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ブログと映画評と哲学者に関するhhasegawaのブックマーク (1)

  • 同僚のおばちゃんをいじめることはなぜナチスに加担することと共通点があるのか〜『ハンナ・アーレント』 - Commentarius Saevus

    シネマカリテでようやく『ハンナ・アーレント』を見てきた。最初のうちは大混雑だったそうだが今はそうでもなくゆっくり楽しむことができたのだが、とにかくむちゃくちゃ良い映画である。哲学論争なんてなかなか映画化しにくい題材だと思うが、演出も演技も映像もよくできていて、先週見た『ゼロ・グラビティ』なんかより十倍はフェミニスト的でかつ面白い。 ストーリーのほうは哲学者アーレントがアメリカに渡り、『イェルサレムのアイヒマン』を書いた時期に焦点をあてたもの。アーレントがナチスに加担した師ハイデッガーや抑留の暗い記憶に悩まされつつもこの有名な著作を仕上げ、これによってユダヤ人コミュニティをも含むいろいろな人々からいじめや中傷を受けるのに果敢に応戦する、というものである。今からすると『イェルサレムのアイヒマン』における「悪の凡庸さ」(ホロコーストみたいな悪辣な迫害や殺戮というのはモンスターとかソシオパスみたい

    同僚のおばちゃんをいじめることはなぜナチスに加担することと共通点があるのか〜『ハンナ・アーレント』 - Commentarius Saevus
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/01/06
    いい映画でもあるのだが、アーレント本はアイヒマンの主体性までは否定せず門地も学歴もない人間でも立身できるSSでの積極的勤務を「悪の凡庸さ」としており、「命令に従っただけ」という描き方はどうかと思った。
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