24日午前3時10分ごろ、東京都中央区銀座5丁目付近を走行中のタクシーが道路脇のビルに突っ込んだ。警視庁は運転中の運転手に暴行したとして、乗客の男を暴行容疑で現行犯逮捕した。男は「酔っ払っていたので覚えていない」と話しているという。 築地署によると、男は米国籍の50代で、自称会社役員。後部座席から60代の男性運転手の腕を引っ張ったり、顔を殴ったりした疑いがある。この暴行でタクシーは近くに止まっていた別のタクシーに追突。はずみで歩道に乗り上げ、歩道沿いのビルに突っ込んだ。運転手はけがをしていて、署は容疑を傷害に切り替えて調べる方針。 現場は地下鉄東銀座駅前で、飲食店などが立ち並ぶビル街。