定刻ちょうどに舞台に現れた高田、伊賀、伊藤、野村の4人は、まず映画「銀河鉄道の夜」の「エンド・テーマ『銀河鉄道の夜』」を披露。幻想的なサウンドに観客がうっとりと耳を傾ける中、曲の後半で細野がリズムに乗りながら舞台に登場し、2曲目「Honey Moon」を挨拶代わりに歌唱した。細野は「どうもいらっしゃい」と改めて観客に声をかけると「Tutti Frutti」「Back Bay Shuffle」を軽快に体を揺らしてパフォーマンスし、続けてアーヴィング・バーリンのカバー「The Song Is Ended」を情感豊かに歌い上げた。途中で細野は「自分はいつも何か大事なことを忘れてるんじゃないかと思って生きてるんですけど。ついにこの間大発見したんです。この世の神秘でした」と真剣な表情で切り出すも、「だけど……忘れちゃったんです。なんだったかな」と続け観客の笑いを誘った。その後リズム隊のタイトなビート