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アニメーション注目作として個人的にも楽しみだった『とある科学の超電磁砲』。より盛り上がるよう、原作のエピソードを再構成しているのは周知の通りですが、工夫の凝らし方が憎い。第1話から佐天涙子&初春飾利コンビが御坂美琴と出会い、第2話で2人を寮に招くなど、主に佐天涙子の役割を広くしているのは明らか。原作は美琴と黒子の2人が話を動かし、ジャッジメントという要素の補強に初春がちょくちょく加わるものの、基本的には美琴と黒子の物語であるのに対し、アニメ版は佐天涙子&初春飾利をピックアップして、女子校生4人の話にしようとしているんですよね。第2話で披露されたEDは顕著な例。『とらドラ!』を彷彿とさせる色彩を上手く使う長井監督らしいEDも、女性4人となると男っ気は完全に無くなり、華やかさが一層増した。原作は上条さんが活躍している間、美琴は何をやっていたのか?という趣旨の美琴スピンオフに、黒子というアクの強
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