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権利と男女と思想に関するmahalのブックマーク (7)

  • 両立できないものを両方手に入れられないことにモヤモヤする女性たち

    従前から述べている通り、私は女性の意思を可能な限り尊重すると言う立場でものを書いてきており、フェミニズムに関する文献やエッセイも一応ある程度読んではいる。その中で気になっていたのは、「モヤモヤ(する)」という表現が徐々に多くなってきているということである。 この言葉は2010年代のフェミニズムを特徴づけているように思う。従来のフェミニズムは多かれ少なかれ「こうあるべきだ」「このようになるべきだ」というゴールを設定してきたが、この「モヤモヤ」に関してはそうでは無い。現状は不満だが、代替案として上がってくる選択肢はもっと不満なので「こうあるべきだ」とも言えず、結局現状の不満を受け入れざるを得ない状況――あるいは両立不可能な複数の願望を抱え全てをかなえることが出来ないという自覚――を「モヤモヤ」と表現しているようなのである。 両立できないが両方ほしいもの 育児仕事に専念できないのは納得できない

    両立できないものを両方手に入れられないことにモヤモヤする女性たち
    mahal
    mahal 2020/08/17
    これはこれで、フェミニズムが女を騙してる…というお話かなと思う>「両立できない願望を持つことは…フェミニズム…が存在しているため…チェックされることなく{正当な社会への声}として出てきやすい」
  • [翻訳] ドヌーヴ「女性を口説く権利」 全訳(追記・訂正有り)

    「私たちは、性の自由に不可欠なウザがられる自由を擁護する」 としてこちらに上げた翻訳の問題点を、トラックバックで明快に解説していただきました。。 私の翻訳は、要するに、 Nous pensons que la liberté de dire non a une propositon sexuelle ne va pas sans la liberté d'importuner. この一文を「相手を忖度しない自由が無ければ断る自由なんて無いも同然だよ!」と解釈して突っ走ったことに尽きるので、そこが誤っているとするとほぼ全面的に誤読していたと言うことになります。 やはり問題が多すぎると思いますので、早めに削除させていただきたいと思います。 拙訳について感想、誤りのご指摘および解説を下さった方々にはとても感謝しております。 非常に勉強になりました。ありがとうございました。 (こういっては何ですが

    [翻訳] ドヌーヴ「女性を口説く権利」 全訳(追記・訂正有り)
    mahal
    mahal 2018/01/11
    この魅力に抗う困難な作業を、如何に「個人の時代」の徳目として組み込むかこそが、鬼道ではないリベラルへの一里塚かな>「いわゆる普遍の名の下で、女性たちを…可哀想でちっぽけな品物の地位へと上手く誘導する」
  • 「あなたのセックスの正しさ」が問われる社会が近づいてくる - シロクマの屑籠

    先日、twitterのタイムラインで共感したくなる文章を発見した。 生殖や性病等についての知識は必要と思うが、行為としての正しいセックスを「教育」するのか。まずは優しく抱き締めてキスするのが、部屋に入るなり服を脱がせるより優れているのか。そんなのは当事者間の問題だし、私は私のプライベートな事柄を勝手に規定されたくないと考える— 鴨島の宗教へようこそ (@kamozi) 2017年7月8日 私のセックス観も、これに近い。性行為がどうあるべきかは、カップルそれぞれが決めれば良いことで、自由なカップルの在り方、自由な性行為のありかたがあって良いはずだ、と私も叫びたくなる。 しかしプライベートな関係は、介入を受け続けてきた。 だが、私達の社会の変化や常識の変化を思い出すと、「性行為はプライベートなカップルのもの」という現代の感覚が、いつまで通用するのか怪しく思えてくる。 かつては、家庭の問題の多く

    「あなたのセックスの正しさ」が問われる社会が近づいてくる - シロクマの屑籠
    mahal
    mahal 2017/07/10
    イスラム教的戒律主義への回帰とも言えるかもだけど、畢竟そうした状況で「保護の不自由」にどっかで堪えかねたマイノリティから「勇者」が出て、また弛緩方向にみたいなのが人類史の中で循環してるもんなのかも。
  • イヴァンカに同情してはならない。彼女を恐れよ

    この写真は不適切な関係を証明するものではないが、ある種の関係を暗示している。つまり、イヴァンカは幼い頃から所有物、または小道具として自分のことを考えるよう、訓練されていたということだ。 成長する中でイヴァンカは、父親が女性を、彼女の母親のような美しく優れた女性までをも、新しい人と簡単に交換するできる使い捨て可能なモノとして扱う様子を見てきた。だから、彼女はまずモデルになった。トランプ氏の世界観では、これが価値の高い人物になる1つの手段だったからだ。 その後、彼女は、無情なビジネスウーマンになった。なぜならそれも、価値の高い女性になるまた別の手段だったからだ。まず母親を、その後、80年代にトランプ・オーガニゼーションの副社長として採用されたバーバラ・レスを、手とした。 イヴァンカは父親と同様に、自分のライフスタイルをブランド化した。彼女のものの見方は、表にははっきり出てこないが、シンプルで

    イヴァンカに同情してはならない。彼女を恐れよ
    mahal
    mahal 2016/11/20
    しかし、ここまで精緻に論立てながら最後の結論のこの「動物的」なベタさ、みたいなのは、ちょっとこの記事自体が人間の知性に対する皮肉、みたいな構造になっちゃってる感も(まぁそれが政治ってヤツなのかもだが)
  • 日本のフェミニズム史は権利運動ではなく倫理運動

    ピルとのつきあい方(公式) @ruriko_pillton これが過去最大級の自爆案件らしいのだが、何が問題なんだろう? 中絶の(身体への)リスクはノルレボ以上を否定したいのか? どちらも影響なしのこともあるから「同じか」と入れたのを揚げ足取りしたいのか?やれやれ。さすがまなざしライオンtwitter.com/erndrvn/status… 2016-06-03 19:00:44 ピルとのつきあい方(公式) @ruriko_pillton まなざしライオンをブロックしたら、今度は多摩湖さんに粘着しているのか。 複数垢で言論空間を破壊していると見なしてブロックしたんだけど、 ほんとTLが機能しなくなってしまうんだから。 2016-06-03 20:01:02 ピルとのつきあい方(公式) @ruriko_pillton 山崎マキコ氏がやっていることは、プロライフのあぶり出しなんだよなと思う

    日本のフェミニズム史は権利運動ではなく倫理運動
    mahal
    mahal 2016/06/07
    セックスは軽はずみであるという承認は案外本朝の前近代には存在したけど、戦前辺りからある種の規制のチャレンジを受けていて、戦後にはからざる左右の共犯によって破壊され、現在もその影響下にある感じ。
  • キモオタによるフェミニズム概論

    フェミニストからキモオタは死ねと言われ、私はもちろんキモオタであるから激昂してクソフェミは死ねと言い返しかけて、そこでふと気がついて困惑した。 フェミニズムとは何だろうか。 私はフェミニズムを名前ぐらいしか知らない。しかし知らないものを知らないままにしておくことは、少なくとも私にとってキモオタらしからぬ行為である。私は自分に自信をもってキモオタでありたい。クソフェミに死ねと罵られるキモオタであることに誇りを持ちたい。ならばフェミニズムについて知らなければならない。 しかしフェミニズムについて知りたかったら何を読めばいいのか。これが意外と分からない。ロールズやセンを読めというのを見つけたので読んでみたが、やはりフェミニズムが分かった気になれない。 そこで手当たり次第に適当にフェミニズムの書籍を読んでまとめみることにした結果が稿である。決して十全ではないが、私同様、フェミニズムをよく知らない

    キモオタによるフェミニズム概論
    mahal
    mahal 2016/03/08
    自分は「性アイデンティティを奉じる自由」を「脱ジェンダーという正義」より重視するって意味では反フェミなんだけど、その上で女性の生殖機能を軸とした固有のハンデを克服する施策を支持したい、という感覚も。
  • 「恋愛をリードできない男は逸脱者」という男性差別:日経ビジネスオンライン

    恋愛において、おそらく誰もが多かれ少なかれ、社会的・慣習的な性役割の存在を感じているだろう。より積極的にデートに誘うのは男性側であり、男性の提案を受けてイエス・ノーを言うのは女性側である、といったように。この、社会的に強いられた性役割が往々にして、非対称なリスクと弱者性をもたらす。例えばその一角として、日でも今後問題にされてくると思われるのが「デートレイプ」に関する問題である。 日においてデートレイプという言葉の浸透度はまだ極めて低い。リベラルでさえ「言葉そのもの」を知らないことが多い。デートレイプとは知人や恋人の間など、社会的には相互関係のある人の間でのレイプである。交際している相手に対して、精神的な圧力を加えたり、薬物を用いるなどして、否定の意思を表示できないようにして行われる性交も、デートレイプに含まれる。ファレルの『男性権力の神話』は1993年が初版だが、その時点でアメリカでは

    「恋愛をリードできない男は逸脱者」という男性差別:日経ビジネスオンライン
    mahal
    mahal 2015/06/04
    「女がデートでリードする」といった、女側に利にならない(かつ放置すると男側の平等を損ねる)脱ジェンダーに関して、男側が政治的に女に要求する機序としてのマスキュリニズム、というお話なのかな。
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