4月23日から公開している映画『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』は、中高生に人気のクリエイターHoneyWorksの楽曲をアニメ映画にしたもの。“中高生に届ける”ことに特化して考えられた本作をヒットさせるために何を意識したのか。アニプレックスの宣伝プロデューサー相川和也さんに聞いた。 大人はみんな知らないけれど、女子中高生は熱狂している――そんなアニメ映画作品『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』(以下『ずっ好き』)が4月23日から劇場公開中だ。好きな人に思いを伝えられない悩みを抱えた高校生男女のピュアな青春恋愛もので、テイストとしては少女漫画に近い。 筆者(25歳女性)が本作を鑑賞した際は、四方八方を中高生に囲まれ、約60分の上映時間中ずっと中高生のすすり泣きや感嘆の息に包まれる……といった状態だった。その一方で、同年代や年上世代には作品の存在自体ほとんど知られていな
世界各国で異なる「ベイマックス」ポスター マーケティング手法の違いが顕著に 2014年12月28日 09:00 各国の「ベイマックス」ポスター (上段左から)日本・アメリカ・ロシア・韓国 (下段左から)ブラジル・フランス・ドイツ・中国(C) 2014 Disney. All Rights Reserved. [映画.com ニュース] ディズニーの長編アニメーション最新作「ベイマックス」が12月20日、日本で封切られ、週末2日間で興行収入6億円超という、ディズニーアニメでは「アナと雪の女王」に次ぐ好スタートを切った。 日本では主人公の少年ヒロとロボットのベイマックスの絆を中心に感動作として打ち出されたが、映画にはアクションヒーローものとしての要素もあり、観客からは「ヒロとベイマックスの絆に感動」という感想のほか、「ヒーローものとしてのそう快感に驚いた」「ロボットのディテールに感心した」とい
inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 先が見えないデジタルカメラの不振を尻目に、今上期前年同期比80%プラスという驚異的な販売増を示しているカメラがある。富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」だ。 同社は今年度のチェキの見込み販売台数300万台を350万台に上方修正。需要増に応えるため工場で約30%の増産を行うという。 とはいえ予想外の復活劇だった。チェキはデジカメの普及に伴い市場が縮小。2002年にそれまでの出荷台数ピーク100万台を記録した後、販売が毎年激減し、一時は撤退寸前だったという。 潮目が変わったのは07年だった。韓国のドラマ中で使われたことがきっかけで、韓国、中国などアジアの若年層を中心にヒットしたのだ。これを受けて、それまで国内中心だ
3月にリニューアル発売された「カロリーハーフ」(左)は、4カ月で前身の「マルチビタミン」(右)に戻された?(出所)森永製菓のパンフレットおよびHPから作成 「新しい価値観を世の中に提示していく」――。 こう掲げて今年3月、森永製菓は主力商品「ウイダーinゼリー」のラインナップとコンセプトを一新する、大リニューアルを実施した。 【詳細画像または表】 従来の「エネルギー」「マルチビタミン」「プロテイン」という機能性を軸にしたラインナップから、「エネルギー」「カロリーハーフ」「カロリーゼロ」というカロリー別のラインナップに変更。リニューアル会見では「ウイダーのブランドコンセプトに時代のニーズをプラスした」と自信を見せていた。しかし、わずか4カ月で、このリニューアルは見直しを余儀なくされることとなった。 ■ 「真新しさがなくなった」のを機に ウイダーinゼリーは1994年に発売された、ゼリ
私はこの10年くらいでだんだんとテレビを見る時間が減少していたのですが、数年前まではとある事情でテレビの前に一定時間いなければいけなかったので、その時にCMも眺めていたのですが、大手企業でもないのにしつこいくらいに流れるCMというものが一定数あったのですね。もちろんそれは覚えてしまいます。しかし数年後、それらの企業のうちの多くを、ほかのところで見るようになります。それはすなわち倒産や詐欺などで破綻するニュース。 せっかくですので、ちょっと具体的に。おそらく「このCM一時期よく見てた!」と思われる方もいらっしゃると思います(ちなみに私は東京住まいです)。 破綻前に急増した企業のCM 安愚楽牧場(2011年破綻) 英会話のNOVA(2007年破綻→経営譲渡) アーバンエステート(2009年破綻) 近未來通信(2006年破綻) エバーライフ(経営悪化→2012年経営譲渡) 何故破綻する企業が大量
前作の売り上げは10億円足らず。それを今回は50億円に拡大せよ。そういう命令を会社から受けたら、どうするか。日本では無名ではないが大人気というほどでもないSFシリーズの最新映画が、日本で近く公開される。その興行収入を「前作の5倍以上たたき出せ」と社命を受け、挑戦に昨年から取り組んでいるのが、配給会社パラマウントピクチャーズジャパンの星野有香・マーケティング本部長だ。昨年暮れから開始した宣伝プロモーションが、8月23日の公開に向けていよいよ本格化する。「モノを売る」とはどういう行為か、「大ヒット」はどう作るのか、宣伝のプロにうかがった。(gooニュース 加藤祐子) ○ ファン頼みでは50億円は無理だが 『スター・トレック』をまったく知らないという人は、アメリカでは少数派だろう。1960年代にテレビシリーズとして産声を上げて以来、数々の映画やスピンオフのテレビシリーズとして、『スター・トレック
サントリーウエルネスのウェブ広告は、以前から不快に思っていました。 あまりに不快なので、視界に入るたびにむかむかして舌打ちするか、すぐに目をそらしてしまうんですけど、この不快さをみんなと共有してサントリーウエルネスをこの世界から滅ぼしたいので(笑)、ここでいくつか取りあげてみます。 サントリーウエルネスの狡猾なところは、あれだけ煽情的で不快な広告を出しておきながら、販売サイト本体ではきわめて穏当な作りをしている点です。これでは販売サイトを見ても、あの不快な広告を指摘することができません。また、広告という性質のため、見たくないときにはむりやり見せつけられるのに(笑)、画像検索ではなかなか見つけられません。幸いにして(?)、この広告画像を保存してブログ等に転載されているかたがいらっしゃるので、そこから掘りだすことができました。 サントリーウエルネスは、いくつかの取り扱い商品について広告を出して
2013年02月08日11:59 マクドナルドが急激に失速しはじめている カテゴリ kinkiboy Comment(0)Trackback(1) マクドナルドの2012年12月期決算は9年ぶりの減収減益ということですが、マクドナルドが失速し業績が急下降しはじめています。マクドナルドは、不振の理由としてヒット商品がでなかったこともあげていますが、一貫して外食市場そのものの悪化を大きな理由として語って来ました。しかし、他の外食産業と比較するとむしろ根本的な戦略の失敗によるところが大きいといえそうです。マクドナルドが、外食市場の縮小で不振と言うよりは、マクドナルドそのものに不振の原因があることは、外食産業関連で最大規模の組織「日本フードサービス協会」の会員企業の月次の対前年比較データ(全体)と、マクドナルドの月次セールスレポートを比較すると鮮明に浮き上がってきます。全業種データとの比較でも、フ
今日、Twitterのタイムラインをにぎわせた「eneloop」の新デザイン。 これまで大きく全面に打ち出されていたeneloopのロゴが小さくなり、Panasonicのコーポレートロゴが替わって大きく配置された。 パナソニック、繰り返し回数が伸びた「eneloop」と、容量が増えた「充電式EVOLTA」 見た瞬間、さすがはパナソニックと思った。 せっかく三洋電機時代に「ちゃんとしたデザイン」をして大ヒット商品に育て上げたブランドイメージを大枚はたいて手に入れておいて、わざわざドブに投げ捨ててしまう、そういう「のれん・ブランド」に対する価値観はさすがとしか言いようがない。エネループというブランドを何が何でも抹殺したかったのなら成功しつつあると言えるかも。 同じ三洋電機のブランドをまるっと手に入れたハイアールが、「AQUA」ブランドを小泉今日子をキービジュアルにして「中国製なのに意外と大
メニュー撤去、60秒チャレンジ、無料朝マックなどつぎつぎに施策を打ち出してるみたいだけど なーんか日本マクドナルドは消費者のニーズというか、ファストフードを使う客の消費行動がわかってないようで。 ファストフードの客は値段→商品の流れで商品を判断しているおおよそ客層が同じであろう牛丼チェーンやほかのファストフード店は外にでかでかと値段が出ている。 たとえばすきやなんかは値段を書いた旗が店外に出ていて先に280円という数字が目に入ってくる。 対してビックマックが単品でいくらか即答できる人はなかなかいないと思う。 客がその値段を知るのはメニュー表がなくなった今となっては店に入り、注文する直前、カウンターにあるメニュー表を見てからである。 100円マックが成功したのは100円という数字を使ったネーミングが会計のわかりやすさにつながり 「100円マック5個で500円」という風に客が「商品を購入した後
2014.03.06追記: 2013年を振りかえるエントリを書きました! Facebookページを始めてから1年後にどうなったのか気になる方はこちらもどうぞ。 独学の主婦が自宅で開業したパン屋さん「クープ バゲット」の2013年を夫が振り返ってみる - give IT a try はじめに 僕のブログをよく読んでくれている方はご存知かと思いますが、僕の妻は去年から兵庫県西脇市でCoupé Baguette(クープバゲット)という小さなパン屋さんをやっています。 1ヶ月ぐらい前にちょっと訳あって店のFacebookページを開設しました。 今回はFacebookページを開設した背景やその効果などをまとめてみようと思います。 Coupé Baguetteの前提知識 妻のパン屋については、以下の前提知識があると話がより分かりやすいと思います。 妻が家事や育児の傍らパンを作っていることもあって、営業
元2ちゃんねる管理人、西村博之(ひろゆき)氏の発言が波紋を呼んでいる。2ちゃんねるのまとめを装いつつ、出会い系サイトやペニーオークションなどへ誘導する「カモフラージュ広告」に関するもので、これまでに「暇人\(^o^)/速報」や「キニ速」「マジキチ速報」など10以上のサイトが謝罪エントリを掲載する事態に至っている。これまでの経緯については、「2chまとめを装った悪質広告にひろゆき警告 マジキチ速報、妹はVIPPERなどに『転載禁止』の可能性」を参照。 発端となったひろゆき氏の発言。まとめサイトに説明を求めるとともに、誠意が感じられない場合は転載禁止も考えるという これまでに10サイト以上が謝罪文を掲載 「マジキチ速報」では、11月10日午前0時7分に「まとめサイト風の広告について」というエントリを掲載。「まとめサイト風の広告を掲載し皆様に大変なご迷惑おかけしました事を深くお詫び申し上げます」
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