23日午前、群馬県の北西部にある草津白根山で、煙が上がっているという通報があり、火山性微動を観測したことなどから、気象庁は「草津白根山が噴火したもようだ」と発表しました。そのうえで気象庁は「噴火警戒レベル2」の「火口周辺警報」を発表し、火口からおよそ1キロの範囲では噴石などに警戒するよう呼びかけています。
気象レーダーで解析した雨の強さなどを示す気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」という画面で、雷の発生した場所が21日から新たに表示されることになり、気象庁は、安全確保に利用してほしいと話しています。 雷については、これまでは発生の危険性のあるエリアなどを別の画面で表示していましたが、21日午前11時からは、実際に発生した場所を「高解像度降水ナウキャスト」で新たに表示することになりました。 新たな表示では、全国に30か所ある専用のアンテナでとらえたデータをもとに雷の発生場所をピンポイントで示し、いずれも黄色の「□」は落雷が発生したことを、「×」は、地面に届かなかったものの雲の中などで雷が発生したことを示すということです。 気象庁計画課の榊原茂記課長補佐は、「今後は雨が降っている状況に加えて雷の発生状況についてもホームページで確認することができるので、屋内に入るなど安全確保に利用してほしい」と話
今月22日に福島県沖で発生した地震による津波は、気象庁の観測では最高で1メートル40センチでしたが、宮城県東松島市の漁港では2メートル以上の高さにまでさかのぼったと見られることがわかりました。専門家は「津波は、局所的に高くなることがあり、早めに避難することが大切だ」としています。 当時、漁協の職員が撮影した写真には、岸壁からおよそ60メートル陸側に入った坂の路面が、本来の海面から2メートル以上の高さまでぬれている様子が捉えられています。これについて東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授は、「津波のあとであることは間違いない」としています。 さらに、今回、気象庁が観測した最も高い津波の高さは、仙台港での1メートル40センチでしたが、今村教授らのグループがコンピューターでシミュレーションした結果、大浜漁港の西およそ10キロの塩釜市では高さ2メートル50センチに達したということです。今村教授は
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