竹島問題を巡る日本と韓国の対立はテレビ界でも大きな影響が出始めている。韓流ドラマとK―POPが近いうちに消滅するのではと囁かれているのだ。 この3年でテレビで放送された韓流ドラマは約500番組、日本でデビューしたK―POPのグループは30組以上にも上る。テレビ局にとってはドル箱といっていいコンテンツだった。 「例えば、韓ドラはテレビ局には安く、そこそこ視聴率が稼げる番組として重宝がられました。買い付け価格は一時上がりましたが、最近はダウンし、初回購入の一番組の単価が500万円程度というものもあった。しかも、3回まで再放送が認められるのでBSやCSが飛びついていた。一方、K―POPは音楽番組に出るのはプロモーションの一環で出演料がかからなかったり、レコード会社が立て替えて支払ってくれるケースも多かったのでメリットが大きかった」(事情通) だが、例の問題で状況が一変した。すでに日本テレビ