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文学と社会主義に関するhhasegawaのブックマーク (3)

  • 四方田 犬彦

    三島由紀夫と東大全共闘の「対決」の録画がTBSに残されていて、それを編集したドキュを有楽町で観た。...

    四方田 犬彦
    hhasegawa
    hhasegawa 2020/04/16
    「三島由紀夫の文学作品を読んだことがないのだろう。ただ『1968』という書物の著者であるというだけの理由で、ここに呼び出されたのだろう」『革あ革』で三島に一章を割いた『1968年』の著者を呼ばずに…。
  • 江藤淳と大江健三郎 戦後日本の政治と文学(小谷野敦) その2 - KAZUO NAKAJIMA 間奏

    繰り返せば、その時「政治と文学」の二項を媒介したのが、「人民戦線=青春」だった。ここにおいては、中野重治が転向して私小説を書くことも、小林秀雄が「私小説論」において、私小説をマルクス主義のタームで捉えることも、すべて「同心円」の中で矛盾なく捉えられることになるだろう。この時、私小説は、「純粋性のシンボル」として、マルクス主義=政治からの「転向」としてではなく、それと等号で結ばれるもの(「代補」と言うべきか)となったのである。 「いまでも私には小林多喜二の『党生活者』と嘉村磯多の『途上』とは、ほぼ同質のものとして残像している。というより、党に殉じた小林多喜二の生涯と純文学に礒じた嘉村磯多の生涯とほぼ等価で結びたい気持がつよいのである。」(「私小説共産党」) 話を戻せば、書評に書いたように、書から読まれる江藤の像は、『成熟と喪失』以降、私小説から遠く離れて(小谷野は、『成熟と喪失』を江藤の

    江藤淳と大江健三郎 戦後日本の政治と文学(小谷野敦) その2 - KAZUO NAKAJIMA 間奏
    hhasegawa
    hhasegawa 2015/05/01
    青春と等置される人民戦線の実態がすでに「サブカルと戯れるゆるふわな日常」(『暗い絵』や『死霊』)であったと考えることはできないだろうか。『サブカルチャー文学論』の起点は平野謙でもよかった、ともいえる。
  • 天皇制の隠語(すが秀実) - KAZUO NAKAJIMA 間奏

    天皇制の隠語 作者: スガ秀実出版社/メーカー: 航思社発売日: 2014/04/21メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る 一言でいえば、最近の著者は、『吉隆明の時代』、『反原発の思想史』と、(広義の)アナーキズムの蔓延に対して、ボルシェビズム、すなわち「党=普遍性」の復権を追究してきたといえるだろう。 例えば、『白水社』の連続インタビューにおいても、 http://www.hakusuisha.co.jp/topics/taisho/suga01.php 「アナに比べて、ボル的なものはどうも日に合わないのではないか」という問いに対して、著者は次のように答えている。 それは、3・11を過ぎても変わらない68年以降の「気分」ではないでしょうか。丸山眞男は、「日の思想」の「精神的雑居性」を原理的に否定し、「世界経験の論理的および価値的な整序を内面的に強制する思想」たり

    天皇制の隠語(すが秀実) - KAZUO NAKAJIMA 間奏
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/06/09
    「ボルシェビズム、すなわち党=普遍性の復権を追求」三十年代の世界的文脈を考えると、もう一つ教会をイコールに加えた見取図が描けると思われる。例えば『魔の山』ナフタにおけるイエズス会と前衛党の奇怪な結合。
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