オリンピック・パラリンピックを取り上げた教科書。予定通りの開催が不透明となっている東京大会について記載した部分も多い(佐藤徳昭撮影) 24日に検定結果が公表された中学校教科書(令和3年度から使用)。東京五輪・パラリンピックは子供たちの関心も高く、各教科で五輪をテーマにした教材が盛り込まれた。ただ、新型コロナウイルスの影響で予定通りの開催が危ぶまれている。来年以降への延期や中止が決まった場合、大量の自主訂正を余儀なくされる恐れもあり、各社の編集担当者らは気をもんでいる。 五輪に関する記述は、保健体育を中心に過去の大会で活躍した選手や大会の理念、レガシー(遺産)の話題といった一般的な取り上げ方が多い。 問題となるのは、今年の開催を前提とした記述だ。「2020年、日本では2回目となる夏季大会が開催されます」という文章や、「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会を振り返ってみよう」と考えさ
「学業への態度がひどい。欠席する授業も多く、リポート提出もしないことがあり、多くの先生が『単位を与えたくない』と話している。まじめに努力すれば卒業できるのに、授業をなめきって競技以外はしようとしない」 スポーツ推薦の大学生の学力不足や学業軽視は今に始まった問題ではない。それが、ようやく正面から問われ始めている。同じ大学の現役教授が、実情を明かす。 「本来、一定の出席率がない…
東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、組織委員会などが運営などに関わるボランティアとして、期待しているのが学生です。これについて、都内130余りの大学にNHKが取材したところ、回答した半数近くがボランティアに参加すれば、単位認定する方向で検討していることがわかりました。専門家は「ボランティアは本来、自発的に参加すべきものであり、単位で誘導するようなやり方は好ましくない」と指摘しています。 文部科学省もことし7月、全国の大学に学生のボランティアの参加を促す通知を出しています。 この学生のボランティアについてNHKは、都内の国公私立138の大学にアンケートを実施し、86%に当たる119校から回答を得ました。 このうち、学生のボランティア参加について大学の考え方を尋ねたところ「学生の自主性に任せる」が50校、「積極的に参加してほしい」は48校で、自主的な参加を求める大学が僅かに上回りま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く