8月8日付戦略情報研究所メールニュース Vol.140で書いたものですが、その二日後に李明博大統領の竹島上陸。何とも複雑です。やはり日本が強くならないとだめだと思います。 ■韓国の反日と日本の嫌韓 荒木和博(戦略情報研究所代表) 先日、維新政党・新風の鈴木信行代表がソウルの日本大使館前に設置されている慰安婦像に「竹島は日本の領土」と書いた木製の碑を縛り付けた。この模様は直ちにネットで配信されたが、韓国では「テロ」だとして大騒ぎになり、鈴木代表は入国禁止措置となった(騒ぎになったときにはすでに出国した後だったので、韓国で拘束されることはなかったが、一つ間違えば何をされていたか分からないだろう)。 このニュースを耳にして、何とも複雑な思いにとらわれた。かつて日本の非左翼は北朝鮮と対峙している韓国には親近感を持ち、協力してきた。ところが、最近になって鈴木氏に限らず、その層における韓国への反発ー嫌
【ソウル=黒田勝弘】日韓両政府は29日、北朝鮮の軍事的脅威を前に同日午後に予定していた両国の軍事分野を軸とした秘密情報保護協定の署名式を延期すると発表した。韓国が国内世論の強い反発を受け、日本側に延期を申し入れた。協定は軍事情報交換に際し相互で第三国への情報漏れを防ぐためのごく基本的な約束。韓国はすでにロシアを含む24カ国と締結しているが、日本については政界やメディアなど相変わらず“反日感情”を理由に批判や反対が強い。 日韓の軍事協定は初めてで当初、5月末、韓国国防相の訪日で締結される予定だったが、野党などの批判を受け延期された。今回、直前の協定調印の中止は外交的にきわめて異例だ。 このところ李明博政権は慰安婦問題をはじめ日本がらみになると過剰に世論を意識する傾向にある。相次ぐ延期は政権末期の指導力低下を物語るもので日本側の失望は大きい。 今回、韓国政府は、軍事協力ではないと強調し、「軍事
切手というモノを、ちょっと違った角度から眺めてみると、あなたの知的好奇心をくすぐる新たな発見がイロイロあるのです。そんな切手の面白さを綴っていこうと思っています。 韓国・民主統合党の国会議員・林秀卿が、今月1日、脱北者で韓国の大学に通うペク・ヨセフさんに対して「脱北者は(北朝鮮を裏切った)変節者だ」などと罵倒していたことが明らかになり、問題になっているそうです。というわけで、きょうはこの切手です。(画像はクリックで拡大されます) これは、1989年10月1日に北朝鮮が発行した“朝鮮半島の平和と統一のための国際平和大行進”の小型シートで、たすきをかけて「われらの祖国は一つだ」などのスローガンが入った横断幕を掲げて歩いている若い女性が問題の林秀卿です。 林は1968年生まれ。韓国外国語大学フランス語科に学ぶかたわら、学生運動に参加し、1989年6月、前年のソウル五輪に対抗して平壌で開催された第
今年は高句麗広開土太王逝去1600周年だ。歴史の教科書では、三国史記の記録によって、広開土王または広開土大王と呼ぶ。しかし、「太王四神記」(2007)を筆頭に最近の史劇では、広開土太王と呼んでいる。その影響で、史劇では高句麗のすべての王を「太王」と呼ぶ傾向がある。このため、王、大王、太王の関係を原級、比較級、最上級と見る見方もある。偉大な王という意味で大王で十分なのに、太王とは何を意味するのかという冷笑的な反応も出ている。 ◆太王は、王や大王と級が異なる。中国の皇帝に匹敵する称号だ。諸侯(王)を率いる帝国の王、王の中の王という意味だ。中国でも同じように王と書いたが、秦始皇の時から古代の伝説的王の名前を取って、皇帝と呼び始めた。その後、中国大陸の中心部を意味する中原を掌握した王朝の王は、すべて皇帝を自任した。中世ヨーロッパの中心部を掌握した神聖ローマ帝国の統治者の称号として、ローマ皇帝の称号
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く