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ユーモアと映画に関するankoroのブックマーク (2)

  • 「人情紙風船」 - 何かのヒント

    三回目か四回目にはなる「人情紙風船」をまた観たら、またもやジワーン、グワーンといった残響が体に留まり続けている。 以前に観た時も、最初に観た時もそうだった。なぜか後を引く作品である。 人情紙風船 中村翫右衛門 Amazon この映画は時代物というより、別の何かのように思える。 純文学の好きな人は「これは純文学だ」と言いそうだし、ミステリ的な要素もある(まるでポオのような盲点トリック)。 落語のダークな部分を煮詰めたような暗さもある。ユーモアもある。 www.youtube.com それらを総合してジャンルを考えるとノワールではないだろうか。自分としてはそれが一番ピッタリくる。 ウィキペディアにあるノワール映画の説明は次の通り。 「人間の悪意や差別、暴力などを描き出している。闇社会を題材にとった、あるいは犯罪者の視点から書かれたものが多い。」

    「人情紙風船」 - 何かのヒント
  • ドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」が描くグローバルビジネスというサブカルチャー。そして、ラストダンスは私に - 未翻訳ブックレビュー

    【予告編】映画『ありがとう、トニ・エルドマン』 2017年のアカデミー外国語映画賞にもノミネートされたドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」がめちゃくちゃ良かった。 簡単にあらすじを説明すると、グローバル企業でキャリアを重ね故郷のドイツを離れてルーマニアで働く娘のイネスの職場に、イタズラ好きな性格の父が予告もなく尋ねてくる。一度は追い返されるが、謎のカツラと入れ歯で変装した父は「トニ・エルドマン」と名乗ってイネスが行くところに神出鬼没で現れる・・ 作の中心にはユーモアと親子の愛があって、映画館で何度も声を出して笑ったし、泣きもした。親父ギャグのウザさも、子を想う父の愛も万国共通だ。ただ、この記事ではユーモアにも親子愛にも触れない。この映画には単なる父と娘の人情ストーリーに留まらない多層的な広がりがあって、そっちを語りたい。 具体的には、この映画のグローバル・ビジネスの描き方のリアルさ

    ドイツ映画「ありがとう、トニ・エルドマン」が描くグローバルビジネスというサブカルチャー。そして、ラストダンスは私に - 未翻訳ブックレビュー
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