2023年春のレース再開が迫った改修中の日本中央競馬会(JRA)京都競馬場。現在は改修工事が急ピッチで進んでいる。スタンドの建て替えでは外装材の取り付けが始まるなど、一部で完成後の姿がイメージできるところまで工事が進んだ。馬場では芝コースの改修がほぼ終了した。現在の様子を写真とともに紹介する。京都競馬場は工事に伴い、20年秋から開催を休止。スタンドの改築と馬場の路盤改修、出走馬が使う厩舎の建て
JR名古屋駅前のシンボルとなっている円錐(えんすい)形モニュメント「飛翔(ひしょう)」の行方が揺れている。リニア中央新幹線開業に伴う駅前再整備のため、名古屋市が移設を検討している。市は26日の市議会で来年度から解体を始める方針を明らかにしたが、巨大で複雑な構造ゆえに課題が多く、移設先のめども立っていない。 飛翔は名古屋駅東側「桜通口」のロータリーにある。ステンレスパイプが入り組んだ作品で、高さ23メートル、底面の直径は21メートル。市制100周年を記念して名古屋の玄関を訪れた人に強く印象づけようと、平成が始まった1989年に設置された。 噴水機能があり、かつては噴水とライトアップで夜の街を彩っていた。だが、市によると、強い風で水しぶきが周囲に飛んで車にかかることや凍結によるスリップ事故を防ぐため噴水の稼働を2001年に停止。その後、機器の故障などで普段はライトアップもされなくなった。 飛翔
大阪の難波にある「なんばパークス」の南端、少し前の記憶がある人は大きな平面駐車場として覚えている人がいるかと思います。もっと具体的に言えば、「ヤマダ電機LABI1なんば店」の横、南海電車との間のスペースです。 そこに、タイ資本の「センタラグランドホテル大阪(仮称)」が作られるようです。 出典:難波中二丁目における開発について 建設工事が始まり、基礎固めのために地面を掘ってみたところ、おそらく誰も予想もしなかった意外なものが「発掘」されることに。 画像提供:【速報】再開発しているなんばパークス南端から謎の遺跡が出土……(207様ブログ) なんじゃこりゃ!!! 空の上から松田優作の有名なセリフが聞こえてくるような「遺跡」が。それも町のど真ん中に…。 果たしてこれは何時代のものか、いつのものか…江戸時代?いや平安時代か、いや数万年前の超古代文明…なわけないか。 実は私、こういう「遺跡もん」が大好
マグニチュード(M)7.3を記録した熊本地震の本震から1週間がたった4月23日、筆者は日経コンストラクションの取材班第2陣として、熊本県西原村にいた。構造物被害の全貌が次第に明らかになるなか、一つだけ一般の報道では確認できない被害情報があった。俵山トンネルの「崩落」だ。 本震後、阿蘇大橋の崩落と同じく、俵山トンネルの被害も何度か耳にしたが、現場の状況を映像や写真で見る機会はなかった。崩落と一口に言っても、被害状況は様々だ。覆工コンクリートの表面がはく落したのか、トンネルが圧壊したのか、現地入り当初は詳細が全く分からなかった。 自分の目で被害状況を確かめるために、23日は早朝から俵山トンネルのある県道28号へ向かった。トンネルのかなり手前で車は通行止めということは、事前の情報で明らかになっていた。 県道28号の車両通行止め付近に到着してからスマートフォンで調べると、俵山トンネルまでは6km以
【台北=鈴木隆弘】台湾の中央通信社などによると、6日午前3時57分(日本時間午前4時57分)、台湾南部・高雄市を震源とするマグニチュード(M)6・4の地震があり、隣接する台南市で16階建ての住宅兼オフィスビルなど複数の建物が倒壊して12人が死亡、481人が負傷した。 消防当局などは、このビルに今も閉じこめられている住民らがいる可能性があるとみて、捜索活動を続けている。 台南市では、建物9棟が全壊し、5棟が傾くなどした。同市中心部の永康区に位置する16階建てビルは築21年で96世帯256人が住んでいたとされ、横倒しとなる形で倒壊した。6日午後までに住民の大半が救出されたが、生後10日の乳児ら男女10人の死亡が確認された。別の場所でも、女性1人が倒れた給水塔の下敷きになって死亡。倉庫で落下した貨物に当たり、スタッフの男性が死亡した。 台湾メディアによると、16階建てビルの倒壊によって露出した柱
ロンドンの観光名所として知られるイギリス議会の時計台「ビッグベン」は、建てられてから156年を経て6秒のずれが生じるなど老朽化が進んでいますが、修理に必要な費用は、日本円で最大70億円余りに上ることが分かりました。 こうしたなか、イギリス議会は18日、「ビッグベン」の修理に必要な費用について、時計の針に不具合があるなど大がかりな作業になる場合、最大で4000万ポンド(日本円でおよそ74億円)に上る見込みだとする報告書を発表しました。また、修理期間はおよそ4か月から1年に及ぶとみられ、実際に修理が行われると、「ビッグベン」は、156年の歴史の中で最も長い期間、時を刻むのをやめることになるとしています。 これについて、ロンドン大学のアンドリュー・ブリック専任講師は、「議会が修理に必要な支出をどの程度認めるかについては議論になるだろう。しかし今後、時計の動きは鈍くなっていくとみられ、このままでよ
『週刊エコノミスト』の読書日記。13回目になります。 池内恵「中東の砂漠に最先端の都市ができる理由」『週刊エコノミスト』2015年7月28日号(7月21日発売)、57頁 今回も、Kindle版など電子版には載っていませんので・・・契約条件が合理的になれば同意したっていいんだけどなあ。 紙版はアマゾンからでも。 今回取り上げたのは、レム・コールハースの『S,M,L,XL+』。 レム・コールハース『S,M,L,XL+: 現代都市をめぐるエッセイ』(ちくま学芸文庫) いい本だなあこれ。終わった時代の話ではなく、これから先を読むための本。 この本の原著英語版は1995年に出ているが、特異な編集と形で、難解な奇書というイメージだった。何度か増補されているが、写真も多く、1冊2.7kgという。 S M L XL: Second Edition 立体的に見ると、こんなんですよ。 体裁の問題もあってか、ず
津波被害が懸念される太平洋沿岸で整備が進む避難タワーの効果について、群馬大災害工学研究室(片田敏孝教授)が被害シミュレーションを行ったところ、避難タワーの設置で、かえって犠牲者数が増えるケースのあることが28日、分かった。特に標高の低い沿岸部にその特徴が顕著だといい、片田教授は「避難タワーは耐久性、高さともに安全性に限界があるが、住宅地に近いため誘導効果をもちやすい。想定以上の津波が来た場合、相当の犠牲者を生む危険性がある」と警告している。 避難する住民が居住地に近い避難タワーを選択した場合、高台と反対の海岸方向に逃げるケースが生じるためで、片田教授は「避難の基本はあくまで標高の高い高台へ迅速に向かうこと」と強調している。 避難タワーは、高層ビルや高台が少ない地域で、「人工の高台」として国が推奨し、沿岸部の自治体で設置が進められている。しかし、設置の安全基準はなく、各地域の事情に応じて設置
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