血がドバドバと流れる映画を愛好しているものの、僕は如何せんホラーゲームが苦手だ。と言うより、超怖い。恐らく、ホラーゲームで最終的にクリアした作品は一本も無い。コナミ開発『サイレントヒル』もプレイしてみたけれど、コントローラーを投げ捨てて部屋の隅で体育座りをしていた記憶しかない。和製ホラー『サイレン』は人間の顔のポリゴンが怖過ぎて心臓が2センチくらい縮小したので身体的な危険を察知して放棄した。必ず、旅の途中で離脱に至る情けねえ奴なのだ。 『バイオハザード』というテレビゲームの何がイヤだったかと言えば、プレイするにあたり、ヒジョーに頭を働かせなくてはならないことだった。ホラーやアクションというジャンルでありながら、同等に謎解きの側面があるワケで、僕のような偏差値の低い馬鹿には、それはそれは苦行でしかなかった。モチロン、ただでさえコワい遊戯。プレイ中は、ひょぇぇぇええええぇえぇぇああああ、と叫ん