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思想と歴史に関するlaislanopiraのブックマーク (672)

  • 『暴力の人類史』のピンカーが語る、理性と共感によって未来がより豊かになっていく根拠──『21世紀の啓蒙:理性、科学、ヒューマニズム、進歩』 - 基本読書

    21世紀の啓蒙 上: 理性、科学、ヒューマニズム、進歩 作者:スティーブン ピンカー出版社/メーカー: 草思社発売日: 2019/12/18メディア: 単行この『21世紀の啓蒙』は、『暴力の人類史』で一躍その名を轟かせたスティーヴン・ピンカーによる啓蒙の啓蒙の書である。ピンカーのいうところの啓蒙主義は、『わたしたちは理性と共感によって人類の繁栄を促すことができる』ことに原則をおく。 そして、書でピンカーは、これまで世界は一時的な停滞や後退こそあれど、全体的には理性や共感、科学にヒューマニズムで進歩してきたし、これからもするだろうという「啓蒙主義」が間違っていないのだと擁護・主張する(だから啓蒙の啓蒙の書なのだ)。だが、ピンカー自身が『二〇一〇年代後半は、進歩の歴史とその要因についてを出すのにいい時期だとは思えない。わたしがこのを書いている今、わが国、アメリカ合衆国はこの時代を否定的

    『暴力の人類史』のピンカーが語る、理性と共感によって未来がより豊かになっていく根拠──『21世紀の啓蒙:理性、科学、ヒューマニズム、進歩』 - 基本読書
  • ヒトラーを「左翼」「社会主義者」と見なしてはいけない理由(田野 大輔) @gendai_biz

    広がる「ヒトラーは社会主義者だ」の認識 近年、右派勢力の間で「ヒトラーは社会主義者だ」という主張が広がりはじめている。事実、そうした主張はアメリカのオルトライト(新右翼)や共和党の一部の常套句となっていて、敵対陣営である民主党左派を攻撃するのに多用されている。 日のいわゆる「ネット右翼」の間でも、ナチズムを社会主義と同一視して、これを左翼批判に用いる発言が目立つようになっている。社会主義的・左翼的な主張を唱える者はみなナチスであって、人々を戦争やホロコーストに導こうとする者だというわけだが、こうした粗雑な主張はもちろん、歴史の実態にはそぐわない。 ナチ党は正式名称を「国民社会主義ドイツ労働者党(Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei)」という。党名に「社会主義」と「労働者」が含まれているので、ナチズム=社会主義=左翼と短絡してしまいが

    ヒトラーを「左翼」「社会主義者」と見なしてはいけない理由(田野 大輔) @gendai_biz
  • 石井知章・及川淳子編『六四と一九八九』または「進歩的」「左派」の「歴史修正主義」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    石井知章・及川淳子編『六四と一九八九 習近平帝国とどう向き合うのか』(白水社)をお送りいただきました。ありがとうございます。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b487699.html 1989年に起きた一連の出来事が、急速に歪められ、忘却されつつある。その中心にあるのが六四・天安門事件である。 従来、「民主化の第三の波」(ハンチントン)や「国家超越的な共同社会」(M・ウォルツァー)への動きと理解されてきた〈一九八九〉は、いつのまにか「新自由主義革命」として矮小化されつつある。「民主化」ではなく「新自由主義」の確立がこの画期を特徴づけるというのだ。 果たしてそうなのだろうか――。書はこの疑問から出発している。 「新自由主義革命」と事態を捉えた場合、30年後に緊迫化した香港情勢はどう理解すればいいのだろうか。また「紅い帝国」(李偉東)として世界に君臨しつつ

    石井知章・及川淳子編『六四と一九八九』または「進歩的」「左派」の「歴史修正主義」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 『サピエンス全史』のハラリがはじめて現代の諸問題を真正面から取り扱った最新刊──『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』 - 基本読書

    21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考 作者:ユヴァル・ノア・ハラリ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2019/11/19メディア: 単行『サピエンス全史──文明の構造と人類の幸福』で、「虚構を操る力こそが人類を生き残らせた」という観点から過去を。続く『ホモ・デウス──テクノロジーとサピエンスの未来』では、生命の遠い将来を研究し、「これから先、人類は何に取り組むのか」と問いかけたユヴァル・ノア・ハラリの新作『21 Lessons』は、ハラリがはじめて現代の諸問題を真正面から取り扱った一冊だ。 これまでハラリが何千年に渡る過去、そして未来をその射程に入れてきたが、書ではこの数十年、場合によっては数百年までの社会的、経済的、政治的危機を中心に取り扱っている。たとえば、雇用の減少、年々難しくなる教育、世界的な気候変動などなどである。ハラリはあいもかわらず明確な語り口

    『サピエンス全史』のハラリがはじめて現代の諸問題を真正面から取り扱った最新刊──『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』 - 基本読書
  • 『動物裁判 西欧中世・正義のコスモス (講談社現代新書)』池上俊一 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    十二世紀から十八世紀にかけて、フランス・ドイツを中心とした西ヨーロッパ一帯で盛んにおこなわれていたのが、動物や昆虫を被告として正規の裁判にかけて裁く「動物裁判」という慣習であった。この中世・近世期ヨーロッパに特異な法慣行はなぜ行われていたのか、その実態を浮き彫りにする、1990年の発売以来ロングセラーとなっている一冊である。 書は二部構成で、第一部では史料に登場する多数の動物裁判事例が紹介される。例えば、冒頭に紹介されている動物裁判の例は1457年1月10日、フランス・ブルゴーニュ地方サヴィニー村で起きた、五歳の少年をい殺した雌豚に対する裁判である。前年1456年末、仔豚たちに餌をやっていた被害者ジャン・マルタンに突然襲いかかった母豚がい殺してしまった。これに対し、ブルゴーニュ公の侍臣を裁判官とし、豚の所有者と「実行犯」の母豚および仔豚六匹を被告、サヴィニー村の領主を原告、さらに検察

    『動物裁判 西欧中世・正義のコスモス (講談社現代新書)』池上俊一 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 「驚きたい」という欲望を満足させる『驚異と怪異』

    不思議な生きものや、奇妙な出来事が好きだ。 未知の怪異に触れ、驚きたいという欲望が、わたしの中にあるのかもしれない。 異形や怪異を追いかけるうちに、自分の知っていることとのつながりが見えてくる。未知の中の既知に気づく瞬間、知的興奮はMAXとなり、肌が粟立つ。1000年前の伝説と、今年観た映画がつながるとき、人の想像性や認知の境界を撫でているような感覚に陥る。 想像界の生きものたち 『驚異と怪異』は、これを想像界の生きものでやったものだ。元は国立民族学博物館の特別展で、古今東西の想像上の異径のいきものを集成したものだ。 たとえば、「人魚」が面白い。人魚のミイラが出てくるのだが、これは江戸時代の見世物だった。上半身が猿で、下半身が魚の干物を接合させた作り物である。童話に出てくるマーメイドとは異なり、グロテスクで異様な姿をしているが、見るだけで運気が上がり、吉兆とされる妖怪だ[ググるとグロいで]

    「驚きたい」という欲望を満足させる『驚異と怪異』
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  • おっぱいは誰のものか?『乳房論』

    問:おっぱいは誰のものか? 答:それを持つ人のもの 2行で終わるはずなのだが、『乳房論』を読むと、こんな単純なものではないようだ。この答えに至るまでに様々な紆余曲折があり、今でも続いていることが分かる。 書は、人類史を振り返り、西洋を中心とした乳房をめぐる欲望の歴史をたどっている。乳房に対する概念は一様ではなく、それを求める人や時代や文化によって尊ばれ・蔑まれ・弄ばれてきたという。 著者はマリリン・ヤーロム、スタンフォード大学のジェンダー研究所の上級研究員である。 彼女は、乳房に対する視線、すなわち乳房がどのように見せられ、見られてきたかという観点から振り返る。絵画や彫刻、映画やポスターに現れる、ビジュアルとしての乳房だけでなく、詩歌や論文、プロパガンダに現れるレトリックとしての乳房にも着目する。さらに、乳房がその時代や文化圏でどんな役割を果たしたかという機能面にまで掘り下げている。

    おっぱいは誰のものか?『乳房論』
  • 「近現代日本の民間精神療法」 国境越えねつ造された起源を暴く 朝日新聞書評から|好書好日

    ISBN: 9784336063809 発売⽇: 2019/09/13 サイズ: 22cm/399,15p 近現代日の民間精神療法 不可視(オカルト)なエネルギーの諸相 [編]栗田英彦、塚田穂高、吉永進一 私は学生の頃から、催眠術、西式健康法、野口整体、手かざし、静坐法などをやってきた。医者に行ってもどうにもならない問題があったからだ。一定の効果が感じられる以上、それらの療法を斥ける理由はなかった。それらにどういう「科学的」根拠があるのかわからないが、そのうちわかるだろうと思っていた。まだ、そうなってはいない。ただ、「民間療法」と呼ばれる、これらの療法に関する研究は進んできている。私は以前に『癒しを生きた人々』(1999年)というを読んだことがあるが、書はそれを受け継ぐとともに、もっと格的に考察を広げている。そのことは、巻末の「民間精神療法主要人物および著作ガイド」を見れば明白であ

    「近現代日本の民間精神療法」 国境越えねつ造された起源を暴く 朝日新聞書評から|好書好日
  • ジャレド・ダイアモンドが導き出す、国家はどのように危機を乗り越え、今どのような危機の中にいるのか?──『危機と人類』 - 基本読書

    危機と人類(上) 作者: ジャレド・ダイアモンド,小川敏子,川上純子出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2019/10/26メディア: 単行この商品を含むブログを見る危機と人類(下) 作者: ジャレド・ダイアモンド,小川敏子,川上純子出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2019/10/26メディア: 単行この商品を含むブログを見る『銃・病原菌・鉄』で一世を風靡したジャレド・ダイアモンドの最新刊がこの『危機と人類』である。七カ国を対象として、それぞれの国が陥ってきた危機と、それをどのようにして乗り越えてきたのか。また、今現在まさに危機にある国を取り上げ、比較しながら「国家的危機」についての枠組みについて考察しよう、という一冊だ。 「危機」にもいくつもの種類があるが、書で取り上げられるのは、国家を揺るがすほど大きな危機、また現代の国家で起こったことについて限定され

    ジャレド・ダイアモンドが導き出す、国家はどのように危機を乗り越え、今どのような危機の中にいるのか?──『危機と人類』 - 基本読書
  • 武士の時代と封建制を例に「当時無かった発想」を無理やり見出そうとすると解釈・判断など何もかも間違うということ

    まとめ管理人 @1059kanri ジェンダーもそうだけど、歴史研究で民主主義でも世界市民でも階級闘争でも、「当時無かった発想」を無理やり見出そうとすると解釈から判断から何もかも間違えるし、それは歴史を思想の道具にする行為に過ぎないと思う。 2019-11-06 21:43:07 まとめ管理人 @1059kanri 中世から近世までの、「武士の時代」は「封建制」と定義されるわけですが。当の武家政権の人々は、おそらく江戸末期くらいまで自分たちの体制が「封建制」だとは考えてもおらず、故に封建制の定義と矛盾することがいくらでもあるわけで、封建制の定義を先に立てるとやはり間違う。 2019-11-06 21:54:55

    武士の時代と封建制を例に「当時無かった発想」を無理やり見出そうとすると解釈・判断など何もかも間違うということ
  • 荒川区から考えている|北田暁大

    東京の荒川区に住み始めたのは00年代の初めのことだから、かれこれ20年近くのお付き合いとなる。途中一回勤め先近くの台東区に浮気したが、どうしても荒川区の引力に抗えず、戻ってきた。区内で計5回引越している。引っ越し貧乏の典型である。 荒川区に住み始めたころ、わりとすぐに隅田川との関係を思うに至り、図書館とかで調べまくった。別に駐車場として使われているわけではない一階のある「高床式」の建物がやたらある、というのに気づいて「あ、これ水害対策かな」と思ったのがひとつ。あと、とにかく道・小路が入り組んでいて、直線という概念が適用できるのが尾竹橋通りぐらいしかなく(あと藍染「川」通り)、一歩間違えるととたんに迷宮になってしまう道の成り立ちを見て、「あ、永代借地権と暗渠の名残りかな」とおもったのがもう一つ。ようするに、隅田川(旧荒川)とその支流の小さな川(暗渠化している)の水害が酷くて、堤防が整備された

    荒川区から考えている|北田暁大
    laislanopira
    laislanopira 2019/10/14
    首都圏では西日本と違って部落差別なんかもう存在しない、という人は東京のどこを見ているのだろう
  • 『哲学と宗教全史』読み終えたとき、旅がはじまる - HONZ

    著者の出口治明さんは不思議な人である。何が不思議って、分厚い歴史書を何冊も出しているにも関わらず、真の正体はビジネスマンなのだ。今は、立命館アジア太平洋大学(APU)の学長をされている。どうして出口さんは何冊も歴史についての分厚いを出版するのだろうか。趣味なのか、それとも哲学や宗教に疎い人が増えすぎた日を危惧して、使命感を持って書かれているのだろうか。 書の「おわりに」に次のような文章がある。 書は、その頃に僕が腹落ちした哲学や宗教の歴史を、記憶を辿りながらまとめたものです。忙しい毎日をおくっているビジネスパーソンの皆さんに、少しでも哲学や宗教について興味を持ってほしいと考えて、枝葉を切り捨てて(勘違いして幹を切り捨てているかもしれませんが)できるだけシンプルにわかりやすく書いたつもりです。 出口さんの著書はたしかにシンプルでわかりやすい。高校生でも理解しやすい論理展開で、歴史を丸

    『哲学と宗教全史』読み終えたとき、旅がはじまる - HONZ
  • 【雑想】世界に通じない日本人の歴史観、そして日本に通用しない国際的歴史観 - 諸概念の迷宮(Things got frantic)

    実際の大学の博士課程にある人は、歴史についてこういう悩み方をしてるのですね。 やはり博論ではデュルケーム入れなければ駄目か。 — هريرة (@_hurayra) May 28, 2018 問題はデュルケムの社会的連帯論が集合意識−社会と展開していくのに対して、ハルドゥーンは「文明」という枠組みの中で、連帯意識論から王朝(ダウラ)論へと展開していく点。 「社会」に相当する概念がなぁ…。 — هريرة (@_hurayra) May 28, 2018 さらに問題なのはハルドゥーンにおける諸概念の定義。人が厳密に定義してないので、研究者毎の用法が多様すぎ、解釈の余地がありすぎである。 — هريرة (@_hurayra) May 28, 2018 ハルドゥーン、「社会」(に相当するもの)の統合力は…概念化して…ないかなぁ…。 — هريرة (@_hurayra) May 28, 20

    【雑想】世界に通じない日本人の歴史観、そして日本に通用しない国際的歴史観 - 諸概念の迷宮(Things got frantic)
  • 人類を平等にするのは戦争『暴力と不平等の人類史』

    貧富の差は拡大する一方。一向に格差の是正が進む気配はない。 日に限った話ではない。北米、南米、中国、東南アジア、アフリカ……世界中、至るところで格差は絶賛拡大中だ。格差の拡大は、人類社会の宿命なのだろうか? 古今東西の不平等の歴史を分析した、ウォルター・シャイデル『暴力と不平等の人類史』を読むと、これは事実ではないことが分かる。たしかに貧富の不平等はあるが、これを一掃する平等化が果たされる。人類の歴史は、不平等の歴史でもあるが、平等化の歴史でもあるのだ。 書の目的は、この平等化のメカニズムを解明するところにある。データと史料とエビデンスでもって緻密に徹底的に分析する。 不平等のメカニズム まず著者は、不平等は人間社会の基的特徴だという。人類が糧生産を始め、定住化と国家形成を行い、さらに世襲財産権を認めて以降、不平等が進むのは既定の事実だと述べる。なんとなくそうではなかろうかで済ませ

    人類を平等にするのは戦争『暴力と不平等の人類史』
  • 旧約聖書を聖典として受け入れているクリスチャンはなぜ,旧約聖書の食物規定を守らず全てのものを食べてよいのか

    森下 真道 @Truth_morishita twitter.com/Truth_morishit… 少し前に,クリスチャンにべてはいけない材は無いということを書きました.その時,最後の方で出てきていた疑問,旧約聖書の律法ではべてはいけないものの規定があるのに,旧約聖書を聖典としているクリスチャンはその規定を守らなくてよいのかについて書きます. 2019-08-24 22:39:52 森下 真道 @Truth_morishita よく聞かれることとして,クリスチャンはべてはいけない材があるかというのがあります.クリスチャンにはべてはいけない材はありません.イスラム教は豚肉,ヒンドゥー教は牛肉をべませんが,クリスチャンにはそういう材についての戒律は一切ありません. 2019-08-16 21:57:49

    旧約聖書を聖典として受け入れているクリスチャンはなぜ,旧約聖書の食物規定を守らず全てのものを食べてよいのか
    laislanopira
    laislanopira 2019/08/25
    ユダヤ人が中東で胡乱な民族の中に埋もれないようにするには、食の戒律はおそらく役に立ったはず
  • 津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜

    津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜2018年、新宿・歌舞伎町のビルを一棟丸ごと使用し、「にんげんレストラン」を開催したことで話題を集めたChim↑Pom。彼らはこれまでも公共空間に介入し、数々のアートを展開してきた。シリーズ「The Public Times」では、Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探る。第8回は、あいちトリエンナーレ2019の芸術監督である津田大介をゲストに迎え、現代における芸術祭やアーティストの役割について議論する。 構成=杉原環樹 あいちトリエンナーレ2019の参加作家であるウーゴ・ロンディノーネの《Vocabulary o

    津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜
  • 『哲学と宗教全史』「稀代の読書家」立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長による3000年にわたる人類の哲学と宗教の全史 - HONZ

    『哲学と宗教全史』「稀代の読書家」立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長による3000年にわたる人類の哲学と宗教の全史 ライフネット生命保険のファウンダーで、現在は立命館アジア太平洋大学(APU)の学長を務めている出口治明氏の著作には、いつも感心させられる。書を読んで改めて、こうした幅広い視野で世界の哲学と宗教を語れるビジネスパーソンというのは、日では極めて稀だと思った。 出口氏によれば、遥か昔から人間が抱いてきた根源的な問い掛けは、次の2つに集約されるという。 ①「世界はどうしてできたのか、また世界は何でできているのか? 」 ②「人間はどこからきてどこへ行くのか、何のために生きているのか?」 19世紀終わり頃、フランス領タヒチで画家のポール・ゴーギャンが描いた『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』というタイトルの有名な絵画があるが、こうした問いに答えて

    『哲学と宗教全史』「稀代の読書家」立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長による3000年にわたる人類の哲学と宗教の全史 - HONZ
  • 教養ブームによって"知の下方修正"が起きている!?気鋭の批評家・大澤聡が語る「教養の危機」 | ほんのひきだし

    歴史や宗教、哲学などをわかりやすく解説した書籍や雑誌、テレビ番組。“教養ブーム”が続く一方、『批評メディア論』などで知られる批評家の大澤聡さんは、〈知の下方修正〉が起きていると警鐘を鳴らしています。 今回大澤さんにお話を伺ったのは、今年5月に刊行された著書『教養主義のリハビリテーション』について。大澤さんの危惧する「教養主義の消滅」とは何か。われわれはどのように知識を身につけるべきか。気鋭の批評家は、現代の“教養のあり方”をどんなふうにとらえているのでしょうか。 目次 第1章 現代編 「現場的教養」の時代 ―鷲田清一×大澤聡(リーダー・フレンドリー? 第2章 歴史編 日教養主義の来歴 ―竹内洋×大澤聡(教養主義の起源をめぐって 第3章 制度編 大学と新しい教養 ―吉見俊哉×大澤聡(「いま・ここ」を内破する知 第4章 対話のあとで 全体性への想像力について ピンポイントなネタの消費には〈

    教養ブームによって"知の下方修正"が起きている!?気鋭の批評家・大澤聡が語る「教養の危機」 | ほんのひきだし
  • 戦前最大の右派新聞 約10年分見つかる | NHKニュース

    昭和初期に発行され、戦前、最大の右派メディアとも呼ばれた日刊紙、「日新聞」の紙面、およそ10年間分がほぼ完全な形で残されていたことが分かりました。 これまで多くが失われたとされていて、日戦争へと向かっていった道筋を解き明かす貴重な資料として研究者の間で注目を集めています。 元総理大臣、平沼騏一郎が設立した団体の、資料の収蔵庫に保管されていたもので、創刊から休刊するまでの10年間、およそ3000日分の紙面がほぼ完全な形で残されていました。 日新聞は、発行部数およそ1万6000部と多くはないものの、政官財に幅広い読者を持ち、戦前最大の右派メディアとして右派思想を広めたとされていましたが、現在は多くが失われ、初期の数年間については内容もほとんど知られていませんでした。 紙面は見開き4ページで、創刊号には編集方針として天皇中心の国家体制を絶対のものにする「日主義」と呼ばれる思想が掲げられ

    戦前最大の右派新聞 約10年分見つかる | NHKニュース