人気漫画をインターネット上に無断で掲載していた海賊版サイト「漫画村」の著作権法違反事件で、24日逮捕された元運営者が、警察の捜査が本格化した時期に、サイトの運営権の売却話を面識のない会社役員に持ちかけていたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は捜査から逃れようとしていた疑いもあると見て調べています。 警察の調べに対し、容疑を認めるかどうかを保留し「弁護士と話して決めます」と供述しているということです。 星野容疑者はサイトの運営で中心的な役割を果たしていたとみられますが、去年、漫画などを電子書籍としてインターネットで配信する東京都内の会社の役員に「『漫画村』はアクセス数が多く価値のあるサイトだ。運営権を買い取らないか」などとメールで伝え、運営権の売却話を持ちかけていたことが捜査関係者への取材で分かりました。 役員は星野容疑者とは面識がありませんでしたが、突然メールが届いたということで