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コラムと被言及に関するhhasegawaのブックマーク (2)

  • ドイツも苦しむ極右監視と人権のジレンマ

    <国内情報機関の連邦憲法擁護庁は極右AfDを監視対象としたが、裁判所に監視を差し止められた。逆にAfDに勢いをつけてしまった可能性もある> ドイツの政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が、連邦憲法擁護庁の監視対象となったことが3月3日わかった。憲法擁護庁は反憲法活動を監視する国内情報機関で、ネオナチや極左活動、近年ではイスラム過激派などを主なターゲットとしている。監視対象には盗聴などを含めた調査が可能になる。AfDの党全体が連邦レベルでの監視対象となったのは、今回が初めてだ。 AfDはテューリンゲン州など3州で既に監視対象となっている。また2019年初めには、党内極右組織「翼」が連邦レベルでの監視対象となった。それに対してAfDは2020年4月に「翼」を解散させるなどの対応を行なった。現在の共同党首の一人イェルク・モイテンは比較的穏健派であり、党のイメージ改善に努めてきた。しかし党の極右

    ドイツも苦しむ極右監視と人権のジレンマ
    hhasegawa
    hhasegawa 2021/03/09
    ドイツ憲法擁護庁がAfDを監視対象としたが裁判所に保留された一件の解説。参考文献に挙げられたフォルカー・ヴァイス『ドイツの新右翼』(新泉社)はこちら(https://amzn.to/3esTOi5)。
  • 「普遍主義」における「内戦」――安心平和な公共圏への自壊――|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    近年の汎ヨーロッパ規模の「反動」的傾向を追いながら、それを第二次大戦前からの歴史的射程のなかで捉え直すフォルカー・ヴァイス『ドイツの新右翼』(新泉社・2018)を読めば、これを参照し舞台を日に移した仕事の必要性を思うが、それは欄の性格と異なるので、筆者の見解もまじえ書を敷衍しつつ、別のことを論じたい。 「夕べの国」とそのライヒReich概念は、現在ヨーロッパの新右翼が「大空位時代」なる現状認識とともにその克服のため大いに依拠するところとなった。ギリシャとローマの遺産を継承防衛する、民族及び文化的「伝統」をそなえた「夕べの国」にアイデンティティを賭けるため、新右翼はこれを脅かす時々の「異物」の排外に努め、またアメリカ文化をも唾棄している。 故郷を遠く離れた移民が同化せず特殊な文化を濃厚に保持しているのを、出自の土地から離れてもいないのに自文化を見失い「伝統」の復興を唱える新右翼は嫉妬交

    「普遍主義」における「内戦」――安心平和な公共圏への自壊――|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/03/03
    『週刊読書人』に『ドイツの新右翼』に触発された時評が掲載されている(長濱一眞氏)。「『普遍主義』が資本の文明化作用と不可分離」なのは真実であり、左翼も一方では「ポリコレ」準拠だけではすまないのである。
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