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書籍と哲学に関するhhasegawaのブックマーク (7)

  • 生意気ざかり|筑摩選書|絓 秀実|webちくま

    「国民的」知識人の一人にして、「日」民俗学の創始者、柳田国男。その柳田が若かりし頃、アナキストのクロポトキンから決定的影響を受けていたことは、これまで知られていませんでした。これこそが、柳田の文学、農政学、民俗学を結ぶミッシングリンクであり、尊皇の国家官僚たる柳田の相貌も、そこから立ち現れてくる――。そうした、まったく新しい柳田像を提示した『アナキスト民俗学』(筑摩選書)。その書き手の一人である絓さんが、PR誌『ちくま』5月号に寄稿された文章を公開します。ぜひ、ご一読を! 「アナキスト民俗学」というタイトルは、言うまでもないが、『負債論』のデヴィッド・グレーバーが標榜する「アナキスト人類学」のパロディーでもある。一九九九年のバトル・イン・シアトル以降、世界的に浮上したアナキズム的潮流に対する違和感が、このタイトルを選択させた理由の一つであり、現代アナキズムの問題系は、柳田国男において、す

    生意気ざかり|筑摩選書|絓 秀実|webちくま
    hhasegawa
    hhasegawa 2017/06/03
    70年代初、清水太吉、片岡啓治、船戸満之、守山晃といった哲学と独文の人々が主宰していたドイツ語と思想講座の「寺子屋」に関する記述あり。ポスト68年の私塾文化に独文学者がコミットした一面が少し明らかに。
  • 陶酔とテクノロジーの美学 ドイツ文化の諸相1900―1933 | - 鍛治 哲郎(編著)…他1名

    陶酔とテクノロジーの美学 ドイツ文化の諸相1900―1933 芸術 鍛治 哲郎(編著) / 竹峰 義和(編著) A5判  288ページ 並製 定価 4000円+税 ISBN978-4-7872-7349-9 C0070 在庫あり 奥付の初版発行年月 2014年06月 書店発売日 2014年06月22日 登録日 2014年03月14日 紹介新たな技術・メディアが驚異的な発展を遂げて人々に圧倒的な支持を得た19世紀末から20世紀初頭に、冷めた合理性に裏打ちされる新たな技術と祝祭性を伴う熱狂の狭間で揺れ動いたドイツ文化の諸相を、当時の社会思想や社会状況も織り交ぜながらあぶり出す。 目次陶酔の美学、あるいは個の解消とテクノロジーのなかの陶酔――序にかえて 鍛治哲郎 第1部 陶酔のテクノロジー 第1章 機械の陶酔のなかで ベルント・シュティーグラー[柳橋大輔訳] 1 坩堝のなかで 2 速度とリズム

    陶酔とテクノロジーの美学 ドイツ文化の諸相1900―1933 | - 鍛治 哲郎(編著)…他1名
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/05/13
    『陶酔とテクノロジーの美学:ドイツ文化の諸相1900―1933』の版元紹介と目次はこちら。ガブリエーレ・シュトゥンプ「陶酔と制御:アルフレート・デーブリーン『山と海と巨人』における技術」(第3章)翻訳を寄稿。
  • 北村紗衣編『共感覚から見えるもの−アートと科学を彩る五感の世界』刊行! - Commentarius Saevus

    北村紗衣編『共感覚から見えるもの−アートと科学を彩る五感の世界』(勉誠出版、2016)がとうとう刊行されました! 勉誠出版のサイトはこちら。 共感覚はひとつの刺激から二つ以上の感覚が発生する現象です。たとえば音に色が見えるとか、言葉に味がするとかです。生まれつきこういう感覚システムを持っている人がおり、私は文字に色が見える共感覚者です。たぶんこのブログを読んでいる人にもそこそこの数はいるんじゃないかなと思います。医学的な現象でオカルトとか超能力とは一切関係ありません。そんなに日常的に困ることはないですが、たまに共感覚のせいでちょっと混乱するというようなこともないわけではありません。 序論は共感覚についての研究史で、私が人文・芸術分野における共感覚のとらえ方の変化を書いております(これはほぼ『共感覚の地平』のアップデート版なんで、そんなに新鮮味は無いです)。科学研究についてもう一序論があり

    北村紗衣編『共感覚から見えるもの−アートと科学を彩る五感の世界』刊行! - Commentarius Saevus
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/05/13
    かつてロンドンでしたユンガーと共感覚についての雑談から、声をおかけいただいたと認識している。拙論はその会話で出たほかの疑問(http://bit.ly/1T65Ybyなど)にも対応している、はず?
  • 共感覚から見えるもの [978-4-585-21033-7] - 4,620円 : 株式会社勉誠社 : BENSEI.JP

    聞こえる音が味になり、文字に色がつき、匂いが見える…。身体と言葉が結びつく。 ある感覚が発生すると、同時に別の感覚が呼び覚まされる共感覚。 認知科学の研究対象として注目を集め、文学・芸術にも多くの「共感覚」が見出されている。 共感覚の科学研究と文学・芸術からのアプローチを交差させ、「身体」と「言葉」から、その感覚世界に迫った。 まえがき 北村紗衣 序論 共感覚の世界―何が起こっているのか 北村紗衣 共感覚の科学研究 松田英子 第Ⅰ部 身体 ミラータッチ共感覚と身体的自己意識 鈴木啓介(The University of Sussex) ダンスに応答する共感覚―アラン・プラテル“Wolf” における諸要素と諸感覚の関係― 三宅舞 共感覚的演劇を求めて―『驚愕の谷』からシェイクスピアまで 北村紗衣 近代芸術と共感覚―「共働する感覚」への総合芸術的問いかけ― 後藤文子 社会は〈第六感〉の夢を見る

    hhasegawa
    hhasegawa 2016/05/12
    『共感覚から見えるもの』の版元紹介と目次はこちら。自然科学から芸術まで、文学では日本、欧州、ペルシャなど多彩(私のは主に独文担当)で、執筆者としても他論文をはやく読みたい。とはいえ夕べの国には未到着。
  • matinée philosophique, ブックガイド 2014年の日本を生き延びるための30タイトル

    ブックガイド 2014年の日を生き延びるための30タイトル 國分功一郎 1 浦田一郎、前田哲男、半田滋、『ハンドブック 集団的自衛権』、岩波書店(岩波ブックレット)、2013年、¥540。 http://www.amazon.co.jp/dp/4002708705/ref=cm_sw_r_tw_dp_4Ig1tb056BSJH 集団的自衛権については、とりあえずこれを読めばOK。その歴史も概念も問題点も分かる。自衛権という概念そのものが実は二十世紀に出来た新しい概念。それを知るだけでもかなり面白い。 2 フランツ・ノイマン、『ビヒモス──ナチズムの構造と実際 1933-1944』、みすず書房、1963年、¥8640。 http://www.amazon.co.jp/dp/4622017016/ref=cm_sw_r_tw_dp_hPg1tb0N0868W 1933年のナチス体制の確立を、

    matinée philosophique, ブックガイド 2014年の日本を生き延びるための30タイトル
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/08/01
    参考になる選書だが、シュミット『独裁』については、彼が価値を認めるのは委任独裁(ローマ独裁官からファシストまで)であって主権独裁(ジャコバン、ボルシェヴィキ)には否定的なことに注意する必要ありと思う。
  • Amazon.co.jp: 超訳霊言 ハイデガー「今」を語る 第二のヒトラーは出現するか (OR books): 大川隆法: 本

    Amazon.co.jp: 超訳霊言 ハイデガー「今」を語る 第二のヒトラーは出現するか (OR books): 大川隆法: 本
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/06/04
    ついに夕べの国にも霊言が!? 当該人物が総長を務めた当大学にもきちんと献本されているのであろうか? こちらの人々に対するネタとしても有効そうであるが、逐一にわたって説明するのに語学力が要りそうである。
  • 8月上旬刊行予定:ユンガー『労働者』 | URGT-B(ウラゲツブログ)

    2013年8月7日取次搬入予定 *文芸[ドイツ文学]・人文[ドイツ思想] 労働者―― 支配と形態 エルンスト・ユンガー著 川合全弘訳 体2,800円 46判並製456頁 ISBN978-4-86503-005-1 激しく変化する世界の中で、卓越した技術をたずさえた新しい人間たちが、来たるべき社会の担い手として登場する。見よ、利害の応酬の彼方から、市民的個人に代わって類型人が、市民的憲法に代わって労働計画が全地球を動員する時代がやってくる。震撼すべき未来の書として八十有余年もの時を越えて、書は私たちの眼前にその巨大な翼の影を伴いつつ立ちはだかる。開け、この書物を。あなたの行く手を拓くように。【叢書エクリチュールの冒険、第五回配】 原書:Der Arbeiter: Herrschaft und Gestalt, Hanseatische Verlagsanstalt, 1932. 書の

    8月上旬刊行予定:ユンガー『労働者』 | URGT-B(ウラゲツブログ)
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    hhasegawa 2013/07/18
    以前から予告されていたエルンスト・ユンガー『労働者』川合訳が、来月ついに刊行されるようです。今回もどこかの媒体に書評を書かせて頂く機会があれば、と夢想しております。まったく当てもございませんが...。
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