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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/joyce (4)

  • 「友人を失う」という悪癖が首相辞任ジョンソンの本質

    <近しい同僚たちがこぞって反旗を翻し、辞任に追い込まれたジョンソン英首相。エネルギッシュで一見、人を引き付ける力にあふれているようだが、親しくなるほどに人が離れていく傾向がある> 若者にも伝えたい僕の人生最大の教訓の1つは、長年の友人に恵まれていなそうな人は警戒すべき、というものだ。僕自身は19歳頃にこれを悟った。実のところ僕は、疑いの目を向け始めたある身近な人物について他の友人と話し合ううちに、だんだんとこの洞察を導き出していった。 なぜ彼は高校時代からの友達が1人もいないのだろうと、僕と友人はいぶかしんだ。なぜ彼は半年前に知り合ったばかりの人々を「親友」と吹聴するのか。なぜ彼が「いい友達」と話す人々は彼の周囲からすぐに離れていくのか。 人々が時とともに彼の質を見抜くか、あるいは彼が長年の友情を大事にしないのか、またはその両方なのだろうと、僕たちは結論付けた。いずれにしろ、僕たちはこれ

    「友人を失う」という悪癖が首相辞任ジョンソンの本質
    mahal
    mahal 2022/07/22
    ボリス、みんな傍から見て「面白いヤツ」とは思ってるけど、だからと言って「性格が良さそう」とは多分あんま思うことはなかった…というキャラよね
  • イギリス版「人種差別抗議デモ」への疑問

    米ミネアポリスの事件に端を発した抗議デモは英全土にも広がった(写真は今月6日のロンドン) John Sibley-REUTERS <アメリカとは状況が違うイギリスで、コロナ禍に黒人の命を危険にさらしてまで抗議デモをする(しかも誰も疑問を口にできない)のはどうなのか> 一見したところ、ロンドンやその他のイギリスの都市で行われているBlack Lives Matter(黒人の命は大事)抗議運動は、米ミネアポリスで警官の拘束により命を落としたジョージ・フロイドの死に対する怒りへの共感を示す、気高い国際的な動きの一環であるように見えるかもしれない。 しかし僕は、ここイギリスでの抗議運動は、黒人に対する間違った根拠やどうしようもなく単純化されていたり、ひどく誇張されていたり......あるいは有害な可能性すらある前提に基づいているのでは、と見ている。その前提とは、フロイドに起こったことはイギリスの黒

    イギリス版「人種差別抗議デモ」への疑問
    mahal
    mahal 2020/06/14
    グローバリズムがコロナにチャレンジされてる文脈で、「アメリカ的」な差別反対を輸出しても、早晩ローカルな文脈のカウンターに殴り返される展開みたいにはなりそう(英国では銅像守る系暴徒は出てるようだし)
  • トランプ勝利で実感するイギリス君主制の良さ

    <エリザベス女王を国家の象徴とするイギリス政治はこれまで「古くさい」と言われてきたが、アメリカ大統領選でトランプが勝利したのを見れば、あらためてその利点が見えてくる>(写真:トランプ勝利に抗議してロンドンのアメリカ大使館前に集まった人たち) 僕がアメリカで暮らしていたとき、アメリカ人たちは時々、僕が「君主制の国」から来たことをからかった。彼らはアメリカという国の「市民」だが、イギリス人は「女王の服従者」だと言って僕をイラッとさせようとするやつらもいた。 彼らが言いたかったのは、君主制は過去の時代の愚かな遺物であり、イギリスは共和制国家よりも民主主義のレベルが低く、自由度も劣るというわけだ。 彼らの見方もある程度は理解できる。もしも僕が国を一から作り上げるとしたら、究極の特権階級の家族を1つ据えて、彼らに多くの城と宮殿を与え、彼らを国民の税金で支え、生まれた第1子を国家元首にしよう.....

    トランプ勝利で実感するイギリス君主制の良さ
    mahal
    mahal 2016/11/19
    スピルバーグ版「進撃の巨人」で、エリ女がヘリコプター隊派遣して巨人軍団を物理で殴るという展開になった時には、流石に「おい民主主義仕事しろ」とか思ったものである(本筋関係ない)。
  • サッチャーの評価と時の運

    政治において、タイミングは極めて重要だ。だからこそ「時代の一歩先をいった」アイデアだとか「賞味期限切れ」の考えだとかいう言葉が頻繁にささやかれるのだろう。 マーガレット・サッチャーのキャリアは、まさに良いタイミングの見のようなものだった。4月8日に彼女が亡くなってからと言うもの、多くのコメンテーターが「グランサム(イギリス中東部)の料品店の娘」が英首相にまでのし上がったことの驚異を語ってみせた。 もちろんこれは大きな成果に違いないが、彼女は「一般人」でありながら高水準な公立中・高等学校に進むことができた最初の世代だった、というのも忘れてはならない。彼女は当時、多くの低所得層の生徒たちをオックスフォードやケンブリッジに初めて送りこんだ学校「グラマースクール」の1つで学んだ(こうした学校は後に廃止されたため、再び富裕層の子供が有利になった)。 サッチャーはまた、数々の特殊な状況に押されて権

    mahal
    mahal 2013/04/20
    例の写真の人のコラムに限って、例の写真の人のサムネが出ない、はてなの怪。
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