他人のパソコンを遠隔操作して殺人の予告を書き込んだとして、威力業務妨害などの罪に問われたインターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)に対し、東京地方裁判所は懲役8年の判決を言い渡しました。
他人のパソコンを遠隔操作して殺人の予告を書き込んだとして、威力業務妨害などの罪に問われたインターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)に対し、東京地方裁判所は懲役8年の判決を言い渡しました。
インターネットのオンラインゲームの運営会社のサーバーに、大量のデータを送りつける「DDoS攻撃」というサイバー攻撃を行い、サーバーを停止させて業務を妨害したとして、当時中学3年生だった熊本市の少年が書類送検されました。 DDoS攻撃をした疑いでの検挙は全国で初めてです。 書類送検されたのは、熊本市の16歳の少年です。 警視庁の調べによりますと、少年は中学3年生だったことし3月、東京・渋谷区にあるインターネットのオンラインゲーム運営会社、「ゲームオン」のサーバーに、大量のデータを送りつける「DDoS攻撃」というサイバー攻撃を行って業務を妨害したとして、電子計算機損壊等業務妨害の疑いが持たれています。 警視庁によりますと、少年はサイバー攻撃への耐久力を調べるインターネット上のサービスを悪用してDDoS攻撃を行い、ゲームオンのサーバーに通常時の10倍から22倍の負荷をかけ、ゲームが9時間余りにわ
第13回公判では、片山祐輔被告が再収監後に作成された検察官調書の要旨が読み上げられた。 ヤマレコの写真を利用したワケは…それによると、最初に行った横浜CSRF事件の動機は、「腕試しがしたかった」と述べている。また、雲取山の山頂三角点の「このへん」写真について、片山被告自身も撮影したが「後で見たら白い雪の粒が写っていた。10月に埋めたことにするつもりだったので、これだと雪の降る季節と疑われるだろうと思い、(登山記録投稿サイトの)ヤマレコで写真を入手した」と語っている。 続いて、弁護側被告人質問が行われた。質問に対して、片山被告は至極淡々と端的に答えていった。その概要は次の通り。 【横浜CSRF事件】――仕組みを考えたのはいつか 6月上旬。 ――平成24年6月当時は乙社で勤務していたが、人間関係で悩んでいたのか。 いえ。人間関係はかなりよかった。 ――友だちはいたか。 プライベートで遊ぶ友だち
遠隔操作ウイルス事件では4人が誤認逮捕され、威力業務妨害などの罪に問われた片山祐輔被告が無罪を主張していたが、先月、保釈中に真犯人を装ったメールを送信したスマートフォンを河川敷に埋める様子が捜査関係者に見つかるなどしたため、一転して起訴内容を全て認めている。 新たに届いたメールは、片山被告が送り主からの指示を受けて先月のメールを送信した、と説明する内容になっている。真偽は不明だ。 「片山さんに自作自演を指示し無実を一転させるよう仕向けたのはこの私」 新たなメールは1日午前0時過ぎ、ITmedia契約ライターや落合洋司弁護士らに届いた。宛先はこれまでのメールと同じとみられる。差出人は「安部銃蔵」を名乗り、メールアドレスは「onigoroshijuzo11111011110」アカウントによるフリーメールだった。 メールは「毎度忘れた頃に現れる真犯人でーす といってこの事件が忘れられた頃にでも現
「ブツを見ているとクロに見え、ヒトを見るとシロっぽく見えてくる。今の時点ではよく分からないから、しばらく見てみないと」――遠隔操作事件の裁判の行方について聞かれると、私はよくこう答えていました。 この写真はスマホではなく、小型ビデオカメラで撮った動画の一コマだった「ブツ」というのは、公判廷で示される検察側の証拠のことで、それを説明する証言も含みます。裁判を傍聴して、そうした証拠・証言を見聞きしていると、「これはクロではないか」という心証が強くなりました。ただ、被告人のPCハードディスクなどについては、弁護側の解析が行われている最中であり、反対尋問も行われていないので、その結果を見ないと、シロクロに関してはなんともいえない、と考えました。 一方、「ヒト」とは、片山祐輔被告のことです。彼の話を聞いていると、巧妙なウソをつける人のようには見えませんでした。感情表現が淡泊すぎて、無実を訴える言葉に
16日に真犯人を名乗る人からのメールが届いたことで一気に2時間サスペンスドラマな展開になっている遠隔操作ウィルス事件。警察や検察によるでっち上げまで疑われるようになっているけど、この事件って警察や検察の面子を度外視したときに、そんなに深刻な事件だったっけ? Satoru.net:『片山被告 スマホ埋めて自ら送信か』報道とメール検証結果の一致部分まとめ 八木啓代のひとりごと:PC遠隔操作事件:河川敷のスマホにまつわるこれだけの謎 Googleで検索しても「〜などで起訴されている」という言い方しか出てこず結局全部でいくつの罪状で起訴されているのかわからない。 遠隔操作ウィルス事件(平成25年合(わ)第48号等事件)で、偽計業務妨害、威力業務妨害、脅迫、不正指令電磁的記録借用などの罪に問われている元IT会社員の片山祐輔被告が25日、東京都内の日本外国特派員協会(FCCJ)で会見を行った。 〜中略
パソコンの遠隔操作事件で、起訴されているインターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)について、東京地方検察庁は裁判所が保釈の取り消しを認めたことから、先ほど都内の弁護士事務所で片山被告を拘束しました。 このあと身柄を東京拘置所に移して勾留することにしています。
えー、今日も朝からすごい展開になっておりました、PC遠隔操作事件でした。 あたくし、午前中に必死に用事を片づけて、もちろん記者会見に駆けつけたのですが、片山氏が行方不明のままの記者会見でした。 警察発表によりますと、「16日の裁判よりも前に、都内の河川敷で不審な行動をとっているのが捜査員に目撃され、片山被告がいた場所にスマートフォンが埋められているのが見つかったという。さらに、このスマートフォンを解析したところ、真犯人を名乗るメールのアドレスの痕跡があったという。」 さて、こう見ると、片山氏が真犯人であったことは疑いがないように見えます。 が、果たしてそうでしょうか? 実は、これ自体がツッコミどころ満載なのです。 それについては、満員電車状態の司法記者クラブの中で、逐次、ツイートしていましたし、記者会見の後の佐藤弁護士のぶら下がりインタビューの中で突っ込み、佐藤弁護士の同意も得たのですが、
報道内容と検証結果と完全一致する部分のまとめ ■検証:Message-IDにメール到着の前日[2014/05/15 17:34:48]のタイムスタンプらしき数値 15日夕に東京都江戸川区内の河川敷で不審な行動 ■検証:Message-ID:に[@email.android.com]の文字。Andoroid携帯から送信か? ■検証:メールの配信元 nuro.jp はso-netのプリペイド式のSIMと判明 片山被告がいた場所にスマートフォンが埋められているのが見つかった スマートフォンを解析したところ、真犯人を名乗るメールのアドレスの痕跡があった ■検証:今回はWebMailじゃなく、SMTPから送信されている可能性 自動でメールを送信する「タイマー機能」を使い、偽装工作をしたとみられている 報道内容まとめ 引用元:「真犯人」メール、片山被告が自ら送信か(日本テレビ) (魚拓) しかし、捜査
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パソコンを遠隔操作して殺害の予告などを書き込んだとして元会社員が起訴された事件で、先週、報道各社などに届いた自分が真犯人と主張するメールについて、捜査当局が元会社員自身が送信したという見方を強め、調べを進めていることが分かりました。 東京地方検察庁は元会社員の保釈取り消しの請求を検討するものとみられます。 パソコンの遠隔操作事件では、インターネットの掲示板などに殺害や爆破の予告を書き込んだとして、インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)が威力業務妨害などの罪に問われ、ことし3月に保釈されています。 この事件について、先週、報道各社などに自分が真犯人だと主張する人物からメールが届き、「自分が、片山被告のパソコンをウイルスに感染させたうえで、他人のパソコンを遠隔操作したのが事件の真相だ」として詳しい経緯を記していました。 このメールについて保釈後の片山被告の行動や送信に使われた疑い
パソコンの遠隔操作事件で先週報道各社などに届いた、自分が真犯人と主張するメールについて、捜査当局が保釈されている被告の元会社員自身が送信したという見方を強め、調べを進めていることが分かりました。 東京地方検察庁は元会社員の保釈取り消しを請求することを検討するものとみられます。 パソコンの遠隔操作事件では、インターネットの掲示板などに殺害や爆破の予告を書き込んだとして、インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)が威力業務妨害などの罪に問われています。片山被告はことし3月に保釈されましたが、その後の裁判で一貫して無罪を主張しています。 この事件について、今月16日の片山被告の裁判中に報道各社などに自分が真犯人と主張する人物からメールが届き、「自分が片山被告のパソコンをウイルスに感染させたうえで、他人のパソコンを遠隔操作したのが事件の真相だ」と記していました。 ところが捜査関係者により
よく見たらメールきてたー。本文に関しては既出ですが、真犯人らしき人物からのメール本文&ヘッダを公開します。 また、メールのヘッダー情報などを元に自分なりの分析をしてみました。 目次 ■『小保方銃蔵』からのメール本文&ヘッダー ■過去のメールまとめ(ヘッダ+本文) ■送信元メールアドレス onigoroshijuzo2014@yahoo.co.jp 現在はすでに削除済み ■メールの送信先一覧は前回と全く同じ25名。(※ただし情報は過去に流出した可能性あり) ■メールの送信日時が今回は夜型じゃない点 ■メール送信元 mp76f1fa5d.ap.nuro.jp(118.241.250.93)。踏み台?新たな被害者? ■今回はWebMailじゃなく、SMTPから送信されている可能性 ■検証:Yahoo!SMTPから送信してみると、今回のヘッダーにほぼ一致するものが作成できた ■検証:Recieve
PC遠隔操作ウィルス事件の「真犯人」を名乗る人物からのメールが、落合弁護士などに届いた。同事件をめぐっては、元IT会社員の片山祐輔被告が逮捕・起訴され公判中だが、メールには、片山被告を犯人に仕立てるために行った工夫などが書かれている。 PC遠隔操作ウィルス事件の「真犯人」を名乗る人物からのメールが5月16日、落合洋司弁護士などに届いた。同事件をめぐっては、元IT会社員の片山祐輔被告が逮捕・起訴され公判中だが、メールには、片山被告を犯人に仕立て上げるために行った工夫などが書かれている。 落合弁護士によると、メールは16日午前11時37分に送信された。この日、片山被告は東京地裁で開かれた公判に出席している。 メールは落合弁護士のほかBBC記者の大井真理子氏などに送られており、「マスコミ関係者にかなり送られている」(落合弁護士のTwitterより)という。 落合弁護士によると、メールの差し出し人
下記のメールに気付いたのは、今日の昼ころで、BBCの大井真理子記者のツイートで、そういうメールが来ているとのことで、もしやと思い迷惑メールボックスを見たところ入っていました。私や大井記者以外に23名、合計25名に送られていて、アドレスを見ると、ほとんどがマスコミ関係者です。前に真犯人から送られたメールの宛先と、ほぼ重複しているのではないかと思います。 差出人名は小保方銃蔵で、ヤフーメールのアドレスが使われていました。件名は、かなりえげつなくて、まずそうなところを(省略)としつつ紹介すると、 皇居にロケット砲を撃ち込んで(省略)を始末する地下鉄霞が関駅でサリン散布する(省略)裁判官と(省略)弁護士と(省略)検事を上九一色村製AK47で射殺する(省略)病院爆破する(省略)小学校で小女子喰う(省略)を去勢して天皇制断絶(省略)の閉経マンkにVXガス注射してポアする(省略)店に牛五十頭突っ込ます
第5回公判は、C#で遠隔操作ウィルスiesysを書く能力が片山祐輔氏にあったか、がテーマ。片山氏が所属していた甲社で上司だったN課長と社長のM氏が証言した。検察側は片山氏の技量を高く評価しようとし、弁護側が低い評価をするという展開。 「被告人はC#プログラムの修正を行った」検察官はまず、N課長が片山氏に対して、C#を使ったプログラムの修正を指示した時のことを話題にした。 N課長は、「2009年春から秋にかけて作成した建築業向けの建築台帳の関するプログラムが、お客から不具合を指摘されたため、原因を調査し修正することになり、彼にその修正作業を依頼しました」と証言。 そのプログラムの大きさは「全体で数千行に及ぶもの」という。 検察官は、片山氏がN課長に宛てた2通のメールを示した。内容は、この作業についての報告。検察官とN課長は、これに関して次のようなやりとりを行った。 ――不具合の原因を特定でき
3月13日の第3回公判。検察側2人目の証人は警察庁の技官で、現在は東京都警察情報通信部情報技術解析課所属の岡田智明氏。平成23年(2011)4月から、同課で不正プログラムの解析業務に当たっている、とのこと。これまで分析を担当したサイバー犯罪は「細かいものも含めて1000件を超える」とのこと。PCの遠隔操作をした事件も100台程度の解析に関与した、という。 本件では、問題の遠隔操作プログラムの動作の解析と、何種類かあるiesys.exeの比較解析を担当した。 今回もまた、 ――ウェブページとは? 「インターネット上で公開される文書の一種でございます」 といった基本的な用語の確認から始まった。 ただし、ウェブブラウザについて、「ウェブページを見るためのプログラムで、HTML言語を解釈するものでございます」という説明が、裁判官にどの程度理解されているのかはよく分からない。 岡田証言の要旨以下、岡
PC遠隔操作事件の被告人片山祐輔氏について、東京高裁第11刑事部(三好幹夫裁判長、阿部浩巳裁判官、染谷武宣裁判官)は3月4日、東京地裁が2月18日に行っていた保釈請求の却下決定を取り消し、保釈を許可する決定を出した。 罪証隠滅の恐れは小さく保釈の必要性は大きい決定によると、同高裁は 1)弁護人は600点以上に及ぶ検察官請求の書証全部を証拠とすることに同意し、第1回公判で甲号証のすべてが取り調べられた 2)検察側証人16人の大半は、警察関係者やコンピュータ関係会社の技術者等である。被告人を釈放しても、これら証人予定者に働きかけて自己に有利な証言をさせることは想定し難い 3)被告人が自宅や勤務先で使用していたパソコンは全て押収されるなどして捜査当局の管理下にあるとみられ、ハードディスク内のデータに被告人の主張に沿う痕跡を作出するのは困難というほかないから、被告人がそのような行為に出る漠然とした
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