今年も多くの百合物件がこの百合豚の身体の上を通り過ぎて行きました。百合物件だけで費やした金額は今年だけで10万は固いのではないかと思います。 先日発売された『このマンガがすごい!2014』に触発されたので、今回は今年単行本が刊行された百合漫画に限定して本家通りにTOP10にランク付けして紹介します。 あくまで僕の独断と偏見によって作られたランキングであることをご了承ください。 第10位 森永みるく「ひみつのレシピ」(全2巻) ひみつのレシピ (1) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ) 作者: 森永みるく 出版社/メーカー: 芳文社 発売日: 2011/08/11 メディア: コミック 購入: 5人 クリック: 31回 この商品を含むブログ (11件) を見る 「くちびるためいきさくらいろ」「GIRL FRIENDS」などの大傑作を連発するご存知、森永みるく先生。 料理ベタな今ど
月刊ヤングマガジンで驚愕の新連載が始まりました・・・。その名は「Yの楽園」。ここから先はお子様はお帰りください。あと、真面目なのを期待している人も帰っていいです。 Yの楽園 「愛と惨劇が織りなす不道徳漫画」という言葉がこれから起きる惨劇を連想させます。主人公の名前は飯尾一也(いいオカズや!)。18歳の童貞です。 沙耶ちゃん そんな童貞主人公が愛するのは、同じ高校に通っていた元野沙耶ちゃん(元の鞘って意味でしょうか)。明るく社交的で浮ついたウワサもない、清純な女の子だそうです。とっても可愛いです。高校の卒業旅行だというのにハメを外さないあたり、童貞が好きそうなヒロイン像という雰囲気が出てます。 ・・・そう、これは高校の卒業旅行でのお話。一也の親友・ヤンスなんてのもいますし、他にも女の子はたくさんいます。さて、童貞コンビである一也とヤンスがエロ話で盛り上がっていると・・・ 男のチンポはビッグ&
2013年10月16日 「このマンガがすごい!2013」でも紹介された「マジャン〜畏村奇聞〜」2巻が発売!続きも早よ! 少し前に発売をお知らせしましたが、「マジャン〜畏村奇聞〜」2巻がとうとう発売されました!おめでたい!コングラチュレーション! マジャン -畏村奇聞-(2) (ファミ通クリアコミックス) 表紙もいいですがこのオビもまたいいですねー。 「いただくぜ、てめえの全て」、そして「最後の秘境」「麻雀×猟奇」。 この作品をよーく表せていると思います。 さらに、「このマンガがすごい!2013」でも紹介!とあるじゃないですか! _、-、〃1,. -'``~〃´Z Z.,. = =. ´z あれあれ? . / '´`ミ = = 、、ヾ~``` \ いつの間に紹介されてたんだ・・・? / ,.-- .ミ = = ミ. --、
・マンガの情報をあまり仕入れずに、本屋にいっては適当にみつくろって買うのが好きです。 ・一期一会といいますか、書店で「出会った」本を、直感のままにレジに持っていき、そして家で読む。この一連の「儀式」は大事です。このときの直感を積み重ねるのはイコール「自分」を積み重ねることと同じであるとは思います。「買う」ってのがワリと重要。直感を研磨するための砥石代としての金銭。「身銭を切る」なんてのはいいフレーズですよ。 ・本作もそういうことで出会いました。そういうことなので事前の情報はないです。 ・表紙の絵はあんまりアテにならないで、こういうときに重要なのは、帯だったりする。おれ的には5:5くらいかな。 2010年代 4コマ漫画の大本命 遂に刊行! ・これですよ。大きく出たじゃないですか。2010年代はあと7年ありますよ。それでもかまわないくらいの大本命ってことです。 だいたいが、こういうコピーはもっ
本筋は、龍が壮大なスケールの大怪我をしてそこからリハビリして復活を遂げたことを知った九重の心の中にフラグが立ったというお話でしたが、個人的にはむしろミルコおじいちゃんが大活躍した回として印象深いです。 九重に対して「若いんだ…行けるだろ!」と凄みを効かせて恫喝した後に「ココノォエ!ガンバレ!」と激励するミルコおじいちゃんの姿は、旧ユーゴスラビアでナショナルチームを率いていたであろう名監督の鱗片を伺わせるに十分でした。 物語の中ではまだ明確にミルコが旧ユーゴの代表監督であったことは他の登場人物に明確には提示されていないと記憶していますが、でもまあ彼のモデルはオシム元日本代表監督であることは明らかなので、こっちでも多分そうです(決めつけ)。 もしミルコが元代表監督であった場合、武蒼の監督とかが見れば間違いなく素性がバレると思うんですけど、もしそうなったらおじいちゃんどうするんでしょうか。「裸の
以前にも述べた気がするが、小沢としおはデビュー以来一貫して学園ものを描き続けている。現代少年マンガ史を振り返ったとき(一、二作でリタイアしたマンガ家を除けば)これは極めて異例のことといっていい。しかし、『ナンバデッドエンド』の頃からか。その手つきにはいくらかの変化が見られはじめていた。変化は『ナンバデッドエンド』に続く『ガキ教室』において、より顕著であったろう。『ガキ教室』も当然学園ものであったわけだけれど、学生を主人公にするのではなく、教師の側から見られる学校を作品の舞台としていたのである。いや、何も主人公の立場の違いを指して「変化」だと言いたいのではない。そうではない。学校の存在をこの社会の比喩として描いたり、社会のミニチュアとして扱うのではなく、学校の存在をあくまでもこの社会の一部分としていること、社会から切り離された空間=特区のようには描かなかった点にこそ変化が現れているのだ。 さ
打ち切りエンドが止まらない! こんにちはJ君です。当サイトでは今年の2月に「マジカルシェフ少女しずる」という魔法少女に弁当の要素をミックスした画期的な萌えマンガをご紹介いたしました。過去にあまり萌えタッチのマンガを紹介したことがなかったので全然反響がないのではないかと思っていたのですが、意外なことにけっこうな反響をいただきまして、サイトの方向性がブレまくっている今日このごろです。 今回はそんな当サイトにとって大変悩ましい作品、「マジカルシェフ少女しずる」の第2巻が発売され、出版社様から懲りずに献本をいただきましたのでレビューいたします。そもそも伏線回収など一切せず、やっつけ感あふれる打ち切りエンドで終了した「マジカルシェフ少女しずる」がどのツラを下げて2巻を出すのかという話なのですが、なんというか・・・ほとんど別の作品になっておりました。 「マジカルシェフ少女しずる」1巻がどんな内容だった
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! 作者:ひろやまひろし 原作:Fate/stay night(TYPE-MOON) 企画原案:TYPE-MOON 発行:角川書店 2009-12年 レーベル:角川コミックス・エース この『Fate/stay night』のスピンオフ作品を、ようやく既刊全10巻そろえた。 今回は2期をとりあげ、ひろやまひろしの作風中心にかんがえる。 うごきのある絵 主人公は小学5年生の「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」。 作者は同人時代イリヤ本をだしまくり、「イリヤの人」とよばれた(参考:『アキバ☆PRESS』)。 『Fate』シリーズの世界観は、どちらかといえば殺伐とするが、 イリヤは本作で「魔法少女」としてマジカルに活躍。 『Fate』と『魔法少女リリカルなのは』を交配したおもむき。 同人作家が、愛する幼女キャラを主役にすえたスピ
志茂田景樹『戦国の長嶋巨人軍』と言えば、自衛隊の兵器・装備を使って練習していた巨人の野球選手が戦国時代にタイムスリップするという小説で、一部で話題になった珍品である。 戦国の長嶋巨人軍 (ジョイ・ノベルス) 作者: 志茂田景樹出版社/メーカー: 有楽出版社発売日: 1995/04メディア: 新書購入: 1人 クリック: 74回この商品を含むブログ (10件) を見る あれが『月刊コミック乱』で漫画化されている。 タイトルは『戦国の長縞GB軍』日高建男 原案/志茂田景樹 今月27日発売の九月号からの短期集中連載とのこと。色々配慮しているのか、登場する野球選手の名前は全て実在しない名前に変えられている。 第一回のあらすじを簡単に書くと以下のようなものだ。 1995年、長縞繁郎(ながしま・しげろう)監督率いる東京グレートベアーズ=GB軍の選手は群馬県の相馬原演習場で軍事演習を行っている(精神力を
[ポトチャリポラパ]の「コミック」ブログ版です。[ポトチャリコミックのインデックス] オススメってタグありますが近年のものは基本オススメだけです。 ・探偵業の父親を手伝ったり独自に仕事をしたりの女子高生探偵マーニーさんの事件簿。決め台詞は「マーニーにおまかせを」。 ・1話完結の読み切り。 ・さて、木々津克久さんといえば「フランケン・ふらん」を思い出すおれです。これも1話完結でおもしろいままはじまりおもしろいまま終わりました。あ、「これも」って書いてしまった。 ・名探偵マーニー「も」、4巻をすぎてなお、あいも変わらずおもしろいままです。 (参照:[404 Blog Not Found:わたしの、最高の一作 - 画評 - フランケン・ふらん]) ・3巻の発売時に書こうと思ってましたが、次巻予告に「あいつがあらわれる」とあり、レギュラーキャラが増えるのかと思い待ってました。 ・4巻からマーニーの
ウェブサイト・最前線にて連載。tugeneko作。フルカラーなスク水漫画。 プールのない学校の水泳部。 教師に適当に言われた「スクール水着姿で居続ければプールを作ってやる」の言葉を鵜呑みに、少女三人、スクール水着で学園生活。 スク水!なんと魅惑的! 学校という「日常」の中、制服姿の生徒たちの中で彼女たちだけ水着という「非日常」。 そうだ、これがトキメキなのだ! そういうことで象徴的なシーンがこんなですよ。 な?いいだろ? 「ノートを集める」、この、誰もが体験した平凡なワンシーン。少女のスク水姿という、ノスタルジックだけどそれほどスペシャルではないワンシーン。それが不自然に交わることによって、軽く倒錯した世界観が生まれているのです。 直接的なエロじゃないんですよ。 破天荒でパワーのあるドエロ展開も良いんですけど、それはエロファンタジーという別枠の世界。また、日常的な風景に潜むチョットしてフェ
『実は私は』増田英二/週刊少年チャンピオン連載 …いきなりタイトルで重大なネタバレをしてしまいましたが!この『実は私は』という漫画について語るには「白神さんかわいい」という事実を避けては通れません。 『さくらDISCORD』で熱い青春ど真ん中ストーリーを描いた増田英二先生の新作は、『さくらDISCORD』よりもだいぶギャグ色強め、ストーリー色軽めになったラブコメディです。 思っていることが何でも表情や態度に出てしまい、隠し事が出来ないことを揶揄されて周囲から「アナザル(=穴の開いたザル)」というあだ名で呼ばれている主人公の黒峰朝陽。 彼はクラスメイトの女子・白神葉子さんに恋をしています。 他人と馴れ合わず学校生活を送るミステリアスな美少女、白神さん。そんな彼女に密かに想いを寄せることだけは他人に知られまいとひた隠しにしていたつもり…の朝陽でしたがしかし、そこは「アナザル」の異名を持つだけあ
いろんなものの感想なんかを、思いつくままにお送りすることとねお試しBlog 隠れ家的雰囲気が売りのBlogです。 本来なら私は『アイドライジング!』とはほぼ接点を持たなかった、そういってもいいくらいに想定されているだろうターゲット層からは離れていて、戦うヒロインの物語、いや、そういうのも見ます、読みますけれど、でも女子プロレス的なものとなるとちょっと自分の興味からは外れてしまうかな。そんな感じ。実際、私は『アイドライジング!』の存在にまったく気付いていなくて、じゃあなんで知ることになったのか? それは外伝、スピンオフですね、『オリンライジング!』があったからです。『アットホーム・ロマンス』でガツンとやられて以来、贔屓にしている作家、風華チルヲがコミカライジング! ラノベ原作、その外伝を描くというからには、やっぱり読むわけですよ。そうしたらこれが面白い。そうなったら当然スピンオフだけじゃなく
オリンライジング!はアイドライジング!というライトノベルのライバルの1人、オリンを主人公にした外伝コミカライズです。 ですが原作主人公を主役の座から引きずり下ろすのではないかというくらい鮮烈で勢いのある外伝でした。 アイドライジング!は一言で言えばアイドル×格闘ショー。 見目麗しいアイドルたちが、鍛えた肉体に様々な特性を持ったバトルドレスと呼ばれる衣装を纏って熱いバトルを繰り広げたり、ちょっと過激なスキンシップをしたり、バラエティ番組みたいなこともしたりという作品です。 アイドライジング!本編の主人公はアイザワ・モモ。 恵まれた体格とセンス、そして素直でまっすぐな気持ちとすごい運を持った女の子。 それはエントリーもせずにアイドルオーディションに飛び込もうとした途中で、社長の目にとまってそのままアイドライジングの試合に出て勝利してしまうというエピソードに如実に表れています。 そのモモにアイド
施川 ユウキ著の漫画作品。「なんとかして読まずにすませて読書家の雰囲気だけ出したい!」という女の子が必死にがんばっていて好感が持てる。SFマニアな友人が出てきたり、シャーロキアンな友人が出てきたり、普通の本読みが出てきたりとバリエーション豊かだ。イーガンの名前が何度も出てくるので、取り上げないわけにはいかなかったがそれだけの楽しさではない。 読むとなんだか読書欲が高まる“名著礼賛"ギャグ! 本を読まずに読んだコトにしたいグータラ読書家“バーナード嬢"と、読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々──。 『聖書』『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『舟を編む』『フェルマーの最終定理』……古今東西あらゆる本への愛と、「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛"ギャグがここに誕生!! 私の中ではすでに読破したっぽいフンイキになっている!!*1 「読まずに読書家の雰囲気を出したい」っていうキ
てこの視点ばっかである。 完全に主人公がてことなっています。「あまんちゅ!」は東京から転校してきたてこの成長物語という構図となっています。スキューバダイビング初心者で人との付き合いが若干苦手なてこの成長奇譚物語が本質であろう。「てこときどきその他」である。 で、6巻。 なんとてこの視点で語られるエピソードが1話もなかった。まあ31話導入部分こそてこの視点だったけど途中でぴかり視点になってるしね。6巻では、てこが主人公ではなかった。ようやくてこも一登場人物…いや「あまんちゅ!」みんなが主人公となってて個人的に胸熱でした。 とりわけグッときたのは32話「体力測定」であろう。 「ぴかりから見たてこ」という構図で描かれていました。そも「あまんちゅ!」は今まで「てこから見たぴかり」という形式でのエピソードは何度もあったものです。 てこ視点のぴかりは何時でもキラキラと輝いている。 ぴかりの魅力を素晴ら
2013年05月09日 施川ユウキ先生の単行本3冊同時発売記念サイン会に行ってきた! 私は施川ユウキ先生の単行本は全部持ってますし「ツモっ子どうぶつ」「ツモっ子の森」と近代麻雀関連で連載を始めた時は小躍りしたものです。そして、読者アンケートでしつこく単行本化のお願いをしていたのが実って「ツモっ子どうぶつの森」単行本発売となったのにはもう小躍りどころか大踊りですわ。ところで、大踊りと大通りって字面も発音も似てますね。 まぁとにかく、それくらい施川ユウキ先生のファンなので、初サイン会が開催されるとなったらそりゃ行くしかあるまいってことで、整理券配布日も朝早くから並んでゲットしました。そしてサイン会当日。初めてお会いする施川ユウキ先生は……。 自画像にそっくりでしたw 言うてしまえばシンプルな絵柄だとはいえ、初めてのサイン会だというのに描くペースがすっげえ早いのには驚きました。筆が遅いイメージは
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