※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ねとらぼ読者のみなさん、こんにちは。虚構新聞の社主UKです。 フランスの画家・ゴーギャンの絵に「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」という題名の作品があります。ついどこかで使いたくなりそうなこのフレーズ、実際に小説やマンガで使われているのをしばしば目にするのですが、言い換えればこの「我々は何者か」という哲学的問いはそれだけ人を惹きつける根源的・魔術的な強さを備えている証でもあります。 「哲学なんか知っても1円の得にもならない」と言われながらも、「ソフィーの世界」やニーチェ関連本など「哲学書ブーム」が周期的に訪れるのもまた、「私って何だろう?」という疑問が一過性のものではなく、波のように引いては寄せ、寄せては引いていくリズムを持っていることの表れなのかもしれません。普段は意識しないけれど必ず自分に付いてまわる