ウクライナ南部クリミア半島セバストポリに駐留するロシア黒海艦隊は3月3日、半島内のウクライナ軍に対し、現地時間4日午前5時(日本時間同日正午)までに降伏しなければ「本当の攻撃を始める」と最後通告したと、インタファクス通信が報じた。これに対して、その後、ロシア黒海艦隊当局者は「事実ではない」と否定、ウクライナ側も確認していないとの報道もあり、情報が錯綜(さくそう)している。時事ドットコムなどが伝えた。 過去2日間で駐留ウクライナ軍の将兵5000人以上が投降したと伝えられ、親欧州連合(EU)派のウクライナ新政権に混乱が広がっている。トゥルチノフ大統領代行は「クリミアでロシア軍の規模が拡大している」と危機感を募らせた。 (時事ドットコム『「最後通告」でクリミア緊張=ロシア軍1万6000人投入-ウクライナ』より 2014/03/04 09:53)
【ワシントン=白川義和、モスクワ=緒方賢一】オバマ米大統領は3日、ロシアがウクライナへの軍事介入を進めた場合の対抗措置として、「ロシアを孤立させ、ロシア経済に打撃を与える経済的、外交的手段を検討している」と述べ、ロシアへの制裁発動を警告した。 ホワイトハウスで記者団に語った。また、米国防総省も3日、ロシア軍との軍当局間協議や演習、軍港訪問など全交流を停止したと発表した。 大統領は「ロシアが世界中から強い非難を受けていることは、ロシアが歴史の誤った側にいることを示している」と批判。プーチン露政権に対しては「力ではなく、外交に頼ることが国益にかなうかどうかを考えるべき時だ」と呼びかけ、ウクライナのロシア系住民の保護を問題にするなら、国際監視団を受け入れ、外交的に解決すべきだとの立場を示した。
ウクライナ海軍トップのベレゾフスキー総司令官が3月2日、ロシア派のクリミア自治共和国のアクショノフ首相に忠誠を宣誓した。クリミア半島のセバストポリにある海軍本部を明け渡したという SIMFEROPOL, UKRAINE - MARCH 2: Citizens stop a car near the house of Sergiy Kunitsyn in Simferepol, Ukraine on March 2, 2014. Awaiting of Russian soldiers keeps going on around the Ukranian Navy building in Crimea. (Photo by Bulent Doruk/Anadolu Agency/Getty Images)
ロシアのプーチン大統領は3月1日、ロシア議会の臨時会議を招集し、親ロシア政権が崩壊したウクライナで軍事行動を展開するため、ロシア軍の投入を承認するように求めた。議会は数時間のうちに上院・下院ともに全会一致で承認した。ウクライナ南部のクリミア半島を中心にロシアの軍事介入が本格化する見込みだ。 SIMFEROPOL, UKRAINE - MARCH 1: Unidentified gunmen wearing camouflage uniforms stand guard on the street in town on March 1, 2014 in Simferopol, Ukraine. According to media reports Russian soldiers have occupied the airport at nearby Sevastapol while sol
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