ハフポスト日本版 編集長, HuffPost Japan EIC yuriko.izutani@huffpost.jp Twitter:@IzutaniYuriko
かつて裏風俗店で賑わった街には今、中国語の看板が煌々と光り、日本語は影が薄い。埼玉・西川口で中国人によって進行する街の新陳代謝を安田峰俊氏がレポートする。 * * * 薄暗い階段を登ると、荒っぽい口調の中国語の若者言葉が聞こえてきた。2階の店内にはビリヤード台と、20台ほどのハイスペックパソコン。十数人の若者がヘッドホンを付け、王老吉(ワンラオジィ)や冰紅茶(ビンホンチャア)(いずれも中国の清涼飲料水)で喉を潤しながら画面を注視している。 彼らが延々とプレイしているのは、中国で人気のインターネットゲームだ。中国人の若者は、ネットカフェをEメール送信などの一般的な用途で利用するのではなく、雀荘やゲーセンに近いノリでたまり場にすることが多い。
東京では局所的に外国人比率が75%を超える町が出現している。こうした突出した地域で何が起こっているのか。カルチャースタディーズ研究所の三浦展氏が解説する。 * * * 日頃、外国人が増えたと感じる人は多いはずだが、実際にどこにどれほど増えたのか。国勢調査の小地域集計などを用いて町丁単位まで調査した。 1979年に9.3万人だった東京23区在住の外国人は2017年に41.4万人まで増加した。区別では新宿、江戸川、足立、豊島、江東の順に数が多い。 人口に占める外国人比率は江東区青海2丁目が75.1%で突出するが、これは留学生や外国人研究者らが暮らす東京国際交流館があるため。港区愛宕2丁目や赤坂1丁目、六本木周辺などの比率が高いのは、タワマンに住む「上流外国人」が多いからだろう。 注目すべきは、若い世代の外国人の比率が局所的に高まっていることだ。 新宿区百人町1~2丁目、大久保1~2丁目では25
Broadcasters have been criticised on social media for focusing on female fans at gamesBroadcasters have been ordered to stop their cameras zooming in on "hot women" in the crowd at football matches, Fifa's diversity boss says. "We've done it with individual broadcasters. We've done it with our host broadcast services," he said. Anti-discrimination group Fare Network says sexism has been the bigges
省エネ支援のエフオン(9514)が急反発して始まり、およそ2週間ぶりの高値水準を回復した。大和証券による投資判断の引き上げが好感された。 同証券は25日付で、エフオンのレーティングを5段階の2位の「・・・ …続き
正直な話、日本はもう積んだと思う。 日本の将来をいくら考えても、明るいビジョンを描くことができない。逆に悲惨な未来ばかりが浮かんでしまう。その理由はもちろん少子高齢化だ。 見たことがある人も多いだろうが、これが国立社会保障・人口問題研究所が予測する2040年の日本社会の人口構成だ。 http://www.ipss.go.jp/site-ad/toppagedata/2040.png 出生率がどう推移するかによって違いはあるが、いずれにせよ逆ピラミッドに近い姿が出現することは避けられない。いくら「少子高齢化時代に適した社会設計」をしたところで、こんな社会が存続可能だとはとても思えない。昔は今よりずっと人口が少なくても大丈夫なのだから人口が減ってもいいと言う人がいるが、綺麗な人口ピラミッドを描いていた昔と逆ピラミッドを描く未来とでは状況がまるで違う。 では、若い人を増やす政策についてどうかと言
韓国・済州島の街並み(c)Relaxnews/shutterstock.com/Nattee Chalermtiragool〔AFPBB News〕 島全体がユネスコが指定した自然地質公園であり、世界文化遺産に登録された観光資源も多い島だ。 このような韓国人の憧れの土地は、2006年から済州特別自治道(「道」は日本の県に当たる)となり、観光特区としてさらに発展を遂げた。 観光産業活性化のため、外国人がノービザで30日間滞在できるノービザ滞在制度は2002年から施行している。 ノービザ制度を悪用する外国人 しかし、このノービザ滞在制度は現在、「諸刃の剣」となって済州島、さらには韓国全体までも苦しめている。 元々観光客を呼び寄せるためのノービザなのに、それを悪用する外国人が増えたからだ。 ノービザで入国した外国人は難民申請することによって、審査期間中は無制限で滞在できる外国人登録証を手に入れる
英語の授業でニンテンドーDSを使って勉強する生徒(写真は記事内容と関係はありません) Michael Caronna/REUTERS この30年間、中学校や高校での英語教育は、「会話力」を身に付けることに重きが置かれてきました。コミュニケーションを重視し、「『読む、書く』よりも、『聞く、話す』だ」と、口頭でのやり取りを中心した授業が行われ、文法指導や訳読はあたかも時代遅れかのように考える風潮がありました。文部科学省まで「英語の授業は英語で」と言い出し、現場の先生たちを困惑させました。 しかし、残念ながら英会話中心の指導で、生徒の英語力が上がったわけではありません。文科省は英語の達成目標を中3は「英検3級以上」、高3は「英検準2級以上」と設定し、2017年度まで50%の達成を目標としていました。ところが、結果は、中3が40.7%、高3は39.3%と目標未達に。それどころか、大学では、英語を読
[トロント 20日 ロイター] - カナダのトルドー首相は20日、嗜好(しこう)用としてのマリフアナ(乾燥大麻)を10月17日に解禁すると発表した。主要国の中で大麻が解禁されるのはカナダが初めて。 上院では成人の大麻使用を承認する法案が19日に通過していた。政府高官によると、総督が21日に署名する見通しで、これを経て最終的に法案が成立する。 トルドー首相は2015年の総選挙で大麻解禁を公約に掲げていた。 カナダ統計局によると、2017年の国内大麻市場の規模は57億カナダドル(42億8000万米ドル)。 トロント株式市場では関連銘柄が買われ、大麻生産最大手のキャノピー・グロースWEED.TOは6.7%、2位のオーロラ・カナビスACB.TOが4.7%、3位のアプリアAPH.TOは4.2%、それぞれ上昇した。
贈呈式で「マサル」(ちなみに♀)に顔をなめられ、うれしそうなザギトワ「良い飼い主になれるよう、しっかり世話します」 5月26日にロシアのモスクワで行なわれた秋田犬「マサル」の贈呈式で、平昌五輪フィギュアスケート女子金メダルのザギトワはそう語った。 「成長過程の画像を10日に1回程度、外務省を通じてザギトワ選手に送っていました。贈呈式では『やっと私の元にきてくれた』といううれしさが表情に出ていました。秋田犬ブームのロシアでは、日ロ首脳会談よりもマサルの話題のほうが盛り上がっていたようです」(贈呈式に出席した秋田犬保存会の遠藤敬[たかし]会長) ロシアに限らず今、秋田犬は世界的な大ブームで、海外の秋田犬登録数は2012年に167頭だったのが、17年には3967頭と20倍以上に(秋田犬保存会調べ)。ただ、このブームに便乗した問題も起こっているのだという。 「中国では“ニセ秋田犬”が出回っているよ
さまざまな人種(じんしゅ)のうち、白人(はくじん)が最(もっと)も優(すぐ)れているという考(かんが)え方(かた)です。人種差別(じんしゅさべつ)の一(ひと)つです。 アメリカでは長(なが)い間(あいだ)、アフリカ大陸(たいりく)などから無理(むり)やり連(つ)れてきた黒人(こくじん)を白人(はくじん)が奴隷(どれい)として扱(あつか)っていました。南北戦争(なんぼくせんそう)(1861~65年(ねん))で奴隷制廃止(どれいせいはいし)を訴(うった)える北軍(ほくぐん)が、奴隷制(どれいせい)を続(つづ)けたいと考(かんが)える南軍(なんぐん)に勝利(しょうり)した後(あと)も、いろいろな差別(さべつ)が残(のこ)りました。1960年代(ねんだい)に反差別運動(はんさべつうんどう)が起(お)こり、64年(ねん)に教育(きょういく)などの制度上(せいどじょう)の差別(さべつ)をなくす法律(ほ
政府が5月の閣議で了承した平成30年版「外交青書」の韓国に関する記述で、29年版まであった「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」の表現を削除し、扱いを“格下げ”にした。各国の項目では、このような日本との関係性を端的に表した「枕詞(まくらことば)」のような表現を付すことが多い。その変遷を見ると、対象国との距離感が浮かび上がってくる。 ■表現の変化激しい韓国 韓国の枕詞は、ここ数年の“上げ下げ”が激しい。26年版は次の通りだった。 「自由、民主主義、基本的人権などの基本的な価値と、地域の平和と安定の確保などの利益を共有する日本にとって、最も重要な隣国」 この表現は「価値の共有」「利益の共有」「最も重要」の3要素で構成されている。27年版は「最も重要な隣国」だけになり、価値と利益の共有が消えた。産経新聞ソウル支局長を長期間にわたり出国禁止とするなど、民主国家とは言い難い朴槿恵(パク・クネ)政権(
体操服の下に肌着は着てはいけない――。運動会シーズンが本格化するなか、小学校でのこんな「ルール」がSNSで話題になっている。学校側は、肌着を着たまま汗をかくと体が冷えるためだと説明するが、女児の胸など肌が透けて見えることを心配する親も。なぜ学校が子どものプライバシーにまで立ち入るのか、と疑問視する声もある。 【写真】下着(肌着、ブラジャーなど)の着用の許可状況 ■疑問の声、ネットで拡散 「肌着禁止の理由ってなに?」「すれたら痛いし、意味が分からない」「これもう性的虐待では」……。5月半ば、ツイッターで女児の母親が懸念を投稿したのを機に、「うちの子も」といった声が拡散した。 「着替えるのに時間がかかるから、下着は脱いでいこうかな」。都内の母親(39)は5月初め、運動会の朝練習に出かける前に、小学4年の長女がつぶやいた言葉に驚いた。理由を尋ねると、長女が通う区立小では、体操服に着替える際に肌着
2018.05.24 19:15 レイシストにツイッターが正義の鉄槌!〜NYの憎悪弁護士がいかに追いつめられたか。 前回、全米で過去1カ月間に連発した15件の人種民族/宗教差別事件をリポートしたが(*)、原稿を書き終えた日にニューヨークで新たな事件が発生していた。 (*)ホワイトハウスからスターバックスまで〜「強者」による「弱者」迫害と、自浄努力 ニューヨーク・マンハッタンのレストランで、白人男性がスペイン語話者に「スペイン語ではなく英語で話せ」など、尋常ではない罵詈雑言を浴びせたのだ。白昼、多くの客に囲まれて男性が怒鳴り散らす様子はスマートフォンで撮影され、SNSに投稿された。すると瞬く間に人権活動家、ジャーナリスト、政治家、大手メディア、男性の大学の同窓生、ビジネス顧客、大家にまで拡散し、男性の氏名、職業、事務所の住所、さらにはレイシストとしての過去の行状までが暴かれた。 その結果、S
無自覚、寛容なままのスペイン Jリーグでたび重なる人種差別発言が問題となっているが、スペインでも2月4日のバルセロナダービーで、セルヒオ・ガルシア(エスパニョール)によるユムティティ(バルセロナ)への人種差別発言があった。だが、LFPもRFEFも動かないまま忘れ去られようとしている。この沈黙こそがこの国の問題なのだ。 ユムティティとセルヒオ・ガルシアのぶつかり合いはグラウンド外まで続いた。マッチアップするCBとFWとしてグラウンド上でやり合っていたが、試合後ロッカールームへの通路でも小競り合いがあり、そのどこかでS.ガルシアの口から「クソ黒人」というフレーズが出たとされる(客観的な証拠はないが、本人が認めているので間違いない)。 この「クソ○○」というのは一種の決まり文句で、罵り合いや殴り合いの現場では必ずと言っていいほど使われる。○○に人種や肌の色が入れば「人種差別」、国や地域、宗教など
駅前で酔っ払いに囲まれる監督 かつてラグビー日本代表監督を務めたエディー・ジョーンズが、現在監督をしているイングランドで暴行される事件が2月に起こったが、このほど、加害者に裁判所への出頭命令が出されたことが分かった。 事件は2月25日。スコットランドのエディンバラで開催されたラグビーの欧州6カ国対抗「シックス・ネイションズ」でイングランド対スコットランド戦があった翌日だ。 BBCによるとこの日ジョーンズは、サッカー・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド対チェルシー戦を観戦するために、エディンバラからマンチェスターに1人で向かった。移動手段は電車で、「スタンダード・クラス」と呼ばれる普通車両だ。 BBCが入手したという動画には、駅に迎えに来たと思われる車にジョーンズが向かう際、男性2人に声をかけられ、一緒に写真を撮っている姿が写っている。さらに2人が加わって4人に囲まれ、男らは前日の
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