ことし4月、埼玉県羽生市にある県営水族館の庭の池で大量の魚が死んでいるのが見つかり、池の水から塩素が検出され、警察は元従業員の20代の男が意図的に薬品を混入させた疑いがあるとみて、器物損壊などの疑いで16日朝から事情を聞いていて、容疑が固まりしだい逮捕する方針です。 ことし4月、埼玉県羽生市にある県営の「さいたま水族館」の庭の池で、飼育されていたコイやソウギョなどおよそ300匹が死んでいるのが見つかりました。 水族館が調べたところ、池の水からは本来検出されない濃度の塩素が検出されたことから、警察は何者かが塩素を含む薬品を意図的に混入させた疑いがあるとみて捜査していました。 その結果、水族館の元従業員で熊谷市に住む20代の男が事件に関与した疑いがあるとみて、器物損壊と威力業務妨害の疑いで16日朝から事情を聞いていて、容疑が固まりしだい逮捕する方針です。 この水族館の庭の池ではことしの2月にも