2次元CADでのバラシ(部品図作成)作業のコツを紹介します。 設計・製図の解説ではありません。 CADを使った作業テク、といった趣で書きました。 コツ1.キリの良い数字で、遠くに飛ばす 部品形状を選択したら、複写で遠くに飛ばします。 500とか1000とか、覚えやすいキリの良い数字が良いです。 複写先で部品図作成用に、形を整えていきます。 作業イメージはこんな感じ。 あまりに元図がグチャグッチャなら。 複写ではなく移動で飛ばし、色を変えたりレイヤを分けたりして整えた後に元図へ戻すという作業でも役立ちます。 普通は移動や複写だと基準点を決めねばなりませんが、この方法だと数値入力だけで元へ戻せます。 基準点探すのって間違いやすいし、面倒なんですよね~ メリット 複雑なパーツだと、「あ!元図から形を取り損ねた」みたいなことがよくあります。 そんな時、既にピックアップした部品形状に正確に合流させら
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知識ゼロの初心者でも図面が描けるようになるの?立体から平面へ、平面から立体へ図形をイメージする方法から「はめあい」や「表面粗さ」などの各種記号の使い方を演習を交えて徹底的に学びます! 製図を初めて学ぶ方へ 製図を初めて学ぶ方へ「製図の基礎を学ぶ」では機械製図を初めて学ぶ方が、図面の作成や設計ができるようになることを目的としています。そのため、図面作成の仕事で最低限必要な図面の基礎について解説していきます。設計ができるようになるまでのステップは次のようになります。ステップ1 図面が読めるようになることス... 図面の必要性 図面の必要性「なぜ、図面が必要なのでしょうか?」このような本質的な質問はとても重要です。現代では、3D-CADや3Dプリンターを使えば、2次元の図面を描かなくてもCADから出力したデータで直接部品を製造できる時代となりました。しかし、品質の良い部品を製造するためには図面に
4.ローカルルールと新旧ルール 最新JIS製図を用いた設計製図のセミナーを全国各地で開催していると、一つ困った現象が発生する。それは、少しでもJIS製図と違った表記をすると図面として失格であるという強迫観念を受講者が持つことである。 「うちの会社ではこんな表現をするんですが、これはJIS製図として正しいですか?」といった具合である。そこで私は、「JIS製図は、あくまでもガイドラインであり、すべてのパターンを網羅しているわけではありません。したがって、ルールにないものは読み手が間違った解釈をしないよう自分で考えればよいのです」と回答している。 1.ローカルルールについて いくつか、JIS製図の解釈を拡大解釈したり、設計意図を表現するために特殊な描き方をしたりするローカルルール的な指示事例があるので紹介する。 例えば図1のように、板金部品でコの字型に曲げられた部品において、表裏に開いた穴の個数
今回「技術の森」から紹介するのは、前回同様で製図の話題だ。そこで今回も技術士(機械部門)の山田 学氏に登場いただき、コメントをいただくことにした。 これから紹介する質問の内容は、「~」や「▽」など古いJIS(日本工業規格)表記がメインになっている。「えっ!? いまだにソレを使っているの!?」「手描きの図面ではよく見たけれど」と思う人も中にはいるかもしれない。しかし、いまの機械設計現場にも、古いJIS表記が結構残っているもの。皆さんの職場では、どうだろう? 「私の主催するセミナーでアンケートを取ると、いまだに古いJIS表記を使っているという人が多いです」(山田氏)。 また山田氏がいうには、大企業ほど昔の記号から抜けられないものだという。小さい企業ならそれなりに組織が小さいため、鶴の一声さえあがれば、どうにか一斉に変えられるもののようだ。 「特に大手企業だと、孫受け、ひ孫受け、はたまたひひ孫受
講義室:総理3号館901(9階) 講義用テキスト 前期、毎週木曜日、1・2時限(講義) 講義室:総合理工1号館21日教室 第1回目 ガイダンス (第1回目宿題の提出締め切り:?月?日) 第2回目 機械設計の強度計算基礎(1) (第2回目宿題の提出締め切り:?月?日) 第3回目 機械設計の強度計算基礎(2) 第4回目 軸と軸の締結(軸の強度計算、軸継手、軸と回転体の締結) 第5回目 軸受の基本知識 (第3回目宿題の提出締め切り:?月?日) 第6回目 軸受の破損、寿命と剛性計算 第7回目 歯車の基本概念と歯車設計 第8回目 歯車の加工、寸法管理、精度測定と歯形修整 第9回目 歯車の損傷、強度計算及び性能要求 第10回目 はすば歯車、傘歯車、円筒ウォームギヤなど 第11回目 遊星歯車装置の設計 第12回目 歯車装置に対する性能要求及び性能評価法 第13回目 産業ロボット、自動車用減速機とその他の
文字は正確に読めるように明瞭に書かなくてはならない。特に鉛筆書きでは、図形を表した線の濃度に揃えて書く。同じ大きさの文字はその線の太さをなるべく揃えて均一に書き、はっきり読みやすくが第一! フリーハンドで書く書体にも「A 形」「B 形」「J 形」などの基本形があり、「斜体」と「直立体(正体)」との分類もある。機械製図では「A 形」か「B 形」書体を使うのがよいとされている。 注意すべきは書体の混在を決してしないようにすること。文字に癖のある人は、自分の判断でなく読み取る人のことを考えて、丁寧に書くようにする。 マイクロフィルムに適合していることや、タイプ印書、印刷、スタンプ、シールを貼り付けるなどについても、上記の規定に従うように規定されているが、製図はすでにデジタル化(CAD system)へ移行し、フィルムでの保存ではなくデータによる保存が中心になってきている。 CADシステムでは製図
部品の形状や寸法などのバラつき範囲を規制する「公差」。適切な公差の設定は,品質とコストを高い次元でバランスさせるためには不可欠だ。ところが,多くの企業でこの公差の「質」がいつの間にか低下している。このままでは,世界で闘う競争力が失われてしまう。今の時代に合った質の高い公差設計力を身に付けることが,勝負の行方を左右する大きなアドバンテージとなる。 本シリーズは,日経ものづくり2009年6月号特集「公差 再入門」(pp.32-53),および2007年4~12月号に掲載した連載コラム「ベーシック幾何公差」を再編集したものです。(記事は同特集執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります) 公差検討の実例と効果 公差の見直しが必要だと分かっていても,どこから手を着けていいのか迷う場合もあるだろう。先進企業は,実際にどう公差設計を見直したのか─。ここでは,新製品で採用する位置決め機構の妥当
「 大手メーカーなどから部品加工の外注を受けた協力企業は,その部品が実際にどう使われるのか分からないことがほとんど。図面にあいまいな部分があっても,なるべく精度を高く出しながら加工してしまう」。こう語るのは,多くの中小加工業者の実情をよく知る,海上技術安全研究所環境エンジン開発プロジェクトチーム/機関システム開発研究グループグループ長の平田宏一氏である。 現在は不適切な公差指示でも,なんとか日本のものづくりは成り立っている。その背景には,度重なる擦り合わせの経験を持ち,優れた技術力・応用力を兼ね備えた生産現場の存在があった。だからこそ,あいまいな図面でも不具合の発生しない部品を造ることができていたのである。 あいまいさが残る寸法公差 しかし今後,グローバルなものづくりを実現していくには,どの国の,どんな経験を持った人が,どのような機械を使って加工しても,最終的に同じ品質の部品が手に入るよう
最近、製図の幾何公差について勉強しています。 日本ではまだまだ寸法に公差を振るスタイルが主流ですが、海外のモノづくり、特にアメリカでは幾何公差が主流だそうです。幾何公差を学ぶことで、下記イメージのような利点があります。ざっくり説明しますと、寸法公差だけでは指示が曖昧で、設計者が想定した形状が出来上がらないというわけです。 曖昧な仕事でも成り立っていた日本のモノづくり 海外の「製造」の前に曖昧さは危険 製造の外の曖昧さ 曖昧さは人間らしさでもある 曖昧な仕事でも成り立っていた日本のモノづくり ではなぜ日本では寸法公差が主流なのかというと、そんな曖昧な指示でも日本では物が作れていたからです。製造側が、設計者側の意図を推測して作ってくれていたわけですね。以前の記事でも取り上げましたが、日本の製造側は自ら考えて物を造ってくれます。日本の設計者はある意味そこに甘えて、自分たちに都合がいいように曖昧な
今まで転職などで、下流から上流工程まで経験した。 その中の各工程で必要だと感じたスキルは何なのか? 当時は未経験・無知識という悲惨な状態だったので手さぐり状態だったけど、 10年以上経ち、フリーにもなったのでちょっと落ち着いてふり返ってみて、役に立った本などを紹介していく。 あくまで私の観測範囲での感想なので、会社や個人による違いなんかはご容赦を。 下流工程 仕事内容 メーカーからの元請や下請け会社はたいていこの工程のはず。 OEM受託して製作までしているところもあれば、設計のみの会社もあるだろう。 構想をカタチにする詳細設計がメインなので、機構を具体的に考えてCADで図面を描いたり読んだりと図面に触れる機会が多い。 一般的に想像される「機械設計のイメージ」の風景が広がる。 私は手書きのトレーサ、図面バラシなどの下積みを経て詳細設計を担当していた。 専門的な「スキル」を叩き込んでもらえたの
「機械設計の業界では図面を軽視しているのか?」 こんな質問をされたとき、あなたはどう答える? 「機械製図は機械設計者にとっては大切な仕事、設計の命。命を軽視するのか!?」といいたくなる方もいるだろうか。あるいは、「そういうわけじゃないけど、できない事情も分かってくれ!」という方もいるだろうか。 今回、『技術の森』の中から紹介するのは、自社の製図スキルの低さに対して非常に憤慨しているという投稿。「A5052」などごく基本的な材料記号が指定できない、一定の機能が要求される個所で公差を指定しない、基準なんてお構いなしで寸法を引いてしまう……。投稿者の職場は、そんな状況だという。 「機械設計の業界では図面を軽視しているのか? 当社と比較してください。」 小さな会社で産業機械の設計をしています。 機械設計では図面を軽視しているのでしょうか? 機械に関しては当社の図面しか見たことがないので、他社と比較
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