フィリピンのドゥテルテ大統領が、自身が進める麻薬の撲滅対策をめぐって、人権の尊重を求めるアメリカのオバマ大統領を非難して、「地獄へ落ちろ」などと激しくののしり、相次ぐ不適切な発言にさらに批判が高まることも予想されます。 この中でドゥテルテ大統領は、フィリピンの麻薬の取締り現場で1300人以上が警察官に殺害されていることをめぐって、人権の尊重を求めるオバマ大統領を非難して、「地獄へ落ちろ」などと激しくののしりました。 そのうえで、アメリカとの関係について、「任期中に決別する」と述べたうえで、今後はロシアや中国との関係を強化していく考えを示しました。 ドゥテルテ大統領は先月にもオバマ大統領に対して「何様のつもりだ」などと発言し、予定されていた首脳会談が中止になる異例の事態を招いています。 ドゥテルテ大統領は、首脳会談が中止になって以降、アメリカと距離を置く姿勢を強めていますが、相次ぐ不適切な発