パソコンの遠隔操作事件で起訴された被告の裁判が来月12日から東京地方裁判所で始まることが決まりました。 初公判では、無罪を主張する被告が事件とは無関係だとする内容をみずから1時間近く説明するということです。 インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(31)は、おととし、誤認逮捕された男性3人を含む合わせて6人のパソコンに遠隔操作ウイルスを感染させたなどとして起訴されています。 27日、東京地裁で事前に争点を整理する手続きが行われ、一連の事件の裁判は来月12日から始まることが決まりました。 被告は「自分も遠隔操作された被害者だ」と無罪を主張する方針で、会見した弁護団によりますと、初公判では被告がみずから事件とは無関係だとする内容を1時間近く説明するということです。 また、裁判で弁護団はパソコンのデータ解析を担当した捜査員など、30人近くを証人として申請する予定です。 佐藤博史弁護士は、「