Wordでは文字列に対して「太字」や「下線」などの文字飾り、蛍光ペン、文字色、ルビ、脚注などさまざまな設定を行うことができます。しかし、そのWordファイルをInDesignに読み込むだけ(「読み込みオプション」で「テキストと表のスタイルおよびフォーマットを保持」して読み込む)では設定をレイアウトに正しく反映できないこともあります。問題を回避するために私は以下の2ステップの作業をおこなっています。 ①Wordで各設定をタグなどの文字列に置き換える(マクロで処理) ②InDesignに読み込んだ後、タグなどをInDesignの設定に置き換える(検索/置換やスクリプトで処理) これまで当ブログでは少しずつこれらの作業に関する情報を掲載してきました。 ・ルビをJavaScriptで処理する (http://mottainaidtp.seesaa.net/article/360652630.htm
というように、それぞれの親字となる漢字の上に読み仮名を付けます。これをモノルビといいます。XHTML形式で書くと、以下のようになります。 <ruby> <rb>夏</rb><rp>(</rp><rt>なつ</rt><rp>)</rp> <rb>目</rb><rp>(</rp><rt>め</rt><rp>)</rp> <rb>漱</rb><rp>(</rp><rt>そう</rt><rp>)</rp> <rb>石</rb><rp>(</rp><rt>せき</rt><rp>)</rp> </ruby> EPUBで、この表現で記載すると、ルビに対応しているブラウザでは問題ありません。しかしルビに対応していないブラウザで表示すると、 『夏(なつ)目(め)漱(そう)石(せき)』 と表示されます。目で見てどの漢字(親字)をどのように読むかを掴むには、これでいいと思いますが、「夏目漱石」という一つの固有名
ドキュメントを書く際にはテキストそのままではなく、何らかのマークアップ言語を使う人が増えています。例えばMarkdownを使っている人はとても多いのですが、機能的に物足りないと感じることも多々あります。 他のマークアップ言語では多機能ながら記法が難しかったりと二の足を踏んでしまっている方も多いでしょう。そこで紹介したいのが国産のマークアップ言語KARASです。 KARASの使い方 KARASの記法はシンプルです。例えば=を行頭に書くとhタグになります。 = Heading level 1 == Heading level 2 :: ID === Heading level 3 ==== Heading level 4 ===== Heading level 5 ====== Heading level 6 リスト、定義リストにも対応しています。 ; Definition term ;; D
新しいブログに引っ越しました。 こちらのブログはもう更新しませんが、コメント欄は生きてますので疑問、ご指摘などありましたらどうぞ。 InDesign上で『|漢字《かんじ》』みたいに書かれたテキストをルビに変換するスクリプトです。 CS3くらいから動きそう。 仕様 ・区切り文字からカッコの前までを親文字に、カッコ内をルビにします。 ・デフォルトでは青空文庫の書式に倣って、区切り文字『|』、前カッコ『《』、後カッコ『》』です。モノルビの区切り文字は半角スペースまたは全角スペースです。変更もできます(後述)。 ・以下の場合は区切り字を省略できます ①親文字が漢字で、親文字の前が非漢字 (例:こんにちは漢字《かんじ》) ②親文字が漢字で、親文字の前にもルビ用カッコ (例:漢《かん》字《じ》) ※非漢字にルビをふる場合は区切り字が必須ってことですね ・以下の条件を満たすときはモノルビに、それ以外はグ
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InDesign上での3字ルビ及び4字ルビの文字ルビかけ処理について、私の方法を……。 『日本語文書の組版方法(JIS X 4051:2004)』では、親文字列長がルビ文字列長未満の場合、つまりルビがハミ出す3字ルビや4字ルビは、「親文字群の前の文字が空き,平仮名,分離禁止文字又は和字間隔」、「後ろの文字空き,平仮名,終わり括弧類,句点類,分離禁止文字又は和字間隔」のいずれかの場合には、「ルビ文字を最大でルビ文字の文字サイズまで」かけて配置するとなっている*1。 ※ここで注意しなければならないのは、前の文字部分に「始め括弧類」がなく、前後共に「行頭禁則和字」及び「片仮名」がないこと*2。 始め括弧類については活版時代から行われている主に見栄え上の理由だと思われるが、「行頭禁則和字」については以前記事から続く計三つの記事をご参照願いたい。 「中付き/モノルビ」という設定で、InDesign
InDesignのルビ設定はほとんどカスタマイズすることなく使っているが、中付き3字ルビの場合には前後の文字種によっては微調整が必要になり、苦労していた。 が、それについて新しく判ったこと(今まで知らなかったこと)。 「ルビの位置と間隔」は「モノルビ/1-2-1(JIS)ルール」とすると、デフォルトの設定では以下のようになる。 3字ルビが仮名にしかかかってくれないので見栄えが悪く、大抵は「文字かけ処理=なし」にして、以下のように組んでいた(仮名にもルビが掛からない、手間の関係もあるがこれがベターだと思っていた)。 しかし、「文字かけ処理=無制限」にしてさらに「親文字間の調整=調整しない」にすると以下のように組める。 他の設定も色々探ってみたが、「文字かけ処理=なし」以外では「文字かけ処理=無制限」「親文字間の調整=調整しない」にすることによってのみ親文字とルビの位置関係がセンターで固定され
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