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近現代史と文学に関するhhasegawaのブックマーク (11)

  • 「呪物蒐集録」など新刊書籍7選/ムー民のためのブックガイド|webムー 世界の謎と不思議のニュース&考察コラム

    「ムー」誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。 田中俊行 著 見るも禍々しい呪物の数々が迫力満点の写真で執拗に紹介される また何とも悪趣味が登場したものだ(誉め言葉)。何しろ「見るだけで障る圧倒的呪力」と、帯に堂々と謳われている。 そんなもの、「見るな」といわれているのと同義であり、普通の神経をしていたら、絶対に見る気にはならないだろう。 評者は仕事であるから、仕方なく見るハメとなったが、わざわざ「障る」と断言されているモノを、好き好んで見るという人は、よほどの異常なメンタルを備えた豪の者であろう(誉め言葉)。欄としては、あえて書を推奨は致しかねる。 さて、一応警告はしたところで、内容紹介であるが、まず著者の田中俊行氏は「怪談・呪物蒐集家」であり「オカルトコレクター」。以前、欄でご紹介した『当にあった「呪物」の怖

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    hhasegawa 2023/03/16
    『ハーケンクロイツの文化史』の最初の書評は、なんと『ムー』であった。同誌読者向き内容として、ブラヴァツキー、トゥーレ協会、ローゼンベルク、ライヒ、ラヴクラフト(すべて長谷川担当外…)が挙げられている。
  • 礫岩のような千葉(2):文豪と我孫子ニスト~白樺派ゆかりの地を歩く~ - 蛮族の本懐

    前回のおさらい 連載を最初から読みたい方は以下のリンクからどうぞ。 rasiel9713.hatenablog.com はじめに(兼 新年のご挨拶) 2019年12月15日(日)、国文学好きの友人の勧めで、千葉県我孫子市へ行ってきた。私にとって我孫子とは、常磐線で水戸やいわきを往来する際の通過点でしかなく、降り立ったことはない土地であった。しかし、実際に赴いてみると、日近代文学や日近代史に関心のある人にとっては楽しめそうなスポットが集まる渋い街だったので、この場を借りて友人に感謝するとともに、半日ほどで廻れる小旅行コースを紹介したい。 千葉の魅力を伝えるシリーズ、2年ぶりの更新をもって、2020年の新年のご挨拶に代えたい。年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 前回のおさらい はじめに(兼 新年のご挨拶) 我孫子という街、そして手賀沼について 「ハケの道」沿いの文学・歴史ゆかりの地を

    礫岩のような千葉(2):文豪と我孫子ニスト~白樺派ゆかりの地を歩く~ - 蛮族の本懐
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    hhasegawa 2020/01/18
    「日本近代文学や日本近代史に関心のある人にとっては楽しめそうなスポットが集まる」手賀沼、利根川近辺旅行記。文人たちの結節点が嘉納治五郎なのもわかる(自治体が大河ドラマをダシにそう宣伝してもよかった)。
  • 源氏物語、最古の写本 豊橋・吉田城主の子孫所有:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

    愛知県豊橋市の吉田城主を務めた大河内家の子孫が所蔵していた源氏物語「若紫」の写が、小倉百人一首の選者として知られる歌人、藤原定家(1162~1241年)が鎌倉時代に編さんした「青表紙」だったことが分かった。調査した冷泉家時雨亭文庫(京都市)が発表した。専門家によると、重要文化財級の価値があるという。

    源氏物語、最古の写本 豊橋・吉田城主の子孫所有:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)
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    hhasegawa 2019/10/10
    「大河内家15代当主、大河内元冬さん」「祖父が集めた茶器を茶道関係者に見せようと収蔵用の箱を開けた際、この写本を見つけた」系図を検索すると、この「祖父」は理化学研究所所長の物理学者、大河内正敏のよう。
  • 「大西巨人の現在」というワークショップに出かけてみた - qfwfqの水に流して Una pietra sopra

    生来の出不精にくわえ寒さにはからきし弱いので、もっぱら冬眠していた。このところすこし暖くなってきたので、啓蟄にはすこし早いが冬籠りから這い出して、九段の二松學舎大学で催された「大西巨人の現在――文学と革命」という公開ワークショップを聴講しに行った*1。午前中に行なわれた多田一臣先生の講演「『神聖喜劇』と万葉集」も聴きたかったが、朝10時半からなのでスルー。お目当てはスガ(糸圭)秀実「大西巨人の『転向』」。 転向とは、文学・思想上においては、ある主義主張(イデオロギーではとりわけコミュニズム)を外圧により放棄することで、転向を論じたものとして吉隆明の「転向論」や鶴見俊輔ら「思想の科学」グループの広汎な「共同研究 転向」などが知られる。「大西巨人の『転向』」というタイトルはなかなかにプロブレマティックで、こうした問題構制はかつて例のないものだ。周到に準備された90分におよぶスガ氏の講演を充分

    「大西巨人の現在」というワークショップに出かけてみた - qfwfqの水に流して Una pietra sopra
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    hhasegawa 2017/03/01
    26日の講演「大西巨人の『転向』」の紹介記事。そういえば、『神聖喜劇』では片桐伍長に代表されるいわゆる転向者が出てくる一方、「広義の転向芸文者」なる概念も現れ、後者はおそらく「国内亡命者」に相当する。
  • 「電車内の化粧」の歴史をたどる、「礼儀」を重んじる国 - ネットロアをめぐる冒険

    さて、流れのはやいネットの中ではもはや旧聞に属するのでしょうが、東急の電車マナーの標語が話題になりました。 nlab.itmedia.co.jp 東急電鉄の広告(およびCM)で、「都会の女はみんなキレイだ。でも時々、みっともないんだ」というコピーと、実際に車内で化粧をする女性の写真をのっけています。まー、この1週間ほどの間に、当にいろいろな賛否両論があったかと思います。 その中で、私が気になったのは、谷崎の『細雪』の中に、既に電車で化粧をする場面が出てくるというものです。 たまに指摘されるように、『細雪』冒頭では、電車のなかで化粧する行為は昭和十年前後の日常風景の一つに過ぎず、別に無作法なものであると描写されていたわけではなかった。となると「車内で化粧」を特に倫理的に指弾するような言説が登場したのはむしろ最近のことではないか、という疑問が生起する。 — hhasegawa (@hhase

    「電車内の化粧」の歴史をたどる、「礼儀」を重んじる国 - ネットロアをめぐる冒険
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    hhasegawa 2016/11/05
    『細雪』に触れた拙ツイート(http://bit.ly/2fnNJ6h)を起点に「電車内で化粧」言説史を調べられた方が。文学作品は意外に歴史研究の手がかりになるので、歴史家こそ読もう(手前味噌)。
  • TAQUENACA, Aquirax on Twitter: "日野伯爵家御曹司資純氏、乙種合格の屈辱を語るバレンタインデー。 https://t.co/979KLEtUYR"

    日野伯爵家御曹司資純氏、乙種合格の屈辱を語るバレンタインデー。 https://t.co/979KLEtUYR

    TAQUENACA, Aquirax on Twitter: "日野伯爵家御曹司資純氏、乙種合格の屈辱を語るバレンタインデー。 https://t.co/979KLEtUYR"
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    hhasegawa 2016/02/15
    マン翻訳の実吉捷郎の子息であること、実吉が離婚前は日野家当主だったことを知った。日野資朝、俊基の家ゆえ天皇に尽くせという周囲の圧力も強かったはずで、運よく死なずにすんだあと反戦に熱心になるのも頷ける。
  • 文春、産経の「反日」攻撃でアンジーの映画が公開見送りに! ネトウヨが作る検閲社会 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    映画『アンブロークン』について語るアンジェリーナ・ジョリー(YouTube「Universal Pictures」公式ページより) 「これは反日的な映画ではない。」 アンジェリーナ・ジョリーが自身監督の映画『アンブロークン』(原題)をめぐって、読売新聞のインタビューに登場し、こんな弁明をした。 昨年末、アメリカで封切られたばかりの映画『アンブロークン』は、太平洋戦争で日軍の捕虜となった元オリンピック陸上選手ルイス・ザンペリーニ氏の半生を描いたものなのだが、劇中には日兵による虐待シーンがあり、さらに原作に「日兵による人」の記述があることから、ネトウヨ、保守主義者の間で「これから上映のアンジェリーナの映画は、日兵が外国人捕虜を虐待して殺害してべたという捏造映画だ」という批判が高まった。 「アンジェリーナの反日映画を許すな」 「ウソも甚だしい!アンジーは反日プロパガンダをやめろ!

    文春、産経の「反日」攻撃でアンジーの映画が公開見送りに! ネトウヨが作る検閲社会 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
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    hhasegawa 2015/02/05
    『アンブロークン』が反日映画なる言いがかりに火をつけたのは『週刊文春』らしいが、『週刊新潮』の方はどうするか注目しよう。なんといっても『野火』の版元だし、戦争文学外では『ひかりごけ』も出しているので。
  • 天皇制の隠語(すが秀実) - KAZUO NAKAJIMA 間奏

    天皇制の隠語 作者: スガ秀実出版社/メーカー: 航思社発売日: 2014/04/21メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る 一言でいえば、最近の著者は、『吉隆明の時代』、『反原発の思想史』と、(広義の)アナーキズムの蔓延に対して、ボルシェビズム、すなわち「党=普遍性」の復権を追究してきたといえるだろう。 例えば、『白水社』の連続インタビューにおいても、 http://www.hakusuisha.co.jp/topics/taisho/suga01.php 「アナに比べて、ボル的なものはどうも日に合わないのではないか」という問いに対して、著者は次のように答えている。 それは、3・11を過ぎても変わらない68年以降の「気分」ではないでしょうか。丸山眞男は、「日の思想」の「精神的雑居性」を原理的に否定し、「世界経験の論理的および価値的な整序を内面的に強制する思想」たり

    天皇制の隠語(すが秀実) - KAZUO NAKAJIMA 間奏
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    hhasegawa 2014/06/09
    「ボルシェビズム、すなわち党=普遍性の復権を追求」三十年代の世界的文脈を考えると、もう一つ教会をイコールに加えた見取図が描けると思われる。例えば『魔の山』ナフタにおけるイエズス会と前衛党の奇怪な結合。
  • 『明治の表象空間』 松浦寿輝 | 新潮社

    いろはの「い」から ――『明治の表象空間』は、A5判・七〇〇ページ超と、松浦さんの中で最も長大なとなりました。「新潮」連載は二〇〇六―一〇年の五年間(全五十回)でしたが、構想はいつごろからあったのでしょうか。 松浦 一九九五年に『エッフェル塔試論』と『折口信夫論』を出しました。別々の出版社から刊行した二冊なのですが、たしか見が出来てくるのがほんの一日違いだったのを覚えています。意図したわけではなくまったくの偶然ですが、ほぼ完全な同時刊行ということになりました。この二冊は、一方は十九世紀フランス文化史、他方は日の歌人・民俗学者の言説分析と、まったく異なる主題を扱っています。両者を目の前に置いて、さて、ではこの二つの異質な仕事の間にどういうかたちで橋を架けたらいいのか、といったことは当然、考えますよね。そういうこともこのの構想の端緒にあったような気がします。 それから、それとはちょっと

    『明治の表象空間』 松浦寿輝 | 新潮社
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    hhasegawa 2014/06/09
    内務省と刑法、つまりPolizeiの分析から明治初年の日本に切り込む(ベンヤミンのボードレール論的?)骨法は刺激的で、日本法制史筋(http://bit.ly/1pR7jIR)の書評が読みたくなる。
  • ヤマザキマリ(漫画家)×平本正宏 対談 時代を行き交う透視図法

    ヤマザキマリ(漫画家)×平正宏 対談 収録日:2012年10月15日 収録地:赤坂 対談場所:赤坂 撮影:moco <60年代に入り込んでいたら> 平 僕はずっと『テルマエ・ロマエ』のファンで、それこそ1巻が出たときから愛読していたので、今回の対談は『テルマエ・ロマエ』の話を中心にしようと思っていたんですけど、先日マリさんの最新作『ジャコモ・フォスカリ』が発売されて読んでみたら、これが何とも僕の心をくすぐったんです。で、急遽予定を変更して、この『ジャコモ・フォスカリ』の話を聞いてみたいなと。 ヤマザキ そっちの方が私は嬉しいです。 平 『テルマエ・ロマエ』がそろそろ終わるということも聞きましたし。 で、『ジャコモ・フォスカリ』の世界観は60年代じゃないですか。僕は大学に入ったばかりの頃に60年代の文化芸術の動きに憧れて、60年代に自分がいたらとか、いまが60年代的な動きの時代だったら

    ヤマザキマリ(漫画家)×平本正宏 対談 時代を行き交う透視図法
    hhasegawa
    hhasegawa 2012/11/01
    かくも憧れが語られる60年代とは、安保もセクトも火炎瓶も欠いたそれである。政治の事象と独立にあの時代の「文化芸術の動き」はあり得たのであろうか? 一般論として、政治を故意に排除するのは高度な政治である。
  • 「なぜ、貧困層、社会的弱者ほど国家の戦争に熱狂するか」から始まる会話。

    関連まとめ: お菓子っ子さん @sweets_street による「社会に必要とされない人々の自尊心の問題」 http://togetter.com/li/380845 関係するかもしれないまとめ: 旧陸軍の「社会民主主義」プロローグ 続きを読む

    「なぜ、貧困層、社会的弱者ほど国家の戦争に熱狂するか」から始まる会話。
    hhasegawa
    hhasegawa 2012/09/27
    この文脈で大西巨人を出すのは誤読。軍隊は外部と隔絶した場所という旧陸軍の宣伝が野間宏らを介して戦後左翼に持ち込まれた事態を批判し、軍隊も高学歴者など外界の強者に有利な空間だったと描写したのが彼の文業。
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