昔々、WebP が世に知られはじめた頃、JPEG に比べてファイルサイズが節約できると評判の一方、色がくすむ悪評を耳にし距離を置いた人も多いと思います。 実は、libwebp は2年前(2017/1/31)にこの色の問題をオプション扱いで改善しています。libwebp を使っている ImageMagick もようやく昨日(2019/2/18)対応して気軽に試せるようになりました。この機会に少し情報をまとめてみます。 (2019年02月19日投稿) はじめにまとめ 2017年1月リリースの libwebp-0.6.0 から use-sharp-yuv オプションが追加され、ImageMagick は大幅に遅れて 2019年2月に対応しました。 この use-sharp-yuv を有効にすると色劣化の問題はかなり改善されます。少し処理が重たいのと少しファイルサイズが増えるデメリットはあります。