AMDがFPGA大手Xilinxの買収に向けて協議を進めていると、Wall Street Journal(WSJ)をはじめとする複数の米国メディアが報じている。 これらの報道によると、買収額は300億ドルを超す見込みだとのことで、10月12日週にも両社の間で合意が取れ、正式発表される可能性があるという。ただし、かつて両社は買収交渉を行ったものの行き詰まりを迎え、最近になってようやく協議を再開したといういきさつがあり、この話自体が破談になる可能性もあるという。 ちなみにAMDの競合であるIntelは2015年、Xilinxの競合でFPGA業界2位のAlteraを買収。FPGAをいち早く自社ポートフォリオに組み入れている。一方のAMDは、その間、Intelがプロセスの微細化で躓いているのをしり目にTSMCの先端プロセスを活用することでCPU市場での存在感を増してきており、今回のXilinx買収
Intelは、QLC 3D NANDを採用したM.2 NVMe SSD「660p」シリーズを発表。512GBモデルで市場想定価格99ドルという低価格を実現した。 Intelは8月8日(現地時間)、QLC 3D NANDを採用したM.2 NVMe SSD「660p」シリーズを発表した。転送速度や書き込み耐性がTLCに比べてやや下がる代わりに、512GBモデルで市場想定価格99ドルという低価格を実現した。日本での発売時期は未定。 512GBモデルのシーケンシャルリードは1500MB/s、シーケンシャルライトは1000MB/s。総書き込み容量(TBW)は100で、製品寿命(MTBF)は160万時間以下。 比較に、TLC採用のM.2 MVNe SSDである「760p」の512GBモデルを見ると、リード3230MB/s、ライト1625MB/s、228TBW、MTBF160万時間であるため、660pは
富士通は、産業技術総合研究所(産総研)が導入するAI(人工知能)専用スーパーコンピュータを受注した。2017年10月7日、分かった。受注額は約50億円。米インテルのCPUを2個と米エヌビディアのGPUを4個搭載したサーバーを1088台並べる。理論上の演算性能は国内最速の37ペタFLOPS(1秒間に3京7000兆回)に達する。2018年度に運用を始める。 産総研は政府が2016年度第2次補正予算で195億円を投じた「人工知能に関するグローバル研究拠点整備事業」を管轄する。このうち3分の1程度をAI専用のコンピューティング基盤「AI橋渡しクラウド(AI Bridging Cloud Infrastructure:ABCI)」の整備に投じる、としていた。 ABCIの理論上の演算性能である37ペタFLOPSは、東京大学と筑波大学が共同運営する国内最速スパコン「Oakforest-PACS」の25ペ
「買える値段」の8コアCPUはゲーマーに何をもたらすのか? Ryzen 7 1800X Text by 宮崎真一 Ryzen 7 1800X。いわゆるOPN(Ordering Part Number)は「YD180XBCM88AE」だった 2017年3月2日23:00,AMDは開発コードネーム「Summit Ridge」(サミットリッジ)と呼ばれていた新世代CPU「Ryzen」(ライゼン)を正式に発表した。ほどなく国内でも販売が始まるはずだ。 今回4Gamerでは,発表時点における最上位モデルとなる8コア16スレッド対応CPU「Ryzen 7 1800X」の評価キットを入手し,短い時間ながらテストすることができたので,入手した限りのベンチマークスコアをもって,その実力を確認してみたいと思う。 Ryzen 7 1800Xの製品ボックス。灰と橙,白が基調色だ。CPUクーラーは同梱していないので
Intelが次期ハイエンドCPU「Skylake-X」を急遽、10コア/20スレッドから12コア/24スレッドに変更する可能性が報じられました。この動きは2017年3月3日に発売されるAMDの新CPU「Ryzen」を迎え撃つためであることは明らかで、ついにCPU市場の覇権を賭けたIntel対AMDの本格バトルが始まる模様です。 [RUMOR] Intel could commercialize a 12C/24T Skylake-X - Bits and Chips http://www.bitsandchips.it/52-english-news/8079-rumor-intel-could-commercialize-a-12c-24t-skylake-x Intel Begins Price War With AMD Ryzen - Massive Price Cuts on In
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AMDが次世代CPU「Ryzen 7」シリーズの発表会をサンフランシスコで行い、スペックや価格、発売日を発表しました。 AMD Ryzen 7 Release - YouTube 発表会でプレゼンテーションを行ったのはAMDの社長兼CEOのリサ・スー氏。 Ryzenはコアを拡張するのではなくゼロから設計され、開発に4年という年月がかけられた次世代CPUシリーズ。 次世代マイクロアーキテクチャ「Zen」の開発時に「Instruction-per-Clock(IPC:1クロックあたりに実行可能な命令数)」を従来のAMDのCPUから「40%」も上げる目標を設定したとのこと。スー氏によれば、この目標に対して懐疑的な意見があったそうです。しかし、Ryzenでは何と目標よりも高い「52%」を実現しました。 発表会では8コア16スレッドのRyzen 7の3モデルが発表されました。最初に披露されたのは、メ
米Microsoftが2016年1月15日に出したブログ記事。Windows 7/8.1のサポート期間を巡る重大な変更が表明されているとは、タイトルからは想像もつかない 「2020年1月まで安心して使えるようサポートしますよ」と言われていたのに、ある日を境に「やっぱり2017年7月でサポートを打ち切ります」と一変したら――。にわかに信じがたい話が現実になっている。米Microsoftが突如打ち出したサポート期間の変更を巡り、国内の法人ユーザーやパソコンメーカーの間で波紋が広がっている。 きっかけは2016年1月15日、Microsoftが運営するブログの1つ「Windows Experience Blog」に掲載された1本の記事だ。同社はこのなかで、米Intelの最新CPUである第6世代Core(開発コード名Skylake)を搭載したパソコン、タブレットでのWindows 7/8.1のサポ
米MicrosoftはWindows Server 2008 R2を最後に、IntelのItaniumプロセッサのサポートを終了する計画だ。 同社のサーバ部門公式ブログによると、ItaniumプロセッサのサポートはWindows Server 2008 R2、SQL Server 2008 R2、Visual Studio 2010が最後となる。これ以降のバージョンでは同プロセッサをサポートしない。 Microsoftはこの決定について、x86-64ビット(x64)プロセッサが進化し、「ミッションクリティカル」な環境に必要な拡張性と信頼性を持つようになったためと説明している。 現行のItaniumサポートは、Microsoftのサポートライフサイクルポリシーに従って続けるという。
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