が確実にそこに居る点では、純粋な知恵比べと呼べるかもしれない。 *文とは関係ありません。 ところで、「魚が慣れてわない」とはどういう状況か考えてみると、釣り人が使う餌や仕掛けを覚え、回避するようになったことが想定される。魚がいるのに釣れない「スレ」の原因は魚の学習にある、というわけだ。そこで稿では、Beukemaの学習説を紹介する。前回紹介した「同種の魚

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  • ウシ科家畜における体重と胸囲の関係の種間比較 -自然淘汰や人為選抜による形態の進化-

    廣岡博之 農学研究科教授、安在弘樹 同教務補佐員(現・宮崎大学助教)らの研究グループは、新たに考案した方式を用いてウシ科の家畜を対象に体重と胸囲のアロメトリー関係(体重と身長など2つの形質の間に成立する関係)の種間比較を行い、自然淘汰や人為選抜によるアロメトリーの変化を検証しました。 研究成果は、2017年7月6日に英国の科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。 研究者からのコメント 研究で新たに考案したアロメトリー式の切片は、今後も異なる種や品種のアロメトリーの比較を行う研究で活発に用いられることを期待しています。また、近年のアロメトリーの研究では、世代更新の早い昆虫や魚類を用いて人為的な選抜を行う実験を試みるものが多かったのですが、家畜は長期にわたり強い人為選抜を受けてきた歴史を持っているので、さまざまな種や品種のアロメトリー関係を調べることは、人為選抜によ

    ウシ科家畜における体重と胸囲の関係の種間比較 -自然淘汰や人為選抜による形態の進化-
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    agrisearch 2017/09/05
    2017/7/12 「アロメトリー式の傾きは自然淘汰の中では変化しづらいものの、育種改良のように人の手が入ると比較的短期間で変化する可能性があることが分かりました」
  • 福島原発事故から5年:水産物の放射性セシウム汚染の現状

  • 統計学的に適切な動物実験計画を立案すべし | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    動物実験の検出力を確実なものとするために、統計学に基づいた実験計画立案が研究者に求められている。その実現には、研究機関をはじめとするさまざまな支援が必要だ。 Credit: THINKSTOCK アルバート・アインシュタインは、「理論はできるだけ単純であるべきだが、必要以上に単純であってはならない」と指摘したと言われている。これと同様に、in vivo実験を行う生物医学研究者も、実験に用いる動物の数をできるだけ減らすべきだが、必要以上に減らしてはならない。最近、英国の政府系研究助成機関である英国研究会議が、統計的に頑健な実験結果を得るために必要な動物数の算出過程を明示することを、助成金申請者に義務付けた(Nature 2015年4月16日号271ページ参照)。近年、個々の実験のサンプルサイズ(標数)が小さすぎる研究が存在し、特に前臨床研究(ヒトで研究を行う価値のある薬物かどうかを見極める

    統計学的に適切な動物実験計画を立案すべし | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
  • 長期的なトレンドと短期的なゆらぎ - 勝川俊雄公式サイト

    今年は、全国的に大雪に見舞われたので、「地球温暖化はどうなったの?」と思った人も多いのでは無いでしょうか。大雪の影響で、今年の冬は寒かった印象があるのですが、データをみるとそうではないようです。今年1月の地球全体の気温は過去4番目の暖かさだったそうです。 一月の全球平均気温は1880年の記録開始から数えて一月としては過去4番目に暖かく、20世紀平均気温よりも暖かい気温はこれで連続347回、あとひと月で29年連続という情報がNOAAから発表されています。 リンク先のNOAA(米国海洋大気庁)のサイトに飛んでみると、毎年1月の表面温度(陸上・海洋)の推移を示す図がありました。 http://www.ncdc.noaa.gov/sotc/service/global/glob/201401.gif 海洋も、陸上も同様に、平均温度が上昇しているのは一目瞭然です。この図では、20世紀の平均温度がゼロ

    長期的なトレンドと短期的なゆらぎ - 勝川俊雄公式サイト
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    agrisearch 2014/03/20
    「今回の場合も、資源が回復するような要因は特にないので、「海流の状態が良くて、たまたま当たり年だった」と考えるのが妥当でしょう。長期的な減少トレンドを見直すような状況ではないのです。」