ドイツで活躍している25歳のモデル、イルカ・ブリュールさんは、生まれてすぐ気道の病気を患い、10回にわたる手術を繰り返してきました。その影響で、目元や、鼻周りに歪みが生まれてしまったそう。みんなと違う自分の外見にコンプレックスを抱き、長い間人の目を避けて暮らす日々が続いていたのです。 ところがある日、そんな彼女の人生を180度変える出来事が起こりました。 彼女はずっと、フォトグラファーInes Rehbergerさんの撮る写真が大好きでした。その思いを一通の手紙に乗せて送ってみると、なんと本人から直々に返事が。しかもそこには、「モデルをしてみない?」という、思ってもみなかった誘いの文章が綴られていたのです。 「ほんとうに、始まりはちょっとしたアクシデントみたいなものだった」と、彼女は当時のことを語っています。この手紙から、全てが始まったのです。 「カメラの前に立つことで、どんな欠点もその人