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日本史とnoteに関するhhasegawaのブックマーク (2)

  • 『鬼滅の刃』鼎談企画 歴史編(今井宏昌×嶋理人×髙橋優):戦間期の純情な感情|髙橋優

    記事は『鬼滅の刃』の原作最終回までのネタバレを含みます。 原作未読の方はご注意ください。 (2024年2月18日追記) 記事の剽窃が発覚しました。詳細はこちらの記事をご参照ください。 はじめに世のなかに鬼の族(うから)は多けれど 人にましてぞ鬼なるはなき ――ソポクレース『アンティゴネー』、第1スタシモン(Soph. Ant. 332-3) (日語訳は文学研究者の長谷川晴生氏からのご提案に従った) このたび、漫画・アニメ文化にも造詣の深い歴史研究者の二人を招いて、大ヒットが続く『鬼滅の刃』に関するオンライン鼎談を実施した。『鬼滅の刃』はその内容に鑑みて、私一人の力では到底批評できない作品だと判断した。そこで、ある種の「共同研究」として、戦間期の歴史文化に詳しい二人の専門家を交えて議論を尽くすことにした。三者三様の「言いたいことがあるんだよ」をお楽しみいただけますように。 参加者(

    『鬼滅の刃』鼎談企画 歴史編(今井宏昌×嶋理人×髙橋優):戦間期の純情な感情|髙橋優
    hhasegawa
    hhasegawa 2021/02/09
    日独を専門とする近現代史家を招いた『鬼滅の刃』鼎談。元の短篇にあった鬼殺隊と国家との関係が本編で消されている、家業だった鬼殺隊が本編後に解消され近代家族化するのは大正期の情勢と相即する、など指摘あり。
  • アジール・無縁・友誼線:TVアニメ『キミ戦』が掲げた平和の理想とその残響|髙橋優

    はじめに実際、文学・芸能・美術・宗教等々、人の魂をゆるがす文化は、みな、この「無縁」の場に生れ、「無縁」の人々によって担われているといってもよかろう。 (網野善彦『増補 無縁・公界・楽:日中世の自由と平和』平凡社ライブラリー、1996年、250頁) 2020年12月に放送が終了したTVアニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(通称『キミ戦』)は瀟洒な秀作であった。作は、高度に発達した機械文明を誇る帝国と、未知のエネルギーである「星霊」をその身に宿した魔女・魔人が治めるネビュリス皇庁が百年にわたる戦争を続ける世界で、両国の最高戦力たる二人が戦場でまみえ、志を同じくすることを知って、互いに惹かれ合う過程を描くファンタジー作品だ。 帝国軍の元最高位戦闘員・「黒鋼の後継」ことイスカと、ネビュリス皇庁の第2王女・「氷禍の魔女」ことアリスリーゼ(アリス)は、くだらない戦争を終わらせ

    アジール・無縁・友誼線:TVアニメ『キミ戦』が掲げた平和の理想とその残響|髙橋優
    hhasegawa
    hhasegawa 2021/01/27
    『キミと僕の最後の戦場』の空間を二大国/中立都市(=アジール)/独立国家(=「友誼線」外部)に分けてとらえ、「洒落た作劇」を見ている。「異世界」にバルト『ラシーヌ論』ばりの場所論を持ち込む工夫がよい。
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