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2019年03月18日17:00 by 東京創元社 【特別寄稿】松浦正人 連城三紀彦傑作集へのもうひとつのあとがき カテゴリ国内ミステリ 過日、連城三紀彦の傑作集を全二巻で編んだ。創元推理文庫から刊行された『六花の印』、『落日の門』が、その二冊だ。各巻には長めの解説をしたため、編纂の方針にもふれてある。編者というより黒衣の心づもりだったから、あとは読んでくださったかたの声に耳をすましていたいところだが、ふりかえってみるとくだんの解説文には、いつになく個人的な想いがにじんでいる。もちろん、十代のころから親しんできた作家の傑作集をこしらえるという望外のチャンスをいただき、その作品の魅力について書くのだ。肩に力がはいらないはずがない。だが、それだけではない。連城三紀彦については忘れられない悔恨がいくつかある。今回の仕事は、僕にとってかつてのいたらなさを、あらためてかみしめる苦くてありがたい機会で
シャーロック・ホームズのパロディということに一応なってはいるものの、形式が小説ではなくて戯曲で、内容はよく言えば軽妙、悪く言えば小学生が考えたようなトリックが満載なので、かなり評価が分かれそうな本である。 ルーフォック・オルメスの冒険 (創元推理文庫) 作者: カミ,高野優 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2016/05/30 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (14件) を見る オルメスはホームズのフランス語読み。ルーフォックは「頭のおかしい」とか「いかれた」の意味。ホームズのパロディと言うには、ぶっ飛びすぎの、とんでもユーモア・ミステリ・コント集。34編の掌編を集めたもの。たとえば、寝ている間に自分の骸骨を盗まれてしまった男の話、とか、巨大なインク壺のなかに閉じ込められた男たちの話とか……「アホカ! 」というような掌編ばかり。ミステリ・マニアとしては、読んでおくべき奇書
近所のブックオフに沢山ポケミスが入っていたので「特捜部Q ―檻の中の女―」を読んでみた。 本作は北欧ミステリを代表する人気シリーズの第一作ということで期待したのだが、割とあっさり話が進んであっさり解決してしまって、特に驚くようなツイストはなかった。 タイトルの通り、冒頭で監禁されて困っている女が登場する。この檻の中の女は誰なのか、読み進むにつれてきっとA子さんなのだろうと思っていると、「意外なことにB子さんだった!」という展開がないまま「やはりA子さん」という流れになるので少しもったいない。せめてフェイントで「もしかしてB子さんか?」と匂わせるくらいの技は入れてほしかった。 特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848) 作者: ユッシ・エーズラ・オールスン,吉田奈保子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2011/06/10 メディア: 単行本 購入: 1人 ク
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