科学とnewsに関するagrisearchのブックマーク (1,500)

  • 発見!根の先端は橋と同じだ! | 神戸大学ニュースサイト

    大阪大学大学院理学研究科の藤原基洋さん (研究当時:博士後期課程3年) と藤仰一准教授、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科の郷達明助教と津川暁特任助教と中島敬二教授、神戸大学大学院理学研究科の深城英弘教授の研究グループは、根の先端の輪郭が多くの生物種で共通して、橋などの建築物に広く見られるカテナリー曲線※1と一致することを明らかにしました(図1)。 図1 根の先端と橋と鎖の形の共通性どの輪郭もカテナリー曲線 (赤点線) に一致した。 動物の骨や植物の根など器官の輪郭の形は、種を超えて共通しているように見えます。この見かけの共通性を数学的に検証すること、また共通性を生み出す仕組みを生物学的に解明することは、生き物が進化を通じて環境にどう適応してきたかを知る手がかりになります。 今回、研究グループは、根の先端の輪郭を定量的に解析する手法を考案しました。その結果、ネギ、キュウリ、ス

    発見!根の先端は橋と同じだ! | 神戸大学ニュースサイト
  • 植物が持つ高い自己治癒力の仕組みを解明 | 神戸大学ニュースサイト

    帝京大学理工学部バイオサイエンス学科准教授 朝比奈雅志、同博士研究員 松岡啓太 (研究当時)、佐藤良介、神戸大学大学院理学研究科准教授 近藤侑貴、筑波大学生命環境系教授 佐藤忍らの研究グループは、植物が持つ高い自己治癒力の仕組みの一端を解明しました。 茎を傷つけると、切断部の周辺の細胞が分裂を開始し、傷害を受けた組織が再生・癒合することで機能が回復します。この性質は、果菜類や果樹などで接ぎ木として利用されています。 今回、帝京大学・神戸大学・筑波大学の共同研究グループは、傷ついたシロイヌナズナの花茎では、傷によって蓄積したオーキシンによって誘導されるANAC071・ANAC096と呼ばれる転写制御因子が働き、茎の内部にある木部や髄組織の柔細胞と呼ばれる細胞から、維管束幹細胞として働く形成層細胞に似た性質の細胞が誘導されることを明らかにしました (図1)。研究では、この現象を“cambia

    植物が持つ高い自己治癒力の仕組みを解明 | 神戸大学ニュースサイト
  • 円柱状のリンゴ樹形はジベレリンの枯渇が原因だった | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表者 渡辺 大智(東京大学 大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 修士課程学生・当時) 高橋 郁夫(東京大学 大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 博士研究員) Jaroensanti-Takana Naiyanate(東京大学 大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 博士課程学生・当時) 宮崎  翔(東京大学 大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 特任助教・当時) 姜   凱(東京大学 大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 特任助教・当時) 中安  大(神戸大学 大学院農学研究科 生命機能科学専攻 研究員・当時) 和田 雅人(農業・品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 リンゴ研究領域 主席研究員) 浅見 忠男(東京大学 大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 教授) 水谷 正治(神戸大学 大学院農学研究科 生命機能科学専攻 准教授) 岡田 和馬(農

    円柱状のリンゴ樹形はジベレリンの枯渇が原因だった | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
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    agrisearch 2021/03/02
    2020/11/20 品種「ウイジック」「カラムナー性(円柱状性)」
  • 世界初、変動する光に対する植物葉内のCO<sub>2</sub>輸送の挙動を捉えた! ― 野外で生きる植物の光合成を制御するメカニズムの解明に一歩近づく ― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    ホーム 研究成果 世界初、変動する光に対する植物葉内のCO2輸送の挙動を捉えた! ― 野外で生きる植物の光合成を制御するメカニズムの解明に一歩近づく ― 発表者 迫田 和馬(東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 特別研究員PD) 矢守  航(東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 准教授) 発表のポイント 変動光環境における植物葉内のCO2輸送の挙動を世界に先駆けて明らかにした。 気孔の開くスピードや電子伝達系の活性状態が、野外環境における光合成の応答を強く制限する可能性を示した。 将来的には、野外環境で高い生産性を示す作物の育成や、生態系スケールでのCO2動態を予測する新たなモデルの開発に貢献することが期待される。 発表概要 東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構の迫田和馬 特別研究員と矢守航 准教授らは、変動する光環境における植物葉内のCO2

    世界初、変動する光に対する植物葉内のCO<sub>2</sub>輸送の挙動を捉えた! ― 野外で生きる植物の光合成を制御するメカニズムの解明に一歩近づく ― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
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    agrisearch 2021/03/02
    2020/11/30
  • セシウムイオンを取り込む植物タンパク質を新たに同定 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表者 Mohammad Arif Ashraf(岩手大学大学院連合農学研究科/東京大学大学院農学生命科学研究科 特別研究学生:研究当時) 秋廣   高志(島根大学学術研究院農生命科学系 助教) 伊藤   圭汰(岩手大学大学院総合科学研究科 修士2年生) 熊谷  沙耶香(岩手大学農学部植物生命科学科 学部生:研究当時) 杉田   亮平(東京大学大学院農学生命科学研究科 助教) 田野井 慶太朗(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授、JSTさきがけ) Rahman Abidur(岩手大学次世代アグリイノベーション研究センター/農学部植物生命科学科 准教授) 発表概要 研究成果の概要図 研究では、植物の根の細胞にセシウムを効率的に吸収できるABCタンパク質ファミリーに属する2つのタンパク質、ABCG33とABCG37を発見しました。今後、この2つのタンパク質を過剰発現した植物を作成することで

    セシウムイオンを取り込む植物タンパク質を新たに同定 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
  • 【国立科学博物館】20年あまり課題とされてきた、ユキノシタ科全体の分類学的再編を達成!

    独立行政法人国立科学博物館(館長:林良博)は、アメリカ・ミシシッピ州立大学、フロリダ大学、スイス・チューリヒ大学との共同研究により、北半球全域に分布する植物の科ユキノシタ科について、世界の種の70%あまりを網羅した包括的な系統解析を行い、科全体を10グループ(連)40属に整理した新しい分類体系を提唱しました。この中で、新たな日固有属となるエゾノチャルメルソウ属などの7分類群を新たに提唱しました。またユキノシタ科の共通祖先の起源が北米大陸の高山帯にある可能性が高いこと、ユキノシタ科内の10のグループ(連)はそれぞれ特異的な生育環境に適応して進化してきたことを解明しました。 研究成果は、2021年2月25日刊行のTaxon誌(国際植物分類学連合誌・電子板)に掲載(発表)されました。 エゾノチャルメルソウ(新たな日の固有属) ​研究のポイント ・植物分類学に遺伝子解析の手法が取り入れられる

    【国立科学博物館】20年あまり課題とされてきた、ユキノシタ科全体の分類学的再編を達成!
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    agrisearch 2021/03/01
    「世界の種の70%あまりを網羅した包括的な系統解析を行い、科全体を10グループ(連)40属に整理した新しい分類体系を提唱…この中で、新たな日本固有属となるエゾノチャルメルソウ属などの7分類群を新たに提唱」
  • 日本農業新聞 - 鉄欠乏土壌でも大麦育つ謎解明 東京農大グループ

    東京農業大学の樋口恭子教授らの研究グループは、大麦の一部の品種で、鉄が欠乏する土壌で育つ仕組みを解明したと発表した。 光合成に関わる遺伝子が通常より…… 酪農に欠かせぬパートナー ヘルパー確保へ環境改善 北海道で運動 全組合に就業規則整備 北海道で酪農ヘルパーが安心して働けるよう、労務管理の改善を呼び掛ける運動がスタートした。道内86の全ての酪農ヘルパー利用組合で就業規則を整備。酪農家の働き方改革や規模拡大に伴う人手不足対策につなげる。都府県でも酪農ヘルパーが逼迫(ひっぱく)する中、酪農ヘルパー全国協会は運動は全国のモデルになるとみている。(尾原浩子) 北海道酪農ヘルパー事業推進協議会が、職場のルールを明確にするため就業規則整備率100%運動を始めた。就業規則が既にある場合は、雇用実態や働き方改革に対応しているかの点検を実施。ない場合は就業規則を作成する。新型コロナウイルス禍でヘルパーの確

    日本農業新聞 - 鉄欠乏土壌でも大麦育つ謎解明 東京農大グループ
  • ユリ科の黄色い花、人間を避け地味な色に進化、研究

    ユリ科バイモ属の一種、Fritillaria delavayi。球根は中国の伝統薬として珍重されている。多く採取される場所では、カムフラージュして身を守るようになった可能性がある。(PHOTOGRAPH BY YANG NIU) 中国南西部の高地で、ある植物が見つかりにくくなっている。 ユリ科バイモ属の一種、Fritillaria delavayiだ(クロユリもバイモの一種)。年に一度、チューリップのような黄色い花を咲かせ、葉や茎も明るい緑色をしている。 ところが、来なら目立つこの花や葉の色が、灰色や茶色に変化している場所があるという。これは、最大の敵から見つかりにくいよう進化した結果ではないかと、研究者は考えている。その敵とは、人間だ。(参考記事:「華麗なる擬態の世界」) 中国と英国の研究チームが2020年11月に学術誌「Current Biology」に掲載した論文によると、Frit

    ユリ科の黄色い花、人間を避け地味な色に進化、研究
    agrisearch
    agrisearch 2021/02/12
    「Fritillaria delavayiの葉や茎、花が灰色や茶色になり」「少なくとも2000年にわたって薬として使われている。だが、高まる需要に供給が追いつかず、薬になる球根は1キログラム当たり約480ドルと高騰している」
  • 鉄が欠乏する不良土壌でも育つオオムギの変異を解明 東京農大

    東京農業大学の樋口恭子教授らのグループは、鉄が欠乏する不良土壌でも育つオオムギの変異を解明。オオムギの品種の一部が鉄欠乏症に非常に強いことに着目し、世界中のオオムギ約20品種の鉄含量と光合成速度を解析、中央・西アジアなどのアルカリ土壌地帯で栽培されている品種では、少ない鉄を利用して効率よく光合成が行えるよう遺伝子が変異していることを突き止めた。 鉄は植物の光合成に不可欠な元素だが、アルカリ性の農地では水に溶けにくく、多くの植物が鉄欠乏症となり不作が問題となっていた。 鉄を吸収しにくい不良土壌での生育向上をめざす研究はこれまで、鉄を吸い上げる根の機能に注目して行われてきたが、今回の成果は光合成能力を増強する遺伝子の選抜・改変研究にも大きな可能性があることを示すもの。オオムギのほかコムギ、トウモロコシなど多くの作物で作付面積拡大や増産につながることが期待される。 今回、鉄欠乏症に強い品種が見つ

    鉄が欠乏する不良土壌でも育つオオムギの変異を解明 東京農大
    agrisearch
    agrisearch 2021/02/10
    「中央・西アジアなどのアルカリ土壌地帯で栽培されている品種では、少ない鉄を利用して効率よく光合成が行えるよう遺伝子が変異していることを突き止めた」
  • ミヤコグサの花弁を黄色くするための遺伝子を同定しました | かずさDNA研究所 - 幅広く社会に貢献する研究所をめざしています。

    花びらが黄色になるためには、フラボノイド(総称)の一種であるゴシペチン(フラボノール)と呼ばれる花の色素が必要です。 研究において、マメ科植物のミヤコグサからゴシペチンの合成に関わる水酸化酵素である新しいフラビン依存型の酵素であるフラボノイド8-ヒドロキシラーゼ(フラボノイド8位の水酸化酵素)の遺伝子を新たに同定しました。 酵母で人為的に合成した酵素を用いて、酵素がクェルセチンと呼ばれるフラボノイドに作用してゴシペチンを合成することを示しました。 また園芸植物でもおなじみのペチュニアでこの遺伝子を発現させると、花弁の色がピンクから白に変化するものも現れました。 酵素は、様々なフラボノイドに作用することがわかり、研究が進めば、様々な色の花弁をもった観賞用の植物が作れるかもしれません。 論文のタイトル:Identification of a flavin monooxygenase-l

    agrisearch
    agrisearch 2021/02/09
    「マメ科植物のミヤコグサからゴシペチンの合成に関わる水酸化酵素である新しいフラビン依存型の酵素であるフラボノイド8-ヒドロキシラーゼ(フラボノイド8位の水酸化酵素)の遺伝子を新たに同定しました」
  • ネムリユスリカの乾燥耐性を解明 農研機構、理研などが共同研究

    農研機構は2月3日、理化学研究所などの共同研究で、干からびても死なない乾燥無代謝休眠の特性を持つ昆虫・ネムリユスリカが有する乾燥に強くなるために必要な物質とその役割を解明したと発表した。 ネムリユスリカの幼虫は、カラカラに干からびても死に至らず、再び水に浸すだけで蘇生する特殊な能力を持っており、これまで農研機構ではこの昆虫のゲノム概要の配列を明らかにし、乾燥耐性に関連している遺伝子を特定。その研究過程で乾燥ネムリユスリカ幼虫の体内に、乾燥保護物質としてトレハロースやLate Embryogenesis Abundant(LEA)タンパク質などを多く蓄積していることが明らかになった。 今回、網羅的な代謝産物同定技術を用いたメタボローム解析で、ネムリユスリカの乾燥幼虫体内に蓄積している物質の役割りを調べた結果、細胞の乾燥保護に寄与するトレハロースが抗酸化活性の駆動する役割りを持ち、乾燥後再び水

    ネムリユスリカの乾燥耐性を解明 農研機構、理研などが共同研究
  • カメムシが持つ独自のホルモン発見 大阪市大チーム:朝日新聞デジタル

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    カメムシが持つ独自のホルモン発見 大阪市大チーム:朝日新聞デジタル
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    agrisearch 2021/02/04
    「カメムシの一部は構造が異なる独自の幼若ホルモンをもつことがわかっていたが、カメムシ亜目に共通する特徴かどうか…脱皮前にこのホルモンを与えると、カメムシ亜目の虫は正常な脱皮ができずに死んでしまう」
  • (研究成果) 干からびても死なない生き物が持つ乾燥に強くなるために必要な物質とその役割を解明 | プレスリリース・広報

    詳細情報 細胞や組織を長期保存するためには、当然のごとく、冷凍・冷蔵技術を利用しています。20世紀半ばに確立されたこの技術は、生物素材を生きたまま保存する技術の決定版と考えられていますが、永続的に電源供給しなければいけない点は、コスト面やメンテナンスの煩雑さの面で問題であるといえます。特に、天災などにより電源供給が絶たれる状況になると、貴重な生物素材を一気に失う危険をはらむ保存方法であるといえます。 20世紀末になると、冷凍・冷蔵に頼らない生物素材の保存技術として、乾燥を利用することが模索され始めました。アメリカを中心に細胞の常温乾燥保存技術の構築が試みられてきましたが、細胞や組織を長期乾燥保存する技術の実現には至っていません。 研究の経緯 ネムリユスリカの幼虫は、カラカラに干からびても死に至らず、再び水に浸すだけで蘇生するという特殊な能力を持つ昆虫です。農研機構では、この昆虫が持つ干から

    agrisearch
    agrisearch 2021/02/03
    「今回のメタボローム解析により、ネムリユスリカの乾燥耐性に関与する重要な代謝産物の変動が明らかになりました」
  • 日本農業新聞 - 酸素バブル 養液栽培 夜間も生育を促進 熊本県立大

    agrisearch
    agrisearch 2021/02/03
    「マイクロバブル(粒径1~100マイクロメートルの小さな泡)が植物の成長を促進する仕組みについて、夜間の酸素吸収が関係していることを明らかにした」
  • 農業:海鳥グアノが紀元1000年以降のアタカマ砂漠でのロバストな農業を促進した | Nature Plants | Nature Portfolio

    「白い金」として知られる海鳥グアノ肥料は、アタカマ砂漠の乾燥地域にありながら生産性が高かった、前インカ文明の農業システムに貢献した可能性があることを報告する論文が、Nature Plants に掲載される。この知見は、現在のチリ北部で紀元1000~1450年に大規模な人口集積地と社会が発達したことに光を当てるものである。 世界で最も乾燥した砂漠に位置するロバストな農業システムが、数世紀にわたって前インカ文明を支えていた。スペイン人が侵略する以前のチリ北部の考古学的記録には、説明のつかないレベルの農業の成功を示唆する、多様な作物が大量に保存されている。 今回、Francisca Santana-Sagredoたちは、アタカマ砂漠で得られた紀元前1000~紀元1800年のトウモロコシ、チリペッパー、ウリ、豆類、キヌア、野生地場果実の完全な標を分析した。その結果、紀元1000年頃から窒素同位体

    農業:海鳥グアノが紀元1000年以降のアタカマ砂漠でのロバストな農業を促進した | Nature Plants | Nature Portfolio
  • 科学の森:2021年の科学/下 日本科学未来館館長・毛利衛/農研機構理事長・久間和生 | 毎日新聞

    2021年の科学技術を展望する、毛利衛・日科学未来館館長と久間和生(きゅうまかずお)・農研機構(農業・品産業技術総合研究機構)理事長の対談。後半では、日の若手研究者への期待や、科学と社会との関係に話が及んだ。 若手は海外で異文化経験を 日科学未来館館長・毛利衛/大切なリベラルアーツ 農研機構理事長・久間和生 ――近年、日の研究力低下が深刻化しています。 毛利 研究を究める潜在力はありますが、ずっと同じ環境にいると、そこが世界の常識だと思い、研究者としては新発見を見逃しがちになります。例えば地球を知る研究なら、あえて地球外の環境、月や火星、小惑星と比較することによって、初めて地球の特殊性が見えてきます。自分の能力に挑戦しようとする若い人には、日以外での経験もして複眼的な視野を持ち、研究者になってほしいですね。

    科学の森:2021年の科学/下 日本科学未来館館長・毛利衛/農研機構理事長・久間和生 | 毎日新聞
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    agrisearch 2021/01/26
    2021/1/21
  • 科学の森:2021年の科学/上 日本科学未来館館長・毛利衛/農研機構理事長・久間和生 | 毎日新聞

    新型コロナウイルスの流行で大きく変わりつつある世界。科学はどんな役割を果たせるのか。交流のある日科学未来館(東京)の毛利衛館長と、農業・品産業技術総合研究機構(農研機構)の久間和生理事長が2021年、そして今後の科学技術のあり方を語った。 生き残りへローカルな視点 農研機構理事長・久間和生/技術が一気に開花も 日科学未来館館長・毛利衛 ――新年にあたり、それぞれのお考えを聞かせてください。 毛利 10年前に東日大震災が起こり、地震と津波という自然の力による被害とともに、人間が造った原発の事故が起きて、人工物に対する安全神話が壊れ、同時に科学者および技術者への信頼がなくなりました。未来館も被害を受けて3カ月休館し、その間職員が科学技術の役割を問い直しました。信頼を回復するのが未来館の役割にもなりました。

    科学の森:2021年の科学/上 日本科学未来館館長・毛利衛/農研機構理事長・久間和生 | 毎日新聞
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    agrisearch 2021/01/26
    2021/1/14
  • (研究成果) 腸内細菌アッカーマンシア・ムシニフィラの胆汁酸耐性機構の一部を解明 | プレスリリース・広報

    詳細情報 腸内細菌は炎症や肥満、糖尿病などヒトの疾患に密接に関与している可能性が高く、第三の臓器ともよばれ、腸内細菌の制御機構を解明することがヒトの健康維持に繋がると考えられています。そのため、ヒトの健康に関わる腸内細菌の探索や、腸内細菌を制御する因子を解明することが求められています。腸内細菌制御因子のうち、胆汁酸は腸内での脂質吸収を促進し、バランスが崩れると炎症性疾患に関与するなど、ヒトの健康維持に重要な役割を担っています。さらに、胆汁酸は腸内細菌によって代謝されるため、そのバランスは腸内細菌叢と密接に関与しており、胆汁酸と腸内細菌の相互作用を明らかにすることが重要となります。そこで農研機構とワーヘニンゲン大学は共同で、ヒトの健康に有用な効果が期待される腸内細菌A. ムシニフィラと胆汁酸との相互作用を調べました。 研究の内容・意義 ヒトの腸内に存在する主要な胆汁酸9種について、各胆汁酸塩

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    agrisearch 2020/12/22
    "Akkermansia muciniphila"
  • 意外と知らない「土は何から、どうやってできるのか?」 - ナゾロジー

    アスファルトやコンクリートの渦巻く都会にいると、「土」に接する機会はそうありません。 「久しく土に触っていない」という人も多いでしょう。 しかし、土は森林や動植物、農作物を育むなど、生き物にとって欠かせない存在、いわば「生命のゆりかご」です。 今や当然のように存在する地球の土は、何から、どのようにして誕生したのでしょうか?

    意外と知らない「土は何から、どうやってできるのか?」 - ナゾロジー
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    agrisearch 2020/12/18
    「地衣類や藻類があると、岩石の風化が100倍以上のスピードで進むことがわかっています」
  • ミツバチ、動物の糞でスズメバチを撃退、研究

    スズメバチの攻撃を防ぐため、ミツバチは工夫をこらした多様な戦術を編み出してきた。(PHOTOGRAPH BY SATOSHI KURIBAYASHI, MINDEN) 東アジアのミツバチは、天敵であるスズメバチの際限のない攻撃を迎え撃たなければならない。スズメバチは集団でミツバチの巣に襲いかかり、まず、遭遇したすべてのミツバチの頭部をかみ切る。それから巣を占領して、ミツバチの幼虫を時間をかけてべつくすのだ。 スズメバチから身を守るため、トウヨウミツバチ(Apis cerana)は、進化の過程で工夫をこらした多様な戦術を編み出してきた。侵入者を取り囲んで熱で蒸し殺す「熱殺蜂球」も、そのひとつだ。 だが、ベトナムで行われた新たな調査では、さらに風変わりな戦術が発見された。巣の入り口に動物の糞を塗るという方法だ。 黒い物体の正体 この「糞の塗りつけ」は、スズメバチを撃退するだけではない。これは

    ミツバチ、動物の糞でスズメバチを撃退、研究
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    agrisearch 2020/12/14
    「この黒い物体がニワトリや牛など動物の糞であることを突き止めた。さらに、この糞が、スズメバチの仲間Vespa sororを寄せ付けないことも確認した」