大津市で保育園児の列に車が突っ込み2人が死亡した事故で、右折車と衝突した軽乗用車は衝突後、1秒もたたないうちに子どもたちの列に突っ込んでいたことが警察への取材で分かりました。警察は子どもたちが逃げる時間もない、わずかな間に事故に巻き込まれたとみて当時の状況を調べています。 道路を直進していた軽乗用車が交差点を右折しようとした乗用車と衝突し、はずみで歩道に乗り上げたということで、警察は乗用車を運転していた新立文子容疑者(52)を逮捕し、10日、過失運転致死傷の疑いで検察庁に送りました。 この事故で、右折車と衝突した軽乗用車が衝突後、1秒もたたないうちに園児たちの列に突っ込んでいたことが警察への取材で分かりました。 警察によりますと、軽乗用車は制限速度の時速60キロ程度で走っていたとみられていますが、路面には2台の車のブレーキの痕がないことなどから、わずかな時間で列に突っ込んだことを特定したと