質問第六四号 関東大震災時における朝鮮人等虐殺事件に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 平成三十年四月六日 参議院議長 伊達 忠一 殿 関東大震災時における朝鮮人等虐殺事件に関する質問主意書 関東大震災時における朝鮮人、中国人等の虐殺事件については、平成二十年、自民党政権下で内閣府中央防災会議の専門調査会が作成した「災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 平成二十年三月 一九二三関東大震災報告書【第二編】」(以下「報告書」とする)でもくわしく書かれています。そこでは「震災直後の殺傷事件で中心をなしたのは朝鮮人への迫害であった」、「軍、警察、市民ともに例外的とは言い切れない規模で武力や暴力を行使した」、「自然災害がこれほどの規模で人為的な殺傷行為を誘発した例は日本の災害史上、他に確認できず、大規模災害時に発生した最悪の事態」だったとまとめています。そこで質問