パリの新聞社が襲撃され12人が死亡した乱射事件で、現地時間の9日午後5時前(日本時間の10日午前1時前)、逃走していた容疑者の兄弟が人質1人を取って立てこもっていたパリから40キロ離れた町にある会社の辺りで大きな爆発音や銃声が聞こえ煙が上がっています。 詳しい状況は分かっていませんが、AFP通信は捜査関係者の話として「突入が始まった」と伝えています。 フランスの捜査当局によりますと、9日午前9時すぎ(日本時間の9日午後5時すぎ)、パリから北東におよそ40キロのダマルタンアンゴエル近くで2人の武装した男と警察官の間で銃撃戦となりました。 2人はその後、車で逃走して近くにある会社に押し入り、人質1人を取って立てこもり、警察が建物を包囲しています。 フランスのカズヌーブ内相はこの2人がパリの新聞社を狙った乱射事件の実行犯のサイド・クワシ容疑者(34)と弟のシェリフ・クワシ容疑者(32)だと断定し