スペースシャトル「ディスカバリー」から撮影した国際宇宙ステーション(ISS)。米航空宇宙局(NASA)提供(2011年6月28日撮影)。(c)AFP PHOTO/NASA/HANDOUT 【3月12日 AFP】ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモス(Roscosmos)のドミトリー・ロゴジン(Dmitry Rogozin)社長は12日、国際宇宙ステーション(ISS)に向かう同国の補給船の運用が西側諸国の制裁で阻害されれば、ISSが落下する恐れがあると警告し、制裁の解除を求めた。 【ビデオグラフィック】国際宇宙ステーション 制裁の一部はロシアのウクライナ侵攻以前からのものだが、ロゴジン氏は、そうした制裁措置によって、ロシアのISS補給船の運用に支障が出る恐れがあり、その結果、ISSの軌道修正を担うロシア区画が影響を受け、500トン近いISSが海か地上に落下しかねないと述べている。 さらに、「ロシ
ソ連100周年(ロシア革命100周年)の2017年に向けて、未来の子孫たちに国民がメッセージを書き、タイムカプセルに入れた。当時の人々は、100周年のはるか前にソ連が崩壊し、東西冷戦が終結しているなどとは思ってもいなかった。 ソ連50周年(ロシア革命50周年)の1967年に当時の国民が子孫に残したタイムカプセルが、次々と開封されている。中でも印象的なメッセージ5通を、「ロシア・ビヨンド」が選んだ。 ノボシビルスク市「月と火星を開拓」 「親愛なる子孫さま、今日はソ連政権100周年の特別な日ですね。偉大な栄えある記念日を熱く祝福します。私たちの時代はおもしろいですが、あなたたちの時代はもっとおもしろいのでしょう。私たちは共産主義を構築中で、あなたたちは共産主義のもとで暮らしているはずです。私たちの素晴らしい青い惑星を見事に開発し、月を開拓し、火星に降り立って宇宙へと邁進し続け、宇宙船はすでに銀
再利用可能にすることで、運用コストを下げることを目標に開発されたアメリカの7人乗りの宇宙船です。 コロンビア、チャレンジャー、ディスカバリー、アトランティス、エンデバーの5機のオービタが生産されました。 (https://en.wikipedia.org/wiki/Space_Shuttle) スペースシャトルは、1981年初飛行で、2011年に135回の飛行で計画は終了しました。 1986年チャレンジャー号と2003年コロンビア号の2度の死亡事故と運用費の高騰によって、当初の計画通りにはいかなかったと言えるでしょう。 単純に比較することは意味をなさないですが、いくつかのポイントに絞って比較してみます。 コスト ソユーズの打ち上げ費用はせいぜい50億円前後です。 作り直しなので、機体はすべて新品です。 従って維持費とかはかからないです。 一方、スペースシャトルの打ち上げ費用は約1,200億
(CNN) 中国が2007年にミサイル実験で破壊した気象衛星の破片がロシアの小型衛星「BLITZ」と衝突し、BLITZが使用不能となっていたことが10日までに分かった。人工衛星の軌道などを追跡する米民間研究機関CSSIが明らかにした。 CSSIの研究者によると、ロシアの科学者らが2月4日、BLITZの軌道の変化に気付き、CSSIに報告した。変化が起きたとみられる1月22日にBLITZに接近した物体を調べたところ、中国の「風雲1号C」の破片だけが該当した。接近と軌道変化の推定時刻の差が10秒以内であることから、衝突したのはほぼ間違いないという。 BLITZはレーザーを反射するガラス製の球体で、科学実験に使われていたが、軌道や向き、回転速度が変化して使用できなくなった。また、米戦略軍がこの衝突で生じたとみられる破片を観測していることから、本体の一部が欠けていると考えられる。 風雲1号Cは中国が
【モスクワ=緒方賢一】ロシアの有力紙イズベスチヤは14日、1971年に地下核爆破が実施された同国中部イワノボ州で、今日もなお放射性物質セシウム137の汚染が深刻であることが判明したと報じた。 汚染の実態は国営原子力企業ロスアトムが2011年、同州で大規模調査を行った結果、分かった。場所によっては土壌1キロ・グラム当たり、最悪で10万ベクレルのセシウム137が検出されたという。この値は日本でコメの作付け制限が発動される基準値(昨年時点)の20倍という高いものだ。同社は除染に乗り出すことを決めた。 汚染地域はモスクワの北東約340キロ・メートル。当時、ソ連では資源探査や大規模な土木工事で、破壊力が大きい核爆弾を使用した。軍事的な核実験とは区別し、「平和的核爆発」と呼ばれた。 イワノボ州の核爆破は「地質調査のため」で、地下約620メートルで実施された。だが、爆破の後、放射性物質を含む地下水が間欠
打ち上げに失敗し、落下する見通しとなったロシアの火星探査機「フォボス・グルント」=ロシア宇宙庁のウェブサイトから ロシア宇宙庁が打ち上げに失敗し、地球を周回している火星探査機「フォボス・グルント」が、10~21日の間に地球へ落下する見通しとなった。同庁によると落下する可能性があるのは北緯51.4度から南緯51.4度の間の広い範囲。日本や米国、欧州の大部分、中国の他、アフリカ、南米、オーストラリアの各大陸が含まれる。大気圏突入時に燃え残った部品20~30個(合計で最大200キロ)が、地表に達する見込みという。同庁は15日ごろに落下する可能性が高いとしている。 同庁によると、フォボス・グルントは6日現在、地球に最も近いところで高度189.2キロの軌道を回っている。火星の衛星フォボスから表土やバクテリアなどを採取し、サンプル入りカプセルを地球に届ける目的で、昨年11月にカザフスタンから打ち上げら
6月27日、ロシア科学アカデミー応用天文学研究所のアンドレイ・フィンケルシュタイン所長は27日、人類が今後20年以内に地球外文明と遭遇するとの見通しを示した。写真は宇宙空間から見た地球。NASA提供(2011年 ロイター) [モスクワ 27日 ロイター] ロシア科学アカデミー応用天文学研究所のアンドレイ・フィンケルシュタイン所長は27日、人類が今後20年以内に地球外文明と遭遇するとの見通しを示した。インタファックス通信が伝えた。 所長は地球外生物をテーマにした国際フォーラムで講演し、「地球以外の星に生命は存在しており、人類は今後20年以内にそれを発見するだろう」と明言。地球に似た環境の惑星はあるとし、そうした惑星に水があることが確認できればそこに生命も存在しうると述べた。 所長は「異星人」について、人間と同様に1つの頭、手足2本ずつを持つ可能性が高いとし、「皮膚の色が人類と異なるかもしれな
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