1回もブレることなく、ずっと閣下推しです(安田) ──まずは、原作を読まれたときの皆さんのご感想からお聞かせいただけますか。 和ト湊 私は最初、「ベルまま。」の原作をWebでお見かけしたんですね。仕事で疲れて帰ってきてネットサーフィンをしていたら、ふと目に留まって、「なんだこのゆるふわなマンガは!」って。すごく癒されて、その晩はよく眠れたんです。 ──原作者のmatoba先生が「疲れて帰ってきた人がなんとなく見られて、癒されるようなアニメになれば」とおっしゃっていたんですが(参照:アニメ「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」特集 第1回 原作者・matobaインタビュー)、監督の作品との出会い方はまさにその通りですね。 和ト湊 そうなんです。まずはmatoba先生のかわいらしい絵に惹かれて。ベルゼブブやベルフェゴールといった女の子はもちろん、ミュリンやアザゼルのような男性キャラも、凛々しくあり