みずほ銀行のATM=現金自動預け払い機が全国各地で利用できなくなった28日のシステム障害は、被害の深刻さの把握が遅れるなど、初動対応のまずさが被害の拡大を招く結果となりました。 みずほ銀行が大規模なシステム障害を起こしたのは3度目で、再び大きく損なわれた信頼の回復にどのように取り組むかが問われることになります。 みずほ銀行では、28日、大規模なシステム障害が発生し、一時、全国のATMの80%にあたる4318台が利用できなくなりました。 銀行によりますと、今回の障害の原因は、定期預金のデータの移行と月末の取り引きの、合わせておよそ70万件を同時に行った結果、システムに過大な負荷がかかったことでした。 28日の午前9時50分ごろに最初のエラーが発生したということですが、担当者は事態の深刻さをすぐには把握できなかったということです。 また、28日午前11時ごろに、ATMやインターネットバンキング