科学とnewsに関するagrisearchのブックマーク (1,497)

  • カテゴリ / 日本農業新聞公式ウェブサイト

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    agrisearch 2021/12/24
    「発根などを促す植物ホルモンのオーキシンの量を植物が調節する仕組みを解明」
  • カメムシ、細菌と「連係プレー」で農薬の有害物質排出 | 毎日新聞

    カメムシの体内に共生する細菌が、駆除のためにまかれる農薬の効果を弱める手助けをする仕組みを、産業技術総合研究所などのチームが解明した。まずは体内に入った農薬を細菌が分解。その結果、細菌に有害な物質が生じるが、カメムシが素早く体外に排出する「連係プレー」で対処していた。 チームは、農薬の分解に関わる細菌の遺伝子も特定した。同研究所の菊池義智主任研究員(応用昆虫学)は「遺伝子を働かなくする物質を探し、害虫の防除…

    カメムシ、細菌と「連係プレー」で農薬の有害物質排出 | 毎日新聞
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    agrisearch 2021/12/24
    産業技術総合研究所など
  • 植物の組織修復と接ぎ木における器官再接着に必要な転写因子を発見 | 研究成果 | ニュース - 新潟大学

    学理学部の池内桃子准教授(理化学研究所環境資源科学研究センター客員研究員)、理化学研究所環境資源科学研究センターの杉慶子チームリーダー(東京大学大学院理学系研究科教授)・岩瀬哲上級研究員・豊岡公徳上級技師、産業技術総合研究所の光田展隆グループ長、名城大学理工学部の堀田一弘教授、中部大学応用生物学部の鈴木孝征准教授らの研究グループは、モデル植物のシロイヌナズナを用いた研究によって傷口の治癒と器官の再接着に必要な転写因子(注1)「WOX13」を発見しました。WOX13はコケ植物でも傷害によって誘導される細胞リプログラミング(注2)に必要であることが知られており、研究は傷害応答と器官再生を制御する仕組みの進化を理解するうえでも重要な知見です。また、研究の成果は、新たな接ぎ木技術の開発など農業分野への応用が期待されます。研究成果は、2021年11月4日(日時間)にアメリカ植物生理学会の

    植物の組織修復と接ぎ木における器官再接着に必要な転写因子を発見 | 研究成果 | ニュース - 新潟大学
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    agrisearch 2021/12/15
    2021/11/5
  • 東京大学 坪井研究室|トピックス

    植物は痛みを感じるの? ヒトなどの動物は、外傷を加えられると痛覚神経が活性化し、痛みのシグナルを全身に伝えます。では、植物はどうなのでしょうか? 最近の研究から、植物にも動物と似た、外傷を伝える仕組みが備わっていることが分かってきました。シロイヌナズナの細胞内でカルシウムイオン濃度変化を可視化すると、イモムシにかじられた部分で急速にカルシウムイオン濃度が上昇し、維管束の師管を通って離れた葉にも伝わることが分かりました。さらに、そのカルシウム濃度上昇により、植物の外傷応答に関わる遺伝子の発現や、植物ホルモンの一種ジャスモン酸の濃度が増加し、適切な外傷応答が制御されていることも分かりました。そして、このカルシウム濃度の上昇を引き起こすのは、動物の神経伝達物質としても使われているアミノ酸の一種グルタミン酸でした。グルタミン酸を受容して活性化するイオンチャネルが植物に発現しており、カルシウム濃度の

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    agrisearch 2021/12/06
    「植物は痛みを感じるの?」「植物にも動物と似た、外傷を伝える仕組みが備わっていることが分かってきました」
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  • 窒素肥料依存による環境負荷低減へ 窒素固定するアナベナヘテロシストの光捕集機構を解明 岡山大学

    岡山大学の異分野基礎科学研究所(RIIS)の長尾遼特任講師と東京都立大学大学院理学研究科の得平茂樹准教授らの共同研究グループは、理化学研究所環境資源科学研究センターの堂前直ユニットリーダーらと共に、窒素固定を行うアナベナヘテロシストの光捕集機構を解明。窒素肥料依存による環境負荷の低減につながる発見となる。 研究の概要および成果 同研究グループは、シアノバクテリア「Anabaena sp. PCC 7120」の窒素欠乏条件下で形成されるヘテロシストのタンパク質発現および励起エネルギー伝達機構の解明に成功した。「Anabaena sp. PCC 7120」は、数珠繋ぎの糸状性シアノバクテリアの一種。窒素欠乏条件下でヘテロシストと呼ばれる特殊な細胞を形成することが知られているが、ヘテロシスト内でどのような励起エネルギー伝達が行われているか不明だった。 同研究では、純度の高いヘテロシストを調製し

    窒素肥料依存による環境負荷低減へ 窒素固定するアナベナヘテロシストの光捕集機構を解明 岡山大学
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    agrisearch 2021/11/19
    「シアノバクテリア「Anabaena sp. PCC 7120」の窒素欠乏条件下で形成されるヘテロシストのタンパク質発現および励起エネルギー伝達機構の解明に成功した」
  • 世界初 天敵から逃れる戦略を制御するゲノムの特徴を解明 岡山大学

    岡山大学学術研究院環境生命科学学域(農)の宮竹貴久教授と、東京農業大学生物資源ゲノム解析センターの田中啓介助教、玉川大学農学部の佐々木謙教授らの共同研究グループは、天敵から逃れる戦略を制御するゲノムの特徴を解明。死んだふりを操る遺伝子の全貌を突き止めた。 敵から逃げるため「動く」「動かない」という二者択一的な捕回避術を進化させた動物は多く、前者は敵前逃走や闘争、後者は死んだふりという形で敵に対峙する。同研究グループは、米・小麦類の世界的重要害虫であるコクヌストモドキで、死んだふり時間の異なる育種系統間でゲノム全体のDNAリシークエンス解析によってゲノム特徴を比較。「動く」と「動かない」戦略に特化した甲虫の集団を10年以上も育種によって分け、DNAリシークエンス法で集団間のDNA変異を比べた。 DNA変異は動く(死んだふりしない)系統より動かない(死んだふりする)系統で多くみられた。その中

    世界初 天敵から逃れる戦略を制御するゲノムの特徴を解明 岡山大学
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    agrisearch 2021/11/16
    コクヌストモドキ
  • 産総研:共生細菌のちからで害虫が農薬に強くなる助け合いの仕組みを解明

    昆虫と共生細菌が助け合って農薬を解毒する仕組みを初めて解明 共生細菌の一つの遺伝子が、昆虫の農薬抵抗性に重要な因子であることを特定 共生細菌の農薬分解遺伝子を標的にした新たな害虫防除法の可能性 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という) 生物プロセス研究部門微生物生態工学研究グループ 菊池 義智 主任研究員 (兼)国立大学法人 北海道大学 大学院農学院 客員准教授、環境創生研究部門 環境機能活用研究グループ 佐藤 由也 主任研究員らは、国立大学法人 北海道大学(以下「北大」という) 大学院農学院 博士後期課程(当時) Jang Seonghan 氏、公立大学法人 秋田県立大学(以下「秋田県立大」という) 生物資源科学部応用生物科学科 竹下 和貴 助教と共同で、国立研究開発法人 農業・品産業技術総合研究機構【理事長 久間 和生】(以下「農研機構」という)と協力し、害虫が腸

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    agrisearch 2021/11/11
    「共生細菌が農薬を分解し、その分解産物である有毒物質をホソヘリカメムシが速やかに除去していると結論づけた。農薬の解毒に関して、宿主昆虫と共生細菌が共生関係を形成して、その関係がお互いの生存に寄与…」
  • 植物はRNAを「手紙」にして隣人と会話していると判明! - ナゾロジー

    植物は情報をRNAに乗せてコミュニケーションしているようです。 イタリアのサンターナ大学院大学で行われた研究によれば、シロイヌナズナはRNAを分泌することで、隣のシロイヌナズナの遺伝子の働きかたを変えることができる、とのこと。 同種の植物同士がRNAを介して互いの生命活動に影響を与え合っていることが判明したのは、今回の研究が世界ではじめてになります。 植物が放出するRNAを解読できれば、植物の声をリアルタイムで聞き取る「植リンガル」とでも言うべきアプリ開発や開花時期の指示などが可能になるかもしれません。 研究内容の詳細は10月14日に『Nature Plants』にて公開されています。

    植物はRNAを「手紙」にして隣人と会話していると判明! - ナゾロジー
  • サバクトビバッタの特異な繁殖行動を解明― 農薬使用量の減少に繋がる効率的な防除が可能に ― | 国際農研

    令和3年10月12日 国際農研 モーリタニア国立サバクトビバッタ防除センター フランス国際農業開発センター モロッコ国立サバクトビバッタ防除センター サバクトビバッタの特異な繁殖行動を解明 ― 農薬使用量の減少に繋がる効率的な防除が可能に ― 国際農研は、モーリタニア国立サバクトビバッタ防除センター、フランス国際農業開発センター、モロッコ国立サバクトビバッタ防除センターと共同で、野外においてこれまで不明だったサバクトビバッタ(以下、バッタ)成虫の交尾と産卵行動を明らかにしました。 サハラ砂漠で野外調査を行った結果、性成熟したバッタの成虫は、雌雄どちらかに性比が偏った集団を形成していました。メスに性比が偏った集団では、ほとんどのメスは卵巣発達中で、交尾していませんでした。一方、オスに性比が偏った集団では、メスは産卵直前の大きな卵を持っており、ほとんどが交尾していました。詳しく調査したところ、

    サバクトビバッタの特異な繁殖行動を解明― 農薬使用量の減少に繋がる効率的な防除が可能に ― | 国際農研
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    agrisearch 2021/10/13
    「研究担当者:生産環境・畜産領域 前野浩太郎」…バッタ博士ェ! /https://otokomaeno.hatenablog.com/
  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/大規模な土壌乾燥実験からスギ成木の光合成機能への乾燥の影響を明らかにした

    田中 憲蔵(国際農林水産業研究センター)、井上 裕太・荒木 眞岳・川崎 達郎・北岡 哲(植物生態研究領域)、阪田 匡司・釣田 竜也(立地環境研究領域)、齊藤 哲(関西支所) 気候変動にともなう大気や土壌の乾燥が、樹木の成長低下や枯死を引き起こすことが懸念されています。日の主要な造林樹種であるスギは湿った環境を好むため、その生育は将来の乾燥により大きな影響を受ける可能性があります。しかし、個体サイズの大きな成木では、成長や生存を左右する光合成機能に土壌乾燥がどのように影響するかはほとんど分かっていませんでした。 約40年生のスギ林内に約10m四方の雨よけを設置し(写真)、降雨を遮断しました(乾燥区)。そして、高さ20mの足場から葉に直接アクセスして光合成や蒸散能力を2年間測定し、雨よけを設置しない対照区と比較しました。乾燥区では土壌が強く乾燥した状態になりましたが、午前中の葉の光合成や蒸散

  • ニホングリのゲノムを解読 ~ゲノム構造から見えてくるバラ類植物の進化~ | かずさDNA研究所 - 幅広く社会に貢献する研究所をめざしています。

    かずさDNA研究所と農業・品産業技術総合研究機構(農研機構)は、イタリア・トリノ大学と共同で、ニホングリのゲノムを高精度に解読(ゲノムサイズ:約7.2億塩基対)し、ゲノムからは69,980個のタンパク質コード遺伝子が予測されました。 クリの仲間は4種類あり、アメリカグリとヨーロッパグリは病虫害に弱く、これまで深刻なダメージを受けてきた経緯があります。また、チュウゴクグリは収量が少なく、ニホングリは渋皮がむけにくいため、果実の品質が劣ると評価されています。今後、ニホングリのゲノム情報の他、4種類のクリに見られる14,973個の一塩基多型のデータを活用することで、優れた性質をもつクリ品種の作出が期待されます。 ニホングリはバラ類のブナ目に分類されています。今回、ニホングリのゲノム配列を114種類の植物のゲノム配列と比較しました。被子植物系統グループ分類体系(APG植物分類体系)では、ブナ目は

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    agrisearch 2021/10/07
    「ブナ目は、バラ類の中でも草本植物が多いウリ目やマメ目と近縁であると考えられてきましたが、今回の解析から、ニホングリはリンゴなどバラ目の木本植物とゲノム構造が類似」「研究所の近隣では「矢那栗」が有名」
  • 新着情報: 北海道におけるエゾウイルス熱を発見~マダニが媒介する新たなウイルス感染症~(人獣共通感染症国際共同研究所 講師 松野啓太)

    北海道におけるエゾウイルス熱を発見~マダニが媒介する新たなウイルス感染症~(人獣共通感染症国際共同研究所 講師 松野啓太) 2021年9月22日 北海道大学 長崎大学 酪農学園大学 北海道医療大学 ポイント ●マダニが媒介する新たなウイルス感染症,エゾウイルス熱を発見。 ●2014年以降,少なくとも7名の感染者が北海道内で発生していることが判明。 ●マダニや野生動物にもエゾウイルスが感染しており,北海道内に定着している可能性を示唆。 概要 北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所の松野啓太講師らの研究グループは,同大学院獣医学研究院,同大学ワンヘルスリサーチセンター,市立札幌病院,北海道立衛生研究所,国立感染症研究所,長崎大学,酪農学園大学,北海道医療大学らと共同で,発熱や筋肉痛などを主徴とする感染症の原因となる新しいウイルスを発見し,このウイルスをエゾウイルスと命名しました。エゾウイルスは

    新着情報: 北海道におけるエゾウイルス熱を発見~マダニが媒介する新たなウイルス感染症~(人獣共通感染症国際共同研究所 講師 松野啓太)
    agrisearch
    agrisearch 2021/09/23
    「エゾウイルス感染者は2014年から2020年までの7年間で少なくとも7名おり,いずれの方もマダニに刺された数日から約2週間後に発熱や筋肉痛などを訴えていました」
  • ハマダイコンの遺伝的多様性が維持される仕組みを解明 自然界で自家不和合性遺伝子が維持される仕組みと個体間の交雑動態|東北大学 大学院 生命科学研究科

    発表のポイント 植物には他殖性を担保するために自家不和合性という仕組みがある。 屋久島に自生しているハマダイコンの自家不和合性遺伝子には島内集団間で異なる遺伝子分布が見られ、近隣の個体間で他家受粉していることを解明。 アブラナ科野菜の品種改良の効率化への応用が期待される。 概要 植物の生殖過程には、自己・非自己の花粉を認識することで子孫を残すべき花粉を選別する「自家不和合性*1」という仕組みがあります。自家不和合性遺伝子(S対立遺伝子*2)に関する実験室レベルでの解析は行われてきましたが、自然集団内における、S対立遺伝子の個体ごとの空間的な遺伝構造は不明でした。 東北大学大学院生命科学研究科の福島和紀大学院生、渡辺正夫教授らの研究グループは、宮城県仙台第一高等学校、屋久島環境文化研修センター、順天大学、株式会社トーホク、東京大学、三重大学、大阪教育大学との共同研究を行い、大規模なダイコン栽

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    agrisearch 2021/09/10
    2021/7/7
  • 強害水田雑草コナギの除草剤抵抗性進化の特徴的なパターンを解明 -標的酵素遺伝子における遺伝子重複の影響-

    岩上哲史 農学研究科助教、谷垣伸治 同修士課程学生(研究当時)らの研究グループは、強害水田雑草コナギにおける除草剤抵抗性進化に特徴的なパターンがあることを発見しました。 水稲栽培では雑草の防除にアセト乳酸合成酵素(ALS)を阻害する除草剤がよく利用されますが、このタイプの除草剤に抵抗性を進化させた雑草も数多く報告されています。そしてALS阻害剤に対する抵抗性のほとんどは、除草剤の標的となる酵素ALSをコードする遺伝子の1塩基置換によることが知られています。 コナギは日で一般的な水田雑草ですが、ALS遺伝子の数が他の雑草よりも多く、5つあることが同グループの解析で明らかにされていました。研究では、全国から抵抗性の疑いのある100以上のコナギ集団を収集し、除草剤反応や遺伝子の解析を行い、抵抗性進化に利用される遺伝子は5つのALS遺伝子のうち、発現量の高い2つのみであることを明らかにしました

    強害水田雑草コナギの除草剤抵抗性進化の特徴的なパターンを解明 -標的酵素遺伝子における遺伝子重複の影響-
    agrisearch
    agrisearch 2021/08/24
    岩上哲史 農学研究科助教、谷垣伸治 同修士課程学生(研究当時)ら
  • 1細胞分析から、膨圧変化に伴う蜜入りリンゴの新たな代謝メカニズムが明らかに! | プレスリリース | 愛媛大学

    概要 愛媛大学大学院農学研究科 和田博史教授、野並浩名誉教授、畠山友翔研究員、愛媛大学大学院連合農学研究科博士課程 中田佳佑、農業・品産業技術総合研究機構(農研機構)基盤技術研究部 高度分析研究センター 環境化学物質分析ユニット 田中福代ユニット長、同果樹茶業研究部門 果樹生産研究領域 果樹スマート生産グループ 立木美保上級研究員、ブエノスアイレス大学有機化学科・国家科学技術研究会議(CONICET)のロザ エラ・バルセルス教授の研究グループが、蜜入りリンゴ果実内の細胞レベルの代謝変化・水分の状態を空間的にとらえることに世界で初めて成功し、蜜入りのメカニズムの一端を明らかにしました。 研究成果は、2021年8月4日(水)にSpringer Nature Groupと南京農業大学が共同刊行する園芸学専門の学術誌『Horticulture Research』の電子版で公表されました。なお

    1細胞分析から、膨圧変化に伴う蜜入りリンゴの新たな代謝メカニズムが明らかに! | プレスリリース | 愛媛大学
  • (研究成果) 干ばつによりイネの根が貧弱になる仕組みを解明 | プレスリリース・広報

    ポイント 農研機構は、干ばつによってイネの根の張りが悪くなる仕組みの一端を解明しました。干ばつによる農業被害は世界的に大きな問題になっています。世界の代表的なイネ品種について、断続的な干ばつ下における根の形態と、全遺伝子の働きを比較し、干ばつによって根が細くなる原因と考えられる複数の遺伝子を発見しました。成果は、干ばつに対して頑健なイネ品種開発への活用が期待されます。 概要 イネは世界で年間8億トン生産される重要な穀物の一つです。日では主に水田で稲作が行われますが、大渇水が発生すると農業用水の取水制限を受けることがあります。世界では天水田1)や畑でも稲作が行われており、世界の稲作地域の62%(約1億ヘクタール)において、干ばつによる減収が料安全保障上の大きな問題になっています。このような地域で米の安定生産を行うためには、干ばつに強いイネの開発が不可欠となります。 干ばつに強い畑作物に

  • ウイルスと寄生蜂とイモムシ 3者の相互作用による蜂殺し遺伝子を発見

    東京農工大学大学院農学研究院生物制御科学部門の仲井まどか教授と、森林研究・整備機構森林総合研究所の高務淳主任研究員、農業・品産業技術総合研究機構の立石剣リスク管理部部長、渡邊和代契約研究員らの研究チームは、バレンシア大学(スペイン)、サスカチュワン大学(カナダ)、安東大学(韓国)との共同研究で、寄生蜂に対抗するために昆虫や昆虫に感染するウイルスが持っている、全く新しい遺伝子を発見した。今後、寄生蜂を用いた新たな害虫防除技術の開発や、ウイルス学、進化学への貢献が期待される。 3者の相互作用(A)とPKFの蜂殺し作用(B~D) 昆虫は寄生蜂やウイルスなど、様々な天敵にさらされる。寄生蜂は昆虫に寄生して昆虫の体をべて成長し、最終的に寄生した昆虫を殺してしまう。ウイルスは昆虫に感染し、同様に昆虫を死に至らしめる。これら寄生蜂やウイルスが寄生、感染することにより昆虫の増加が抑制されることから、農

    ウイルスと寄生蜂とイモムシ 3者の相互作用による蜂殺し遺伝子を発見
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    agrisearch 2021/08/24
    2021/8/2 東京農工大学大学院農学研究院生物制御科学部門の仲井まどか教授、森総研、農研機構ほか。
  • ウイルスの脅威、競合相手にも 「感染者」横取り阻む  - 日本経済新聞

    芋虫がハチの寄生から身を守る「蜂殺し遺伝子」を東京農工大学などの国際チームが発見し、米科学誌サイエンスで論文を発表した。この遺伝子を芋虫にもたらしたのが、芋虫に感染するウイルスだったことから驚きが広がっている。感染相手にとどまらず周囲にまで力を及ぼすさまに「ウイルスに対する考え方を変えざるをえないかもしれない」とチームは報告した。ガやチョウになる芋虫にとって寄生バチは厄介な存在だ。寄生バチが産

    ウイルスの脅威、競合相手にも 「感染者」横取り阻む  - 日本経済新聞
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    agrisearch 2021/08/24
    「感染した芋虫の体液から見つかった毒となるたんぱく質は、「アポトーシス」と呼ぶ作用で寄生バチの卵や幼虫を死滅させていた。この毒をつくるのが蜂殺し遺伝子だ。遺伝子が無いと寄生の成功率は上がる」
  • 100年以上前から知られていた植物が実は「食虫植物」だったことが判明、葉ではなく茎で虫を捕獲していた

    by Danilo Lima 100年以上前から知られており、北アメリカの都市近郊にも広く生息しているオモダカ目チシマゼキショウ科のTriantha occidentalis(western false asphodel)という植物が、実は虫を捕獲して栄養分とする虫植物であることをウィスコンシン大学マディソン校とブリティッシュコロンビア大学の研究チームが発見しました。Triantha occidentalisは特殊な葉を使って虫を捕らえる一般的な虫植物とは違い、粘着性のある茎で小さな虫を捕獲しているとのことです。 A new carnivorous plant lineage (Triantha) with a unique sticky-inflorescence trap | PNAS https://www.pnas.org/content/118/33/e2022724118

    100年以上前から知られていた植物が実は「食虫植物」だったことが判明、葉ではなく茎で虫を捕獲していた
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    agrisearch 2021/08/11
    「Triantha occidentalisの遺伝子に食虫植物でよく見られる変異があることを発見…ミバエが取り込んだ窒素15が発見され、実際に虫からの栄養を取り込んでいることが確認された」