定食チェーンの大戸屋ホールディングスの株主総会が25日に開かれ、筆頭株主で牛角などを運営するコロワイドが提案した経営陣の刷新を求める議案は否決されました。業績の落ち込みが続く中、現在の社長が引き続き、経営の指揮を執ることになります。 大戸屋ホールディングスは去年2月以降、毎月の売り上げが、前の年を下回る状況が続いています。 25日の株主総会では、株式の19%を保有する筆頭株主のコロワイドが、業績を立て直すには経営陣の刷新が必要だとして、大戸屋の12人の取締役候補のうち、過半数の7人をコロワイド出身者などにするよう求める株主提案を出しました。 これに対して会社側は、今の社長の窪田健一氏らを含む11人の取締役の選任を提案しました。 採決の結果、株主提案は反対多数で否決され、会社側の提案が承認されました。 業績の落ち込みが続く中、窪田社長が引き続き経営の指揮を執ることになります。 総会のあと、窪