これでは、旧日本軍の連隊旗や軍艦旗だけではなく、大漁旗や朝日新聞の社旗、それに類似したデザインの旗だって旭日旗になりかねない。 事実、日本の外務省は、今年5月に公開した広報資料で、北マケドニア共和国国旗、アリゾナ州旗、ベネズエラ・ララ州旗、ベラルーシ空軍旗なども「旭日のデザイン」の例としてあげている。 「世界で広く使用されている旭日のデザイン」(外務省HPより) 旭日のデザインは世界的に使われているのに、日本のそれだけ批判・禁止するのはナンセンスではないか――。日本政府はこう言いたいのだろう。 こうした反論に対応するためにも、旭日旗を批判するものは、そのデザインなどを明確に定義すべきである。連想云々の妥当性は、それから議論しても遅くはない(もっとも、このメダルのデザインが旭日旗に似ているかはかなり疑問だが)。