能登半島地震で震度6強の揺れを観測した石川県輪島市。市の中心部では鉄筋コンクリート(RC)造の7階建てビルが転倒、近隣に立っていた木造3階建ての店舗兼住宅を押しつぶすという、極めて異例な被害が出た。建築の研究者が現地入りして状況確認を行っているが、転倒メカニズムはまだ明らかになっていない。日経クロステックの取材班は2024年1月5日に現地を取材し、転倒の原因を探った。 転倒したのは、漆器の製造販売を営む企業のビルだ。この企業のWebサイトによると、大正期に創業し、業容拡大を受けて1972年に法人登記、同年に工場兼店舗として地下1階・地上7階建てのこのビルを建設した。地下部分については「現在埋設」との記載があった。 現場は輪島市河井町の河井小学校前交差点近く。敷地付近では幹線道路の国道249号が東西方向に走っており、ビル南側が国道に面していた。転倒方向は東側で、国道へ倒れ込む事態だけは免れた
大阪・関西万博の会場のシンボル「大屋根リング」について、解体するとしていたこれまでの方針が一転、終了後も現地での保存や移設が検討されていることがわかりました。「無駄遣い」と指摘されていたリング。これが批判をかわすことにつながるのでしょうか。 開幕まで1年半を切るなか、14日から行われた大阪・関西万博の国際会議。万博への参加を表明している国や地域の関係者約500人が出席していて、15日は大阪府や市の担当者が建築許可申請などについて個別に相談を受けるブースが設けられました。 パビリオン建設の遅れなどが問題となるなかで、いま波紋を呼んでいるのが、万博のシンボルである「大屋根リング」です。 万博のメインエリアを取り囲むように造られるリングは、「多様でありながら、ひとつ」をコンセプトに、1周約2キロ、高さは12メートルから20メートルほどある世界最大級の木造建築として注目が集まっています。 建設費用
「週刊漫画ゴラク」で連載中のマンガ「一級建築士矩子の設計思考」の単行本1巻が2022年3月9日に発売されると、好評を受け14日には早くも重版が決まった。 本作は東京・亀戸で立ち飲み屋兼設計事務所を営む27歳の一級建築士・古川矩子(こがわかなこ)を主人公に、現代建築事情を盛り込んだマンガだ。建築にまつわる緻密な情報や建物をめぐる騒動が描かれていくが、作者がかつて成人向けマンガを長年描いてきた鬼ノ仁(きのひとし)さんであることもマンガ好きの反響を呼んだ。実際に一級建築士資格を持つ鬼ノさんの考証により、建築の知識がふんだんに盛り込まれているのが特徴だ。 鬼ノさんは1990年代から20年以上にわたって成人向けマンガを描き続けてきたヒットメーカー。2019年に成人向けマンガを引退し、一般向けマンガに活躍の場を移した。マンガと並ぶもう一つのライフワークともいえる「建築」をテーマに作品を描き始めた動機を
4月、東京・八王子市のアパートで階段の一部が崩れ落ち、50代の女性が転落した事故で、腐食が確認された木材はアパートの設計段階では使用が想定されていなかったことが関係者への取材で分かりました。女性は22日、入院先の病院で死亡したということで、警視庁は当初の設計と異なる工事が行われたいきさつを詳しく調べています。 4月17日、八王子市南新町のアパートで、3階に住む大手里美さん(58)が2階につながる階段を上っていたところ、一部が突然崩れ落ち、およそ2メートル下に転落しました。 大手さんは意識不明の重体となり病院で手当てを受けていましたが、22日死亡したということで、警視庁は容疑を業務上過失致死に切り替えて捜査しています。 警視庁などによりますと、崩れ落ちたのは踊り場と2階の廊下とを結ぶ鉄製の階段で、廊下などとの接続部分に使われていた木材の一部が腐食していたことが分かっています。 アパートを設計
く ま り ん @higu_o 建機ミュージアムに行ってきた 高度成長期を支えた機械を残したいという思いで個人が作った私設博物館なんだけど、規模がでかくて見応え充分だった pic.twitter.com/8uvXIzMmz4 2020-12-09 23:18:36
このプロジェクトは、2020-09-18に募集を開始し、604人の支援により9,029,133円の資金を集め、2020-11-13に募集を終了しました 二年前…台風24号により倒壊してしまった薄いうどん屋を覚えてますでしょうか。まるでコントセットのように倒れる姿が「ドリフうどん屋」と愛でられてバズったあれです。クソ物件オブザイヤーにも入賞したあの土地を、全宅ツイが地上げすることに成功しました!!このスペースに、ふたたび薄い飲食店を建てたい! 2021年3月26日オープンしました! 詳しくはこちら → 高円寺 酒チャンス本日開店!!! ◆はじめに・ご挨拶 こんにちは! 全宅ツイ公式キャラクターのグリップ君だウホッ! 全国宅地建物取引ツイッタラー協会(通称:全宅ツイ)は、ツイッターを通じて交流し合う不動産屋により結成された団体で、仕事をさぼってツイッターばかりしているうち、ついに法人化までして
13年前の“まことちゃんハウス”騒動 楳図氏といえば、その作品が漫画界に止まらない幅広いクリエーターに影響を与えるなど、業界の“レジェンド”とされる一人。赤白のボーダー柄のTシャツがトレードマークの楳図氏のユニークなキャラクターは、テレビのバラエティ番組でも人気だった。 そんな楳図氏がニュースやワイドショーで大きな注目を浴びたのが、この自宅の建築を巡る騒動だった。建築当時に取材したスポーツ紙デスクが振り返る。 「吉祥寺の自宅、通称 “まことちゃんハウス”が話題になったのは13年前の2007年7月のこと。当時建築中だった赤と白のボーダー柄を外壁に施した自宅に対して、近隣住人から『周囲の景観を無視した奇っ怪な建物』『色彩の暴力』などとして、建築工事差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てたのです。この騒動は連日大きく報じられて、いつしか観光地化し、まことちゃんハウス前で記念撮影する人が絶えな
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